
それでは周辺散策。下麻生駅前は、一昔前にタイムスリップしたような雰囲気ですが、近くには大豊製紙の工場があり、奥には㈱川辺バイオマス発電があります。

踏切を渡って更にR41を横断し、飛騨川に架かる橋を目指します。駅から10分ほど歩くと、川が眺められる東屋に到着。光の加減によって、キラキラとした水景となりました。思わず見入ってしまいます。

もう少し東へ歩き、麻生大橋を渡ります。エメラルドグリーンで豊かな水量のダム湖です。歩道が無いので長居は危険です。

酒屋で金泉カップを購入しサークルKに移動する途中、「ひだ5号」が通過していきました。
サークルKで花美蔵カップなどを購入し、待合室に戻ります。玄米ブランなどで少し早い昼食タイム。食べ終わると、「ひだ6号」が遅れて通過していきました。

11時18分発の4712Cは、6分遅れで下麻生駅を発車。「キハ48 5803+キハ48 6806」の2連ですが、「キハ48 5803」は「高山本線復帰車両」です。平成16年10月20日の台風23号により、「キハ48 6810」とともに2年3ヶ月強にわたり打保駅に留置され、平成19年の秋に運用に復帰しました。

中川辺で「ひだ7号」と交換し、10分遅れの11時41分に古井駅に到着。交換可能駅で、2面2線の構内です。

駅舎に出る前に窓口の様子を。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:35~17:10(休み4回)です。

駅舎に出ました。大正11年11月築の木造駅舎が健在で、尚且つ雰囲気も出ています

この木造駅舎をもっと観賞したいところですが、ブロックタイムが10分ほど縮められているので、調査を終えると美濃太田駅に向けて出発。次の4714Cに乗って移動すると、長森まで出来なくなるし。

昔ながらの街並みを10分ほど歩いた後、禅隆寺に出ます。名称からして禅宗の寺院です。ここを過ぎると美濃加茂市東図書館に出て、一気に賑やかになります。

サークルKでゴミを捨て暫く西進すると、古井神社には行かずに太多線の踏切を渡ります。ここまで来れば、行程の半分は過ぎたでしょう。
再び集落道に入り国道の手前の交差点を右に曲がれば、小さな医院などが続きます。ビジネスホテルが何軒か現れて、突如としてロータリーに出れば、もう美濃太田駅に到着です。古井駅を発って44分後、時刻は12時31分でした。思ったほど掛からなかったね。
つづく