12時53分に下小川駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線の構内ですが、跨線橋はありません。以前は2面3線で、上りホームにある側線がその名残です。
それでは駅舎撮影。平成16年3月頃改築の簡易駅舎で、無人駅です。入口側の駅名板の字体が面白いです。明かりは無いですが、待合室は結構広く木の香りがします。別棟には水洗トイレがあります。
待合室が面白いですが、西金駅まで駅間徒歩を敢行します。盛金山ハイキングコースの入口で、付近は如何にも山間の集落という感じです。
南郷街道を北上すること数分、満開のサルスベリに出会いました。背景の山々や墓地とマッチしており、思わず見とれてしまう絶景です。
下小川駅を出て20分、久慈川を渡ります。独特の山容の山々がバックとなり、また釣り人がいて、最高の鉄道写真になりそうです。しかし、列車を待っていたら、今日中に帰れなくなります。
携帯のナビサイトに従って旧道を辿ります。すると、DE10の単機が通過したのですぐにロケハン。改めて見直してみると、水郡線の旅の中で最も気に入った写真となりました。
旧道を更にあがると、「落石のため全面通行止」。もう後がないので、いち早くR118に出て活路を見出します。
R118に出ると、再び久慈川を渡ります。ボートで川遊びしている家族連れがいました。何だか楽しそう。
気力で何も無い所を15分ほど歩き続け、3度目の久慈川を渡ります。
男体山ハイキングコースの入口の交差点を左折すると、目的地はもうすぐ。
鍛冶屋の馬鹿力(?)が通じたのか、14時1分に西金駅に到着。
それでは駅舎撮影。「下小川集会所」との合築駅舎で、横長な木造の建築です。契約が「平成7年4月1日~」なので、その頃の築だと思われます。
それでは駅舎に入ります。乗車駅証明書発行機があるだけで待合スペースは狭いです。一見して無人駅に見えますが、隣には貨物関係者の事務室があります。また、ハイキングコースの地図が掲載されており、湯沢温泉が徒歩20分、湯沢峡は徒歩80分だそうです。
駅前にある頌徳碑も忘れずに。長い年月を経て、読みづらくなっています。
そろそろ出発の時間となりました。階段を下って待合所へ。すると、開業当時からと思われる古い駅名標と出会いました。
申し遅れましたが、西金駅はホームが1本だけですが、久慈川の砂利輸送の基地となっており、積出線が2本あります。14時16分発の333D(キハE130-7+キハE130-12+キハE130-11)に乗車して帰路に就きます。尚、この333Dは常陸大子にて後ろの2両を切り離し、「キハE130-7」のみで郡山に向かいます。
16時28分に郡山駅3番線に到着。1番線に停車中の、磐越西線1231M(719系H13編成)に乗り継いで会津若松へ。この列車は相変わらず混んでおり、4人全員が終点まで乗り合わせました。隣席のおじさんは、明日只見線の始発に乗るそうです。羨ましいです。
栄川カップを購入し、18時34分発の235D(キハ110-203+キハ110-214+キハE120-6)で新津に帰りました。明日からは仕事だ~。
これにて水郡線駅巡りの第4弾が終了しました。今回は7駅巡れたということで、完遂への道筋が見えてきました。
最後に、諸事情により更新が遅れてすみませんでした。これも東横のPCからの緊急更新なので、次回の更新は11月7日以降になる見込みです。
水郡線全駅下車への道・第4回 おわり