双葉駅の駅舎はH10改築で、ステーションプラザを経て体育館と繋がっている。また、この駅の発メロにはGKのレアものが使用されている。
双葉駅到着後、公民館のところまで歩いていくと、ちょうど双葉高校吹奏楽部の定期演奏会の開演直前のようで、管楽器の音色がよく聞こえてきた。
しかし、常磐線全駅下車達成の余韻に浸りきらないうちに、251Mは定刻の13時16分にやってきて、双葉を後にしてしまう。701系F2-501編成で、2時間近くもロングシートの電車で過ごす事になった。
251Mは原ノ町到着後、前にF2-106編成を付ける。その後、遅れていたスーパーひたち15号の接続をとったため、原ノ町を10分遅れて発車した。
遅れはいくぶん回復し、15時10分に太子堂駅に途中下車する。今年の3月18日に開業した新駅で、長町駅とは目と鼻の先にある。出口はあすと長町側(東側)にしかない。駅前は現在のところ空き地だが、数年後にはどう変貌していくのだろうか。
19分後の579M(701系F2-503+F2-502)で長町へ。2001年3月末に一度訪問しているが、高架になって改築されたので再訪に踏み切った。長町駅は西側にしか出口はなく、駅前は賑やかだ。
気になる駅があったので、449M(701系F2-19+F2-504+F2-512)で東仙台へ。東仙台の駅舎は開業時(S7)からと思われる木造駅舎である。
東仙台で21分滞在後、538M(701系F2-515+F2-507)で仙台に戻る。ずんだ餅と牛タン弁当を買い、新幹線ホームへ。ちょうど楽天VS広島戦が終わったところで、コンコースは混雑していた。
「はやて22号」(J6編成)は「こまち22号」(R14編成)を従え、定刻の16時54分に仙台駅を発車した。6号車しか見なかったが、座席はほとんど埋まっていた。福島県に入ってから、牛タン弁当でささやかな打ち上げ。
18時10分に大宮に到着。上越・長野新幹線のホームに上がると、すぐにMaxたにがわ421号がやってきた。E4系P12編成+P19編成で、自由・指定ともがらがらの極み。越後湯沢到着後、すぐにMaxとき341号(E1系M2編成)に乗り換え。6号車の自由席に何とか座れたので、浪江駅で大宮からの指定が取れなかったのもわかるような気がする。ところで、E1系は故障が多発する編成で、越後湯沢発車時に側戸がなかなか閉まらず、3分遅れて発車した。どこで降りようか迷ったが、折角なので終点・新潟まで乗ることにした。新潟到着後、20時42分発の2244Dで新津に帰還した。
これで常磐線全駅下車プロジェクトが終了したわけなんだけど、道のりが険しければ険しいほどその喜びは大きいものだ。これで一つ肩の荷が下りたような気がする。次はどこの路線にしようかな。
完