前回の記事で反映出来なかったですが、肥薩おれんじ鉄道は一昨日、来年3月13日のダイヤ改正の概要を発表しました。最大の目玉は、現在土休日に運転している快速列車「スーパーおれんじ」及び「オーシャンライナーさつま」の廃止です。そして、「おれんじ食堂」は、通常運行を金土日祝日から土日のみに変更し、貸切運行も金曜だけにします。これは、このコロナ禍で利用者が急減したことに伴うものです。尚、八代口と川内口の列車の出水駅での平均接続時間を20分から5分に短縮し、所要時間の短縮が図られます。
さて、本題に。ゆかいな図書館で見取り図を描いて改札をくぐります。南海高野線の2302編成を見て、16時59分発の1464M(227系SR10編成)で橋本駅を出発。
17時12分に五条駅に到着。速攻で14分発の464T(227系SD01編成+SS02編成)に乗り継ぎます。
17時46分に大和新庄駅に到着。国道24号沿いのなか卯に行き、牛カルビ重セットで夕食。
このままの流れで近鉄新庄駅に行き、近鉄御所線に乗ることに。2台の自動改札の左手には自動券売機が。駅員は配置されてないようです。
トイレで3度目の歯磨きし、構内踏切を渡って上りホームへ。近鉄新庄駅は「P24」です。
申し遅れましたが、近鉄新庄駅は対面式ホーム2面2線の構内です。18時31分発の6520系6528編成で近鉄南大阪線との接続駅へ。
18時34分に尺土駅に到着。尺土駅は「F23」「P23」です。
下りホームにやってきた、吉野ゆき1809レ。この「さくらライナー」を記録し、18時42分発の急行(6720系6723編成)で大阪阿部野橋へ。
19時14分に大阪阿部野橋駅に到着。速攻で天王寺駅に行き、19時24分発の大阪環状線1529(323系LS22編成)で大阪駅へ。
19時45分に大阪駅に到着。折角なので5階に行き、「時空の広場」のTwilight Fantasyを鑑賞します。
何だか雪だるまが前年よりパワーアップしているように感じました。
よく見ると、天井の電飾のプレゼントが無くなってないような気がこれを楽しんだ後、北口に向かいます。
これは、年内最後の記事になります。今年は東京五輪どころか、武漢でのコロナ発生に始まり、とにかくコロナ、コロナに翻弄され、変異種ウィルスに終わった不幸な一年でした。来年こそはワクチン接種でもして、高輪ゲートウェイ駅や御厨駅の訪問を果たしたいものです。来年も、「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。
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「Go To」停止により、大井川鐵道の「SLかわね路号」は今日から1月11日まで運休となっています。これに伴い、千頭駅の売店及び駅そば屋も、1月11日まで休業となっています。尚、「きかんしゃトーマス号」については、感染症対策を徹底した上で12月31日まで運転するとしています。
さて、本題に。15時54分に紀伊山田駅に到着。37分の滞在時間を利用して、紀北工業高校に向けて周辺散策。左手にはチャンピオンが。
住宅街の中を進んでいくも、校舎のようなものが見えるだけで、国道24号に舞い戻ってきました。
では、岸上バス停の時刻表を。橋本市コミュニティーバスが3往復で、日曜運休です。
そのバス停の交差点からは県道118号が延びています。紀北工業高校へはこの奥を200mかな。
16時31分発の1462M(227系SR01編成)で王寺方面へ。
16時35分に橋本駅に到着。JRは2面3線の構内です。
階段を上がると、右手に南海高野線への乗り換え口が。
跨線橋には筒香選手のポスターが筒香選手は橋本市出身で、横浜高校で活躍した後に横浜(現DeNA)ベイスターズでプロのキャリアをスタートしました。昨年にレイズに移籍したのはご存知の通りです。
階段を下りて改札を抜けました。改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:20~22:00です。
その向かいには「柿の葉寿司本舗 たなか」が。奥にはトイレ。
それでは駅舎撮影。平成23年3月築の、駅舎と跨線橋が合体した駅舎です。
トイレの真下には万葉歌碑が。
その万葉歌碑の真横には、椹図かずおの「まことちゃん」が。
で、右手には昭和33年8月築の旧駅舎が。今は旅客は入れません。駅事務室??
駅前広場は何と、Wi-Fiが使えます道路の向かいには柿の葉寿司本舗直営の三角亭が。
駅舎に戻り、「ゆかいな図書館」へ。既に眼鏡女子とおっさんが居ましたが、ここで見取り図を描きます。橋本駅にはこんなにも素晴らしい待合室があったのです
話が変わりますが、都営地下鉄大江戸線は、清澄乗務区に所属する運転士が15人も新型コロナに感染して21人が勤務不可能な状態になっているので、明日から運転本数が通常の土休日の7割くらいに減少します。一応、来年1月11日くらいまでとなっています。ご利用のお客様はご留意あれ。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
4分遅れでやってきた、14時43分発の456M(227系SD07編成)で妙寺駅を出発。
橋本駅で停車時間があったので、定刻15時11分に下兵庫駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
では駅舎の中へ。ベンチがカラフルで、2つあるベンチの間には自動券売機が。何でもこれ、隅田中美術部によるペイントだとか。
それでは駅舎撮影。昭和43年10月の開業時からの待合所ですが、でした。今年の8月に新しい待合室が設置されたのです。
36分の滞在時間で周辺散策。駅前は住宅街です。
国道24号を渡ると、すぐに利生護国寺に到着。折角なので、山門をくぐります。
本殿に行き、旅の安全を祈願してきました。で、本殿の向かいには駒繫ぎの松が。
山門に戻ると、向かいにはプロマート・ワールドが。キャン★ドゥが入っています。
利生護国寺から2分ほど東に進むとローソンが。下兵庫駅にはトイレがないので、ここで何かを買って用を足すのも手です。
15時47分発の1467M(227系SR07編成)で和歌山方面へ。
15時54分に紀伊山田駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
では、駅名標を。「液晶」のイメージではないですか
ベンチもご覧ください。中々カラフルではないですか何でもこの駅、紀北工業高校有志によりアート化されたとか。尚、ベンチの脇には自動券売機が。
それでは駅舎撮影。開業時からと思われる待合所です。手前に詰所のようなものがありますが、嘗ては駅員が配置されたのでしょうか。
話が変わりますが、阿佐海岸鉄道は昨日、DMVの開業時期が2020年度から2021年度にずれ込むことを明らかにしました。これは、新型コロナの感染拡大の影響でなかなか関係機関と協議出来ない期間があった他、安全対策を充実させたためなのです。同社は東京五輪の時期までには何とか営業運転を開始としたいと考えています。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
小池都知事が年末年始のステイホームを呼び掛けるほど新型コロナの感染爆発がとどまることを知らず、西日本鉄道は昨日、終夜運転の中止を発表しました。大山観光電鉄や伊豆箱根鉄道も終夜運転の中止を決めるなど、ほとんどの鉄道会社がこれに倣っています。「行く年令和二年号」「来る年令和三年号」及び「弥彦二年参り号」なども運休です。今年は、公共交通機関での二年参りが出来ないものだと思って下さい。終夜参拝を取りやめている寺社もあることだし。
さて、本題に。13時46分に中飯降駅に到着。東光寺にお参りした後、和歌山線を跨ぎます。国道24号に出ると、後は愚直に西に進むのみ。歩道がないですね…。
駅を出て8分あまり、左手に和歌山大医学部付属病院紀北分棟が見えてきました。
デイリーヤマザキを通過して間もなく、ツルハドラッグを通過。
ほぼ中間地点に差し掛かった頃、妙寺簡易裁判所を通過。
しばらくすると、「貸物件」の建物を通過。旧JAきほくかわかみの建物か。
妙寺交差点に近づくと、紀陽銀行を通過。
かつらぎ町コミュニティーバスと一瞬の邂逅。パッと見た感じ、普通のワンボックスカーです。私の家の近所を走るバスもワンボックスカーだし。
中飯降駅を出て23分で妙寺駅に到着。大正10年11月築の木造駅舎が健在です。ファサードや駅舎の屋根の朱色は、8.5kmほど南の山の中腹にある丹生都比売神社を模しているのです。
右手には「妙寺駅マルシェ」が。テーブル付きの待合室のようですが、喫茶店のような雰囲気ですね…。
で、王寺方にはトイレが。近年の築と思われます。下りホーム上にもトイレがありますが、汲み取り式です。
では駅舎の中へ。窓口などが神社風のカラーリングになってますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。456Mがお客様対応のため6分ほど遅れているとのアナウンスがあったので、月桂冠エコカップで一杯やりながら見取り図を描きました。尚、ベンチは9人分。
少し早めに跨線橋を渡って上りホームへ。程なくして、461Tがやってきました。一見する限り2面3線のようですが、副本線が撤去されて2面2線となっているのです。
話が変わりますが、香椎線では今日、乗客を乗せた状態での自動運転の実証実験を開始しました。踏切のある路線で自動運転車の有償運行は本邦初となります。これが将来の鉄道の姿だと思うと、これまでの常識が180度ひっくり返ったなと感じます。
つづく
昨日、横須賀線などでE235系1000番代がデビューしましたが、北陸鉄道浅野川線では03系がデビューしました。これに伴い引退したのが「8903+8913」編成であり、19日に撮影会が実施されました。長野電鉄といい、熊本電鉄といい、これからの中小私鉄は元日比谷線の03系の時代なのです。
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さて、本題に。大谷駅を出て27分で笠田駅に到着。大正14年3月築の木造駅舎が健在です。
トイレは和歌山方に。近年の築と思われます。
で、右手には観光案内所が。様々な写真が飾られてました。
では駅舎の中へ。委託駅ながら窓口がありますが、営業時間は6:20~10:10なのです。他の時間帯は自動券売機での対応です。尚、ベンチは6人分。
笠田駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。跨線橋を渡って上りホームに行くと、ハイキング風の女性に出会いました。九度山から丹生都比売神社まで行き、バスでこの駅に戻り、なんばに戻る所だとか。彼女と共に、13時37分発の452T(227系SD03編成)に乗車して高田方面へ。
彼女と別れ、13時46分に中飯降駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。昭和29年の開業時からの待合ブースです。手前には自動券売機が。
一旦駅舎の中へ。木製のベンチが1列に設えられています。上部にはイラストが。
階段を上がるとロータリーがあり、近年の築と思われるトイレもあり、2度目の歯磨きが出来たではないですか!犬をあしらったベンチで見取り図を描きます。
駅前の様子。右手に進むと、和歌山県農林大学校や紀北農芸高校が。
その自販機の右手には有孔山 東光寺が。旅の安全を祈願してきました。尚、ご本尊は阿弥陀如来。
左手に進んで、妙寺駅まで駅間徒歩することに。
話が変わりますが、東急電鉄は昨日、2022年に日吉〜新横浜間に開業する東急新横浜線の新駅の駅名を「新綱島」にすると発表しました。綱島温泉が近いこともあり、今回の次点候補にもなりましたが、とりあえず無難な駅名に落ち着いたといえよう。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
前回の記事で反映出来なかったですが、JR東日本水戸支社は一昨日、水郡線の袋田〜常陸大子間を2021年3月27日に運転再開し、水郡線が元に戻ると発表しました。関係企業が新学期に間に合わせるよう一生懸命邁進された結果だと思っています。橋脚の数を1本にしたのもあるし。
それはさておき。2016年4月29日にデビューした現美新幹線。昨日で自由席+指定席扱いの運行を終え、今日の団体専用列車で全ての営業運転を終了しました。デビュー日に食器をもらってきたと思ったらもうあっという間でした。
折角なので、新潟から越後湯沢まで乗車してきました。取材日は、2020年9月22日(火)でした。
まずは、16号車からご覧ください。ブライアン・アルフレッドによるグラフィックアートですが、デビュー当時とは感じが変わって里山の風景になってました。
本棚は、新型コロナウイルス感染症対策のため空になってました。
15号車の荒神明香のアートは、デビュー以来変わっていません。
14号車の石川直樹の写真集。「潟」の風景から異国情緒溢れる題材に変わってました。
ソファーとソファーの間に本棚がありましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため全て撤去され塞がれてました。
13号車のカフェをご覧ください。古武家賢太郎のアートの横のカウンターは連日大盛況でした。その脇には椅子とテーブルがありましたが、11月14日の運行から一切なくなりました。
paramodelのアートの横のプラレールも連日親子連れで賑わうように。晩年は、整理券配布による入れ替え制となってました。
12号車の小牟田悠介による鏡アートは、デビュー以来何ら変わってませんでした。この車両は最も人が多かったかな。
折角なので、指定を取って11号車に乗車してきました。
座席自体が松本尚によるアートでした。
ブラインドも松本尚によるアートでした。
戦利品の数々。浦佐駅を出ると、月替わりのポストカードをもらいました。ツバメコーヒーは今後、新幹線では味わえません。
楽しい時間はあっという間で、12時20分に越後湯沢駅に到着しました。
現美新幹線のロゴ。インパクト大でした。側面の蜷川実花の花火も。
現美新幹線惜別記事は以上です。採算度外視の運行ながら、上越新幹線の広告塔の役割を一定程度果たしたといえよう。
当該編成であるE3系R19編成ですが、1997年の新製と思われるので、これから廃車解体と相成るでしょう。搭載されていた美術品は、これからどうなるのだろう。そのまま廃棄ならもったいないですね。
さて、現在残っているE3系は、山形新幹線用及びR18編成とれいゆ、そして10月まで「やまびこ」などで運用されていたR21、R22編成です。原色のE3系は、来春のダイヤ改正で運用に入らない公算が大きいので、このままひっそりと廃車になるでしょう。「とれいゆつばさ」の命もそう長くないでしょう。2023年頃には山形新幹線でE8系が入ることだし。
前回の記事で反映出来なかったですが、首都圏新都市鉄道は一昨日、つくばエクスプレスの来春のダイヤ改正で終電を10分程度繰り上げると発表しました。これは、他の鉄道会社と同様、深夜帯利用者の激減及び保守作業時間の確保のためです。
それはさておき。本日、JRグループは来春のダイヤ改正について発表しました。改正日は、2021年3月13日です。
まずは、JR北海道から。一挙に18もの駅が廃止となります。宗谷本線では南比布、北比布、東六線、北剣淵、下士別、北星、南美深、紋穂内、豊清水、安牛、上幌延、徳満が、函館本線では伊納が、石北本線では北日ノ出、将軍山、東雲、生野が、釧網本線では南斜里がそれぞれ廃止となります。H100形の増投入及び特急列車や普通・快速列車のリストラについては自明の通りです。
次に、JR東海。定期「のぞみ」のうち上下4本の所要時間(東京〜新大阪間)を150分から147分に短縮します。
3番目に、JR西日本。七尾線の普通列車は521系100番代に、紀勢本線の御坊以南の普通列車は227系1000番代にそれぞれ染め上がります。「らくラクはりま」が新大阪まで延伸されます。「白浜くろしお」の全てが箕島、藤並、湯浅、南部に停車するようになります。それに引き換え、「サンダーバード」の4往復、「くろしお」の3往復、「こうのとり」の2往復、「きのさき」の1往復がそれぞれ臨時列車化されます。京阪神地区の終電の繰り上げについては自明の通りです。尚、「はるか」の日中帯の間引きは継続ということで。
4番目に、JR四国。「南風」「しまんと」を2700系気動車に統一され、2700系「あしずり」が増加します。春のコロナ禍で運休した普通列車が正式に廃止となります。
5番目に、JR九州。「きりしま」「ひゅうが」「にちりん」「かいおう」「きらめき」「かもめ」と、特急列車の大リストラが進められ、「指宿のたまて箱」は臨時列車に格下げされ、「有明」は完全廃止となります。「海幸山幸」は多客日に2往復の体制となります。九州島内の「さくら」2本、「つばめ」13本がそれぞれ削減されます。県庁所在地付近の終電が10〜25分繰り上がります。
最後に、JR東日本。上野〜大宮間で最高速度が110km/hから130km/hに引き上げられ、東北・上越・北陸・北海道・山形・秋田新幹線の所要時間がそれぞれ1分短縮します。上越新幹線では、「とき」4往復、「たにがわ」2往復が新たにE7系になります。秋田〜土崎間に泉外旭川駅が開業します。秋田地区から国鉄形気動車が淘汰され(「くまげら編成」を除く)、五能線などはGVに、男鹿線はACCUMにそれぞれ染め上がります。内房線の君津以南、外房線の上総一ノ宮以南、鹿島線には、それぞれE131系が投入されます。東海道線では、特急「湘南」が「湘南ライナー」にとって変わり、「踊り子」を含めて全車指定席となります。「らくらくトレイン村上」及びその折り返しの快速列車は廃止となります。「らくらくトレイン信越」及び「おはよう信越」は、全車指定席の「信越」に衣替えします。「いなほ」「かいじ」での車内販売は廃止となります。終電の繰り上げ及び始発の繰り下げについては自明の通りです。
タイアップということで、来年秋に全車撤退するとされるE4系についてみてみましょう。取材列車は、2020年11月21日(土)の「Maxとき321号」です。
長岡から新潟まで乗車してきました。P19編成でした。
1、8号車の側面にはそれそれ朱鷺が舞っています。
3号車に乗車しました。簡易テーブルの下には灰皿の跡が。これを見れるのもあとわずかです。
2階席からは、壁の無いパノラマが楽しめます。これを新幹線から味わえるのもあとわずかです。
一方、5号車には「日本海美食旅」と装飾された売店が。ガチャとオリジナルスムージーが販売されていましたが、あいにくスムージーは売り切れでした。
E4系亡き後の上越新幹線は、E2系1000番代とE7系だけの世界となります。果たして、そのE2系もいつまで走ることやら。
来春のダイヤ改正は以上です。最大の目玉は、終電の繰り上げ、九州内の特急列車のリストラ及び国鉄形車両の撤退でしょう。JR西日本から415系が撤退するのも目玉です。
今回、最も目立ったのは、JR北海道の廃駅の多さです。あれだけ廃止されると言われていた抜海駅は、自治体管理に移行されながらも存続が決まりました。利尻山に最も近い駅といわれて眺望のよく人気があることが存続の最大の理由でしょう。一方、伊納駅の廃止については、徒歩圏内にある高校が閉校して久しく、2つある待合用の貨車がいずれも老朽化してきたことが決定打となったでしょう。
最後にもう1つ。JR東日本は今日、小池都知事の要請を受けて、首都圏の大晦日の終夜運転を全て取りやめると発表しました。初日の出号の類も運転されません。だいいち、明治神宮の大晦日の終夜参拝も中止ですし。
次は、現美新幹線についてお伝えします。
定刻にやってきた、12時37分発の453T(227系SD07編成)で高野口駅を出発。
12時47分に大谷駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。開業時以来の吹きさらしの待合所のみの駅です。
とはいえ、入口に自動券売機と公衆電話があったりします。
待合スペースで見取り図を描きます。木製のベンチが1列になっています。尚、大谷駅にはトイレはありません。
時刻表を。概ね1時間に1~2本ずつです。和歌山への通学需要を支えるため、下りの6時台、上りの19時台がそれぞれが3本になっています。
駅間が短そうなので、笠田駅まで駅間徒歩することに。出発して2分ほどで「JAきほくかわかみ」と大谷公民館を通過。
グーグルマップを頼りに進みます。道中の前半は柿畑の中。
再び踏切を渡って。背景にある高規格道路は京奈和自動車道。民主党政権でつくられた、いわば無料の高速道路です。
紀ノ川の向こうには天狗岳が。中央構造線を実感します。国道24号沿いに住宅などが張り付いています。
三たび踏切を渡って。佐野寺跡へは700mくらい。
左手に「JAきほくかつらぎ えびすかつらぎ」を見れば、そろそろ笠田駅に到着です。
話が変わりますが、JR西日本は昨日、「Go To」一時停止の決定を受けて、大晦日の臨時列車の運転を取り止めると発表しました。江ノ島電鉄も大晦日の終夜運転を取りやめます。その一方で京王電鉄は、高尾山につながる京王線及び高尾線でのみ終夜運転を実施しますが、井の頭線など他線区では通常の休日ダイヤにします。だいいち、初詣も「3密」の防止が叫ばれていることだし。
そして、もう1つ。東急電鉄は今日、来春のダイヤ改正での終電の繰り上げについて発表しました。渋谷発では、東横線が0時47分発から0時21分発に(元住吉ゆき)、田園都市線が0時42分発から0時25分発(鷺沼ゆき)にそれぞれ繰り上がります。
次は、JRグループの来春のダイヤ改正についてお伝えします。
続きはこちら
11時13分発の449T(227系SD03編成)で隅田駅を出発。橋本駅にて遅れ南海高野線の接続をとったため同駅を2分延発。
2分遅れの11時38分に高野口駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
では駅舎の中へ。窓口がありますが、営業時間が6:30~9:00(土休日は9:30)に過ぎず、あとの時間帯は自動券売機での対応です。
待合スペースの一角には駅内文庫が。リサイクル展です。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。妻面が出入口になっています。
トイレは和歌山方に。20~30年前に建て替えられたものと思われます。
59分の滞在時間で周辺散策。駅前から国道24号に向かって県道113号が伸びています。
高野口駅前交差点を越えて高野口郵便局に出ました。その向かいには旧前田邸がありますが、非公開です。
ここで昼食を取る予定なので、一旦高野口駅前交差点に戻り、古民家を利用したそば屋・天宏へ。日本酒の瓶や陶器などが置かれ、アンティークな雰囲気です。
天ぷらせいろでお昼に。十割そばと天ぷらで1750円の散財となってしまいました。尚、天ぷらは塩を付けて。尚、この店は現在、店名が変わっています。オーナーも変わったかな。
駅に戻る途中、宝珠山 地蔵寺に立ち寄ります。
その地蔵寺には五輪塔がありました。看板の右手には安楽地蔵尊があり、左手には6体の地蔵が。仏教における六道を意味するものと思われます。
話が変わりますが、日本政府は今日、「Go Toトラベルキャンペーン」に関して重大発表を行っています。12月28日から1月11日まで日本全国で停止するのです。新型コロナウイルス感染症の拡大に歯止めがかからず、旭川市や大阪市などで医療崩壊の足音が聞こえており、日本医師会などからやんややんやと言われ、さすがの菅総理も重い腰を上げざるを得なくなったのでしょう。
つづく
10時2分発の445M(227系SD02編成)で掖上駅を出発。大和二見の親戚の所に行くという女性と相席に。
10時31分に隅田駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎ですが、コミカルにペインティングされてました。トイレは和歌山方にありますが、汲み取り式です。
壁には地元中学生によるペインティングの様子が紹介されてました。隅田駅は、落書き防止のため2011年12月にペインティングされてました。
42分の滞在時間で周辺散策。駅前には万葉歌碑が。
県道108号から国道24号に出て、真土西交差点に出ると、ニトリがありました。
少し西に進んで垂井東交差点へ。ジップドラッグストア東洋がありました。
で、垂井交差点の所にはセブンイレブンがありましたが、ここはスルー。
隅田八幡神社の方に進みます。業務スーパー&産直市場よってってを通過。
隅田八幡神社の入口にきました。ここから徒歩で30分くらいなので、駅の方へと引き返します。
駅に戻る途中、彼岸花が咲いてました。㈱ジオスターの付近だったりします。
話が変わりますが、とさでん交通は一昨日、2021年1月9日にダイヤ改正すると発表しました。伊野線を中心とした全区間の減便及び終電の繰り上げが柱です。伊野線は、日中の領石通発着が廃止になったり運転間隔が広がったりします。また、終電については、平日では最大20分程度、土休日では最大40分程度繰り上がります。これは、このコロナ禍の影響で利用客すうが前年同期比35%程度減少したこと等によるものです。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問