クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

常磐線(その2-2)~東海駅、高萩駅、十王駅、常陸多賀駅~

2007-06-29 22:33:44 | 常磐線

佐和の次は東海に足を記します。

 
原子力の村の玄関口で、どっしりとした駅舎です。ギャラリーが併設されています。待避線あり。

後続の351M(415系K551+K851)で先に進みます。次の大甕から十王まで連続して吉田正作曲の発メロが使用されていますが、高萩の駅舎を先に見たいので、これらの駅をスルーしました。常磐線では数少ない海岸沿いを通ります。

 T15築のいい感じの木造駅舎は今なお健在です。

駅舎撮影後、高萩始発の632M(415系K529)で十王に戻り、降りたらすぐに「いつまでも夢を」(バージョン違い)を録音しました。1番線の発メロは「若い港」でフルで録音できました。


2005年に自由通路が開通しました。駅機能はすべて地下にあります。まるで帆を張らないヨットみたいです。

634M(415系K517+K561)で南下し、小木津、日立は後回しにして常陸多賀でも発メロを録音します。1番線は「公園の手品師」、2番線は「いつまでも夢を」でしたが、いずれも途中切りでした。

 上り線で退避できます。特急停車駅。

後続の638M(415系K812+K540)で水戸に戻ります。

 この写真の左側にマルイがあります。新潟駅以上に活気がありました。

水戸で1422M(E531系K406)で友部へ下ります。友部駅は改築工事がたけなわだったので、途中下車はせず758M(415系K506)で小山へ向かいます。水戸線は木造駅舎が多いので、機会があれば全駅下車したいと思いました。(2007年3月17日に実行済)


ボックスシートに身を沈めて水戸線を旅することは、この旅で最後となりました。415系鋼鉄車は、もう水戸線、常磐線には運用されていません。

小山で両毛線466M(115系T1091)に乗り継いで高崎に向かいます。時刻表をよく見ると、1本分余裕があるので、どこかで途中下車します。





 面白そうなので、国定で途中下車しました。T14築のいい感じの木造駅舎です。

 その後、468M(107系R5+R10)で高崎に出ます。このまま普通列車で乗り継いでも新津には23時55分に帰れます。しかし、翌日出勤なので深夜に帰るわけにはいきません。
ということで、5430円の追加料金を払って新幹線(341C=E1系M5編成)を利用して長岡まで急行し、長岡からは459M(115系L2+N7)で新津に帰りました。その際、北長岡~押切では偶然にも花火が見れました。

おわり



参考サイト
 「さいきの駅舎訪問」
 「発車ベル使用状況-hassya.net」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常磐線(その2-1)~羽鳥駅、岩間駅、内原駅、赤塚駅、勝田駅、佐和駅~

2007-06-27 22:59:39 | 常磐線
 2006年8月19日土曜日深夜。新津駅の改札口は異様な光景でした。歌を歌いながら輪が作られてました。歌の内容から察するに、どうやら新婚旅行のお見送りに違いありません。
 そのカップルと前後して、私は0時6分発MLえちご新宿行き(K1)に乗り込みます。検札が来て、「青春18」に日付印を入れていきます。普段の早起きのせいか、酒を飲まなくても長岡を過ぎると断続的に眠っていきます。
 池袋で山手線外回り電車(471G)に乗り換え、上野に出ます。早速、常磐線325M(415系K507+K813)のボックス席を確保。朝が早いということもあって、土浦まで断続的に寝ます。今日はくもりなので、東向きの撮影でも逆行の恐れは低いので安心します。

 最初の下車駅は羽鳥。待避線あり。


後続の327M(415系K514+K814)で岩間に進みます。この駅は発車ベルと発車メロディーが同時に鳴る駅です。上下一組ずつ録音して、2本後の331M(415系K541+K809)で内原に進みます。


内原駅も木造駅舎ではありますが、コーティングされています。近くの神社まで行ってきましたが、見事なまでに荒れ放題でした。


1333M(415系K543+K804)で赤塚へ進みます。近代的な駅舎です。近くにショッピングセンターがあります。

赤塚でも発メロを録音した後、1335M(415系K543+K804)でとりあえず先へ進みます。水戸にていわき行きの637M(415系K561+K507)に乗り換えました。

 これを見たので、思わず勝田にて途中下車しました。


車庫が近いということもあり、当駅発着の普通列車や特急列車も多数あります。茨城交通はお乗換えです。

勝田駅は、1994年8月以来の途中下車となりましたが、当時とは随分雰囲気が変わりました。2002年7月に橋上駅舎となりました。駅前のモスバーガーで早い昼食をとります。
 後続の2737M(415系K516)で佐和へ進みます。


佐和駅はM39築の古い駅舎です。ただ、駅前で工事が行われていました。

38分後の639M(415系K529)で東海へ進みます。

つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常磐線(その1-2)~荒川沖駅、土浦駅、神立駅、高浜駅~

2007-06-24 18:55:51 | 常磐線

佐貫11時22分発の2361M(E501系K751+K702)で牛久に進みます。

 これは南口。

牛久で21分滞在した後、363M(415系K543+K509+K812)でひたち野うしくに進みます。

 2面4線で退避がしばしば行われます

ひたち野うしく駅を出場しようとした際、遺憾なことに係員のいる改札口が閉まっていました。中には駅員1人と主任しかおらず、しかも窓口応対に追われ、出場するのに時間がかかりました。自動改札設置は、駅員削減という合理化でもあったことをまざまざと知らされました。


発車メロディーを収録する都合上、367M(415系K521+K808)で土浦に進みます。土浦駅にはショッピングモールがあり、活気がありました。ところで、発メロの戦果については、2番線だけフルでした。


土浦で34分滞在した後、371M(415系K536+K802)で神立へ。この駅も退避がしばしば行われます。

 下り線のみ退避可能

 神立で26分滞在した後、1375M(415系K536+K802)で高浜へ進みます。下車後、霞ヶ浦のほとりまで散歩し、MLえちごの偉大さについて感慨にふけっていました。駅に戻ってみると、水戸~勝田間で踏切事故が発生し、上り線が遅れているとの情報が…。石岡でフレッシュひたち34号を先行させた関係で、1396M(415系K810+K515)は、20分遅れの14時25分頃にやってきました。

 土浦でK542編成を従えて15両編成になりました。

 8分遅れの14時50分に荒川沖に到着しました。

13分後には特別快速3398Mに吸い込まれます。E531系K401+K456で最後尾車両でボックスを独占して日暮里へ進みます。

 常磐線0KP

山手線外回り電車(1515G)で上野に行き、早い夕食をとります。16時53分発の941M(211系C1編成)でいよいよ帰路につきます。

 そう問屋はおろしませんで、日没直後の北本で途中下車しました。

 北本で19分滞在した後、特別快速3670E(E231系K09編成)で高崎へ進み、そのまま上越線、信越線と乗り継いで新津に帰りました。この年は雪が多かったせいか、1751Mに乗りながら土浦通過を味わうことができました。新津には23時55分に帰着しました。
 余談ですが、この旅から中1日で高崎線全駅下車を果たしています。

おわり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常磐線(その1-1)~つくばEXP+α~

2007-06-24 00:19:52 | 常磐線

 羽越線全駅下車記の次に紹介するのは常磐線全駅下車記です。
 常磐線は、日暮里から水戸、いわきを経て岩沼まで結ぶ、全長343.1km、駅数77の路線です。取手までは中距離電車や千代田線から乗り入れる各駅停車が頻繁に走るが、取手から土浦までは約15分ヘッド、土浦~高萩では約30分ヘッド、高萩~いわきでは30分~1時間ヘッドとなります(いずれも普通列車)。特急は「スーパーひたち」がいわきまで1時間おき(一部は原ノ町、仙台まで直通)、その間を「フレッシュひたち」が埋めていきます。いわきから先は、単線区間が多くなり、特急も普通も本数が少なくなります。
 常磐線は1999年9月に1度完乗し、その後も私鉄の乗りつぶしのついでに何駅か下車し、2003年3月16日には偕楽園駅を訪問しています。
 本ブログ取り上げる常磐線の駅は、北千住、北松戸、馬橋、新松戸、北小金、南柏、柏、北柏、我孫子、天王台、取手、偕楽園以外の各駅です。

 大学院博士前期過程の修了を控えた2006年3月4日土曜日。新津駅0時6分発のMLえちご(T18)でとりあえず新宿に出て、速攻で中央線404T(201系T20編成)で御茶ノ水に出ます。
 その目的は、つくばエクスプレスの完乗です。始発の各駅停車(TX1000形)で流山おおたかの森に出て、発メロなどを録音した後、快速列車(TX2000形)で終点・つくばに出ました。25分の滞在後、7時38分発の快速列車(TX2000形)で南千住まで乗りました。つくばから南千住まで28分しか掛かっておらず、感想は「本当に速い!」の一言でした。



南千住駅は、つくばEXPの開業に合わせてリニューアルされた駅舎です。発メロ録音後、750H(E231系112編成+134編成)で三河島へ向かいます。

 ここでは18分滞在

その後、1345M(E531系K454+K403)で北千住に出て、千代田線ホームに行きE231系69編成に乗り換えて、綾瀬に向かいます。


綾瀬は東京メトロ直営駅で、みどりの窓口はありません。14分後、亀有へ向かいます。

 亀有では17分の滞在。

 柴又へはここで乗換え。独特の発メロが使用されています。

 松戸に着いたのは9時46分。

 
松戸駅10時14分発の355M(415系K544+K814)で藤代まで飛びます。写真はK814編成。当時、415系鋼鉄車はごく当たり前のように常磐線を駆け抜けていました。


デッド・セクションを越えて藤代に到着しました。しかし、10分しか滞在せずに、10時48分発の3357M(E531系K456+K401)で佐貫に向かいました。

 
2年9ヶ月ぶりの下車となりましたが、いつの間にかアーケードが設けられていました。

つづく



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その6-2)~遂に全駅下車達成~

2007-06-22 19:14:14 | 羽越本線

午後の始発列車である543Mで女鹿駅を発ち、次の小砂川で下車。

 2006年に改築された駅舎。委託駅。

小砂川駅の近くの海岸は崖になっていて、駅舎付近の標高は34.2mもある。しかし、降り立った20分後には、540M(N30)にて南鳥海へ向かう。

 鳥海山がよく見える。無人駅。

17分の下車で、236M(N14)で本楯へ。

 2006年8月に竣工したばかり。委託駅。

 2010M(T11)が通過していく。

本楯で38分過ごした後、237M(N14+N30)で遊佐へ。

 吹浦と同タイプの木造駅舎

遊佐に降り立って13分後にはもう、「いなほ5号」(R22)に乗車して仁賀保へと向かう。禁煙自由席(6号車)の海側に陣取り、これまでの旅に思いを馳せる。3連休パスを持っているからこそ出来る芸当である。

 この駅で羽越線全駅下車達成まであと1駅!

 仁賀保での滞在時間は55分。その間、漁港や仁賀保神社を散策する。
 あらかじめお断りしておくが、象潟のほかに金浦や羽後本荘も本ブログには登場しないが、前者は2002年9月に、後者は2000年7月にそれぞれ足を記している。これにより、549M(N30+N14)で西目に降り立った時点で、羽越線全駅下車達成となった


2006年3月改築。北口は由利本荘市西目支所に面する。尚、西目では62分滞在する。


西目駅から歩いて数分で稲穂と鳥海山の組み合わせに出会う。羽越線全駅下車達成のご褒美といえよう。西のほうには風力発電のプロペラが並ぶ。

 しばらく眺めた後、北口に回り、デイリーにて日本酒を調達。天寿と由利正宗の2種類があったが、結局後者だけにした。夜の帳が下りた頃、「野菜忠臣蔵」が鳴り、548M(N17)に吸い込まれれば、この日の宿所・酒田のホテルα-1へ直行する。
 酒田駅は土産物屋が併設している駅で、飲食店は無い。よって、駅周辺を探すが、居酒屋ばかりでこれといったレストランは見つからない。仕方なく、ホテルの1Fで夕食をとる。モータリゼーションの進行で、地方都市は郊外型の大規模店舗を中心に発展しており、駅周辺はどこも寂れているものである。
 入浴後、自分1人でささやかな打ち上げ。酒田の地酒・初孫と由利本荘市の地酒・由利正宗を連続で投入すれば、いつの間にか眠りに入った。


 これまで8回にわたって羽越線全駅下車までの旅について書いてきましたが、羽越線については列車本数が決して多いとはいえず、プランニングには困難を伴いました。それだけに、全駅下車達成したときは肩の荷が1つ下りたような気持ちになりました。
 しかし、駅巡りはこれで終わりではありません。2007年に入ってからは、新たに外房線、水戸線、中央西線、常磐線の全駅下車を達成しています。次回は、常磐線&水戸線全駅下車記について書くつもりです。


 最後までお読み頂いてありがとうございます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その6-1)~羽越線最大(?)の秘境駅へ~

2007-06-20 18:41:10 | 羽越本線

 2006年夏用「青春18」を使い切った後、羽越線内の未訪問駅は、本楯、南鳥海、遊佐、吹浦、女鹿、小砂川、上浜、仁賀保、西目の9駅となっていた。しかし、これらを含む区間は、羽越線内で最も本数が少ない区間であり、しかも女鹿駅は極めて利便性が悪い。これらの9駅を一気に訪問できるプランを作成したことあるが、実行できるのは夏季に限られ、しかも特急を利用できないと厳しいものになっていた。チャンスは2007年夏季までないと思われた。
 しかし、山田線の浅岸駅を日中に訪問しようと思い、9月16~18日用の3連休パスを買ったことで一気にチャンスは広まった。実行したのは2006年9月17日(日)であった。
 前日(2006年9月16日)は、MLえちごで新宿まで出て、中央線201系を経て、41Bで一ノ関へ。その後、東北線内8駅(山ノ目、前沢、陸中折居、水沢、金ヶ崎、六原、北上)を訪問した。そのさなか、東北新幹線が停電事故のため大きく乱れた。最後の訪問駅・北上から在来線で盛岡に出て、じゃじゃ麺を食し、夕方の列車で浅岸駅を訪問。盛岡に戻った後は、とりあえずやってきた「こまち21号」(100分遅れ)で秋田に出て、東口の東横インに1泊した。

 2日目は羽越線全駅下車達成の日となった。天候はで、台風の影が忍び寄っていた。チェックアウト後、付近のローソンで昼食などを調達。秋田駅に入り、「日本海3号」を撮影し、「いなほ8号」(R21)に乗り込む。海側の座席を確保し、象潟まで進む。
 象潟駅は、2002年9月に訪問したときとは変化無し。ダイヤの関係上、ここから上浜駅まで5km余りの駅間徒歩を敢行する。近くの郵便局で金を下ろし、ひたすらR7を南下する。奈曽川を渡ったあたりが中間地点で、上浜駅まで1時間かかった。

 

 上浜駅はS34築の木造駅舎で、まるで時間が止まったかの様な駅であった。

 時間が止まったかのような改札口

一休みした後、534M(N12)で吹浦へ南下する。

 T6築の木造駅舎

 吹浦到着後、またしても駅間徒歩が待っていた。次なる目的地は羽越線最大(?)の秘境駅である。

 十六羅漢岩を経由。歩いていて気持ちいい。

 バイパスを経由したほうが早かったかもしれないが、とにもかくにも約1時間で女鹿駅に到着。

 塗りつぶされた3文字は、おそらく「信」「号」「所」だったものと思われる。

 上りが午前2本、下りが午後4本!

 女鹿駅は京ヶ瀬以上にやばいコンクリート駅舎であり、しかも黴臭い。㈱新潟鉄道整備・酒田営業所が特別清掃をすることは、まず無いだろう。とにかく、この駅は第1級の秘境駅であり、お決まりのように駅が備え付けてあった。
 時間になったのでホームに出てみる。森に囲まれてはいるが、背後にはバイパスが通じていて、車の音が五月蝿く、秘境駅の雰囲気が台無しだ。前日に訪問した浅岸駅のほうがレベルがずっと上である。浅岸駅は無人地帯で、車もいなかった。
 午後の始発列車である543M(N12)に乗車し、小砂川駅に向かったのである。


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その5-2)~桂根訪問~

2007-06-19 19:16:50 | 羽越本線

下浜で49分滞在した後、2546Mで1駅酒田寄りの道川へ。2005M(T13)を拝んで改札口を出る。





17分だけ滞在し、2547Mで新屋に出る。新屋では付近のスーパーでボトルコーヒーを調達。


 T6築の木造駅舎。


20分の滞在後、548Mで桂根へ。私のほかにご年配の方3人が下車。



桂根駅の駅舎は無い。因みに、これは信号通信機器室。


 停まる列車は下り3本、上り4本。



R7を横断して桂根海岸に行ってみた。向こうに見える山は大森山。


その後、老人ホームの近くにあるデイリーで夕食などを調達した。日が沈みかける頃、迎えの550Mがやってきた。ここから6時間くらいかけて新潟まで乗り継いでいく。834Dを経て、952Mに乗り継ぐ頃には疲れがピークに達してきた。

新潟ではMLえちごが待機していたが、2556Mで新津に帰る。土曜の最終ということもあり、酔い客などで混雑していた。新津に帰ったのは23:59。本当に長い1日だった。


おしまい



実際の行程
新津615(823D=キハ110-312+キハ110-202)930酒田938(549M=N9)1106岩城みなと1126(2538M=N20)1132羽後亀田(徒歩)折渡1247(540M=N16)1251羽後岩谷1354(543M=N4)1437羽後牛島1451(542M=N31+N22)1502下浜1551(2546M=N21)1557道川1614(2547M=N22)1627新屋1647(548M=N20)1651桂根1750(550M=N14+N17)1925酒田1941(834D=キハ47 513+キハ47 520+キハ40 502+キハ47 1129)2200村上2214(952M=N10+N13)2325新潟2339(2556M=N7)2359新津

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その5-1)~いよいよ秋田突入~

2007-06-18 23:42:16 | 羽越本線

 2006年の梅雨は、全国的に7月下旬までずれこみ、しかも水害を多く引き起こした。そのさなか、7月13日に小岩川~あつみ温泉間で土砂崩れが発生し、新潟からの「いなほ」は村上折り返し、同区間を走る普通列車は村上~あつみ温泉でバス代行を強いられた。土砂崩れ現場を完全に復旧させ、全線開通したのは8月9日であった。 
 青春18が残り1回分となった2006年9月2日土曜日、秋田県下の羽越線駅めぐりを実行に移すことになった。天候はである。
 5時20分に起き、朝食をとり、自転車で新津駅へ。出発はもちろん823Dで。海側のボックスを確保するが、朝が早いせいか、笹川流れに差し掛かっても断続的に眠る。例によって、京ヶ瀬~村上では高校生が多く乗り込む。小岩川~あつみ温泉の土砂崩れ現場と、北余目~砂越では徐行運転。
 酒田で539Mに乗り継ぎ。701系3連だが、意外とスムーズに席を確保する。遊佐、吹浦、上浜が木造駅舎なのを見届けて一安心。女鹿では2008M(R25)と交換。羽後本荘で席が埋まってくる。私は岩城みなとで下車する。



羽越線で最も新しい駅なので、行き違い設備は無い。少し歩けば道の駅があるが、滞在時間が20分しかないため、自由通路のみの探索のみにとどめた。ちなみに、入線音は東北線標準タイプ。


 T6築の味わいのある木造駅舎


撮影もそこそこに、折渡まで駅間徒歩。駅舎が見えるところまでほぼ道なりに進んだが、最後の最後で一山回らされて、ようやくゴールイン!着いたのは12時半で、540Mの到着までの20分弱でパンを食べて過ごす。



折渡駅は調理場も整っているが、地元の方が監視(調査)しており、駅寝はできません!



次の下車駅は羽後岩谷。構内は2面2線で、中線は撤去。ぽぽロードを渡った所にある温泉施設・ぽぽろっこで入浴する。



羽後岩谷からは543Mで秋田の1つ手前・羽後牛島へ。これが現在の駅舎。



S36築の旧駅舎は、㈱ジェイアールアトリス秋田用地事務所に。尚、トイレは使用可能。



次の下車駅は下浜。ここでは49分の滞在。付近の海岸では男鹿半島がよく見える。凄く遠いところまで旅してこれたなと感じた瞬間でもあった。


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その4)~酒田まで到達~

2007-06-14 00:22:09 | 羽越本線
 2006年6月17日土曜日。天候は晴。入梅前であった。
 とりあえず、えちごワンデーを自動改札に入れ、羽越本線の1番列車である823D(キハ110-202+キハ110-203)で旅立つ。新津を定刻6時15分に発車。余裕で海側のボックスを確保したが、京ヶ瀬から高校生が乗り始め、水原から村上までは部活などの高校生でいっぱいだ。庄内平野に入ってから、村上~酒田の普通乗車券を車掌から購入する。


 最初の下車駅は西袋。H9改築。


 西袋から余目へは、この旅唯一の701系で。


 余目駅前の米蔵。庄内には三角屋根の米蔵が多い。


 
後続の225Dで北余目へ。対面式ホームのみの無人駅。


10分の滞在の後、157Dにて、2005年12月25日に「いなほ14号」が脱線した現場(第2最上川橋梁付近)を徐行で通過して砂越へ。


 
T3築の駅舎だが、跨線橋は工事中。ひょっとして改築ではないだろうか。


 
46分後の159Dで東酒田へ。S34築のコンクリートの駅舎で無人駅。構内は2面2線で、中線は撤去されている。駅前に何軒か住宅があるだけで、少し歩けば田んぼ。


 
825Dで酒田に降り立ち、羽越線については、新津から酒田まで完撮達成。


 酒田到着後、すぐに村上までの片道乗車券を買い、828D(キハ110-206+キハ110-202)で終点・鼠ヶ関へ。鼠ヶ関ではイカ干しの光景を眺めたり、弁天島を1周したりした。
 55分の滞在後、832D(キハ47 1514+キハ40 560+キハ40 587)で新津に帰還した。
 この駅めぐりは、えちごワンデー+村上~酒田の往復乗車券で5280円かかり、「青春18」2日分以上に相当する額だった。この旅で「青春18」が如何に凄い切符かを改めて認識した。酒田から先の羽越本線については、夏の「青春18」のシーズンまで事実上お預けだ。しかも、土日きっぷの範囲外だし。
 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽越本線(その3)~藤島駅、羽前大山駅、三瀬駅~

2007-06-10 17:51:30 | 羽越本線

 2006年5月22日月曜日。平日にも拘わらず会社から休みを与えられたので、とりあえず羽越方面に出かけてみた。
 いつもより遅い電車ではあるが、427M(N22+N32)で新潟まで揉まれていく。新潟到着後、とりあえず自動券売機でえちごワンデーを買い、マツモトキヨシなどで昼食を買い、同一編成の927Mに収まる。こちらは、通勤・通学時間帯が過ぎたのかガラガラで、終点・村上まで爆睡。
 羽越本線リフレッシュ工事の関係で、825Dの村上発車が10時45分に繰り下げられたので、村上郵便局に行き、郵便振替の払い込みや通帳切り替えなどを済ませる。
 村上駅に戻り、普通乗車券で藤島まで行く。825Dは、キハ47 1519+キハ47 521+キハ47 1517+キハ40 534の4両編成で、余裕で海側のボックスを独占。沿線ではリフレッシュ工事ということもあって、所々で作業員が何人か立っていて、警笛が多く鳴った。


 
この駅の委託駅員は若い女性。H3改築か?島式ホームを有する。


 藤島到着後、米倉庫、ふじロードを経て、旧東田川郡役所(東田川文化記念館)へ(この日はあいにく休館日で中に入れず)。その後、藤島城址を見て回る。


 ふじロードの藤はちょうど盛り。



 
藤島からは826Dで羽前大山へ。ここでは30分強滞在。H2改築か?この駅も委託駅で島式ホームをもつ。


 
その後、228Dで三瀬へ。2面3線の無人駅。


 R7の交差点付近まで散策し、52分ほどの滞在で、828D(キハ47 521+キハ47 1519+キハ40 587)で新津に帰る。例によって、海側に座る。すぐに検札が来たので、自動券売機で村上までの乗車券を買って正解だ。村上から水原までは高校生などで賑やかな車内に。坂町で4094レに、中条で「いなほ12号」に抜かれた。
 今回は、えちごワンデー+普通乗車券で4690円かかり、青春18の1日分の2倍以上かかった。いかに青春18が凄いきっぷかが分からせられた旅でもあった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング