12時39分に島ヶ原駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線の構内で、日中は1時間おきにこの並びが見られます(特定週土曜を除く)。木津方に引込線があり、かつては貨物を扱っていたと思われます。
駅舎に入ります。委託ながらも駅員が配置され、窓口営業時間は7:00~15:00です。隣のブースでは島ヶ原特産のきゅうりがアピールされています。
それでは駅舎撮影。大正10年12月築の木造駅舎です。庇で囲まれており、明治風のつくりです。この左手に水洗トイレがあります。さらに左手には特産物販売所があり、きゅうりや醤油などが販売されています。
島ヶ原での滞在時間は1時間。例によって周辺散策。駅前には地産地消の飲食店があったので、ここで昼食にしてもよかったかな。
幹線道路を横切って6分ほど集落を下ると、島ヶ原宿の旧本陣に出ました。現在では静かな集落ですが、この地が大和街道の宿場町だったことは大きな発見でした。
一旦駅に戻り、今度は東へ。踏切の近くからは田園地帯が広がっていました。
島ヶ原を後にする前に2番乗り場の待合所を。とある古典作品の絵巻が描かれていました。13時39分発の245D(キハ120 306+キハ120 304)に乗車し、三重県から京都府に入ります。
13時44分に月ヶ瀬口駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
ホーム先頭から階段を下り、駅舎に入ります。待合ベンチと一緒に窓口がありますが、営業時間は平日の7:00~15:00のみです。
それでは駅舎撮影。昭和40年12月築の、ブロック積みの駅舎です。トイレはホームの近くにあります。
月ヶ瀬口での滞在時間は1時間。例によって周辺散策します。駅前にある頌徳碑を見て集落を下ります。
駅を出て10分、木津川(伊賀川)を渡ります。その後、左に曲がってしばらくすると、木津川の渓谷が左手に広がってきました。
渓谷を見ると、一転して急な上り坂となります。「不法投棄禁止」の看板が引っ切り無しに立っています。駅入口から高山ダムまでは3.8kmですが、適当な所で折り返しました。この日は猛暑日に違いなく、ハイキングはきついです。
10分前に駅に戻りましたが、窓口前が制圧されていたので早めに待合所に行き、持参のトウモロコシを食べて列車を待ちます。月ヶ瀬口は付近に梅林があり、花の季節を中心にハイキング客の利用が多いので、待合所には楽しそうな絵が描かれています。そういえば、月ヶ瀬口駅のホームは谷間にあるのですね。
14時44分発の247D(キハ120 301+キハ120 8)で月ヶ瀬口を後にします。車内は大分混んできました。
つづく