JRグループは昨日、来春のダイヤ改正ですついて発表しました。改正日は3月18日です。
まずは、JR北海道から。「オホーツク」「大雪」がキハ283系に統一され、キハ183系は「ノースレインボーエクスプレス」を含めお役御免になります。
室蘭本線の苫小牧〜室蘭間には5月20日より737系電車が投入され、キハ143系はお役御免になります。3月18日には日高本線の浜田浦駅が廃止となります。また、釧網本線の細岡駅は4/25-11/30の営業となります。
朝の手稲発札幌ゆきの「ホームライナー」は、3本全てが定期列車となる代わりに全車指定席となります。また、富良野線はH100形に統一されます。
次に、JR東日本。上越新幹線は全てE7系となり、最高速度が275km/hに引き上げられます。新潟~東京間の所要時間は最大7分短縮されます。
「草津」は「草津・四万」に変わり、651系1000番代からE257系リニューアル車にリプレースされて全車指定席となります。「あかぎ」についても同様です。
JR東日本の普通列車は、平日では124本減便し、山手線の運行本数は1日35本減少します。
これに伴い、快速「アクティー」は廃止となります。また、伊東線の一部列車は4両になります。3000系乗り入れ開始!?
青梅線の青梅~奥多摩間及び常磐線のいわき~水戸間ではワンマン運転が開始されます。そして、京葉線では幕張豊砂駅が開業して各駅停車(直通運転を含む)が全て停車し、田沢湖線では前潟駅が開業します。その代わりというべきか、平津戸駅が廃止となります。
3番目に、JR東海。「ひだ」は、大阪直通便を含めてHC85系に統一され、キハ85系は「南紀」だけになります。よって、グリーン車組み込み車は全てお役御免になるでしょう。
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は、N700S投入便が大幅に増加し、博多直通を含めて上下50本になります。
4番目に、JR九州。「ソニック」のうち停車駅の多い便は、全て赤間駅に停車します。
熊本発の鹿児島本線八代ゆきは10分ほど、豊肥本線の肥後大津ゆきでは15分ほど終電が繰り上がります。
最後に、JR西日本。「うめきた新駅」が開業の時を迎えます。
おおさか東線の列車は、新たに大阪駅まで乗り入れするようになります。
奈良方面からの「直通快速」を含めて全て221系になり、おおさか東線からは207系及び321系が撤退します。
「はるか」は大阪駅に新たに停車し、和泉砂川駅、日根野駅停車便が増えます。
「くろしお」は、大阪駅が新たに停車駅に加わりますが、西九条駅が通過駅になります。
一方、山陽本線の岩国~下関間については、一部を除いてワンマン運転となります。115系は岡山地区を含めて撤退??
2023年春のダイヤ改正については以上です。今回は、「うめきた新駅」の開業が最大の目玉ですが、車両交代が目立つものとなりました。
これをざっと見る限り、103系や115系については明記されていません。恐らく、「和田岬線」の103系や岡山の115系については、「混乱防止」のためサイレント引退という形をとるでしょう。新潟の115系の「成功例」もあることだし。
話が変わりますが、北越急行も昨日、来春のダイヤ改正について発表しました。最大の目玉といえば、超快速「スノーラビット」の廃止でしょう。その上、北越急行の列車は全て自社線内を各駅停車にした上で、最高速度を110km/hから95km/hに引き下げます。
JR各社(JR四国を除く)は今日、来春のダイヤ改正について発表しました。改正日は、2022年3月12日です。
まずは、JR北海道から。東風連駅は、名寄方向に1.5kmほど移設した上で名寄高校前駅として再出発します。札沼線にロイズタウン駅が開業するとともに、歌内、糸魚沢、本石倉、石谷、池田園、流山温泉、銚子口の7駅が廃止となります。これに伴い、石狩当別駅は当別駅に、石狩太美駅は太美駅に改称されます。根室本線の新得〜釧路間の普通列車がH100形に統一され、石北本線の普通列車の24本のうち19本もH100形になります。「おおぞら」がキハ261系に統一されるのに伴い、キハ283系は定期運用から撤退します。
次に、JR東海。「N700S」の充当列車が18本固定化されます。名古屋〜中津川間の普通・快速は315系の運転が始まった上で、8両編成に統一されます。211系0番代は運用から撤退します。関西本線の区間快速は、八田、春田に全て停車します。在来線特急列車の「ワイドビュー」の冠称はなくなります。土休日の静岡地区のホームライナーは廃止となります。
3番目に、JR西日本。「くろしお」「こうのとり」「きのさき・まいづる・はしだて」が全車指定席になります。七尾線では減便が実施され、「能登かがり火」が1往復削減されます。氷見線は全てワンマン化されます。227系の乗り入れが新山口まで拡大します。おおさか東線の普通は全て221系となります。快速「サンライナー」は廃止となります。
4番目に、JR九州。「さくら」の4往復が不定期化されます。折尾駅は高架化工事が完成し、鷹見口が廃止となります。
最後に、JR東日本。山形新幹線が全車指定席となります。「とき」の2往復、「たにがわ」の4往復が新たにE7系となります。「とき」の4本、「たにがわ」の2本が不定期化され、「たにがわ」の1本が廃止されます。「はやぶさ」の13本、「こまち」の2本、「やまびこ」の16本、「なすの」の1本、「かがやき」の4本も不定期化されます。日光線、東北本線の宇都宮〜黒磯間がE131系600番代に染め上げられ、ワンマン運転が始まります(出入区のため、宇都宮〜小金井の設定あり)。宇都宮〜黒磯間のグリーン車の営業が終了します。相模線がE131系500番代に統一されてワンマン化され、八王子乗り入れがなくなります。「信越」「あがの」が廃止され、「ときわ」の6本、「はちおうじ」の1本、「しらゆき」の1往復が削減されます。「いなほ5・10号」の酒田〜秋田が廃止され、「いなほ3・10号」が多客期を除いて4両になります。村上〜鶴岡間の普通がGVに統一され、ワンマン運転を開始します。会津若松以西は全て気動車(「SLばんえつ」を除く)での運転となります。北上線の平石、矢美津の2駅は廃止となります。
タイアップということで、日光線の新しい顔となるE131系600番代の公式試運転をご覧ください。
2021年8月5日。TN2編成の公式試運転です。午前中の試験を終えて新津駅1番線で一休み。
2021年8月17日。TN4編成の公式試運転です。羽生田駅まで1往復して新津駅に帰ってきたところ。
2021年9月27日。TN8編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。
2021年9月29日。TN7編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。
2021年10月15日。TN10編成の公式試運転です。一連の試験を終えて上沼垂に行くところ。
2021年10月18日。TN9編成の公式試運転です。13時40分頃、羽生田駅に向けて出発。
次は、函館本線砂原回りの廃止駅をご覧ください。
最初に流山温泉駅を紹介します。木張りのホームに、200系の鼻と車輪だけで十分衝撃大なのに、牧場道と廃温泉施設とが加わって寂寥感も大の駅でした。
2番目に、池田園駅。流山温泉駅から歩いて辿り着いた、三角屋根の駅でした。付近には、とても常住人口が計上されなそうな別荘地が広がってました。
3番目に、銚子口駅。付近には廃商店1軒と住宅が数軒のみ。シンガポールから来たという眼鏡女子と話し込んだ駅でした。ダイヤ改正後は信号所になってしまうだろうか。
2021年3月改正については以上です。今回は、新幹線の減便及びE131系の運転拡大、キハ283系の撤退が目立つ内容となりました。JR九州の改正の目玉が折尾駅の高架化にとどまるのは、西九州新幹線の開業前の嵐の前の静けさだといえます。
さて、「信越」の廃止及び「しらゆき」の削減についてですが、E653系の運用数を減らすというのが最大の狙いのようです。E653系は最近故障がちになっており、特にH編成の運用に余裕を持たせるのが狙いでしょう。
ところで、JR東海の「ワイドビュー」の冠称の廃止ですが、HC85系の営業運転開始に向けての準備段階だと思えます。
おおさか東線の普通の221系への統一ですが、奈良の201系がこれにてお払い箱になることを意味します。勿論、京阪神での225系の大量進出に伴うものです。
おしまいに、E721系の喜多方乗り入れ終了についてですが、どうも会津若松〜喜多方間の非電化化を具現化したものではないかと考えられます。「フルーティア」の乗り入れもなくなるでしょう。
留萌本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。本日、与党PTは、北陸新幹線の敦賀以南のルートについて、小浜から京都に至るルートにすることを正式に決定しました。当初は舞鶴を経由するルートや米原に直行するルートも検討されましたが、建設費の関係及び若狭地区の経済効果を考慮したからだと思われます。システム上、北陸新幹線の車両が東海道新幹線に乗り入れ出来ないのも決定打となった模様です。
さて、本題に。8時58分に秩父別駅に到着。北秩父別駅まで駅間徒歩することに。左折して500mの所に温泉施設「ゆうゆちっぷ」がありますが、次の交差点を右折します。
右折して10分ほど、浄土真宗興正派の寺院である善性寺を通過。
集落が途切れれば、左手には暑寒別岳が。菜の花に田植え、春の風物詩というのでしょうか。
20分くらい進んでいくと、いつしか水田が途切れてきました。
深川留萌自動車道のガードをくぐればゴールは近し。その際に一人の女性ランナーと挨拶を交わしましたが、私が北秩父別駅に行くと分かるともうヲタ扱い。
秩父別駅を出て39分で北秩父別駅に到着。板張りの片面ホームに木造の待合所です。この駅に到着し留萌本線全駅下車達成。
踏切を渡ると、すぐそばに秩父別川が流れています。
では駅舎の中へ。簡単な板張りホームが1列に。勿論トイレはありません。
時刻表を。上りは午前中3本に夕方1本、下りは夕方に2本です。
楽しい時はあっという間に過ぎるもので、出発の時間となりました。貴重な列車である、10時14分発の4926D(キハ54 503)で深川駅へ。例の眼鏡女性と再会。
10時26分に深川駅4番線に到着。函館本線の普通列車に乗り換えるため、一旦改札を出ます。
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前回は、ダイヤ改正ニュースをお伝えしました。
その8はこちら
2016年5月22日(日)の朝となりました。6:50に起床しましたが、夜中に目覚めたせいか何だかすっきりせず。朝食は幕の内弁当タイプ。7時40分にチェックアウト。
お世話になったHotel North-iを。繁華街の真ん中に佇む4階建てでした。
10分ほどで留萌駅に到着。1967年11月築の、立派なコンクリ駅舎です。2Fの左手にはFMもえるが入っています。トイレは改札内の深川方に。
では駅舎の中へ。左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:50~16:20です。
改札の横には「SLすずらん」のヘッドマークが。「SLすずらん」は1999年から2006年9月10日まで運転されました。
では、待合室の中へ。28人吸われるようになっています。奥には駅ソバ屋が。
で、待合室の中には在りし日の留萌本線の数々のワンシーンが紹介されてました。
改札開始の時間となりホームへ。「留萌駅」という木製の大きな看板の横に駅名標が。12月4日を最後に「せごし」はなくなっています。
申し遅れましたが、留萌駅は対面式ホーム2面2線ですが、中線が1本入っています。当時から上り・下りとも基本は1番線からの発車だったので、併設の跨線橋は極端に使用頻度が低かったです。今回の廃止で撤去されるものと思われます。羽幌線在りし日と比べると、隔世の感があります。
8時11分発の4924D(キハ54 528)で深川方面へ。留萌駅から多く乗車したといっても何とか2人掛けが独占できる乗車率。
8時58分に秩父別駅に到着。一見すると片面ホーム1面のみの構内ですが、交換設備が撤去されて棒線化されています。
ホームから駅舎を。立派なハフティンバーをもつ上屋です。国鉄仕様の駅名標も。
では駅舎の中へ。窓口と荷物扱所の跡がありますが、無人化されて久しく完全に封鎖されています。
それでは駅舎撮影。昭和9年11月築の曲がり屋の木造駅舎です。近年に茶系にリニューアルされたと思われます。
駅舎の深川方にはトイレが。使用可能時間は7:00~21:00(冬季は19:00)です。
時刻表を。下り7本、上り9本です。次は10時17分発の列車に乗る予定ですが、さっき乗った4924Dは北秩父別駅を通過します。これから乗る4926Dは北秩父別停車便なので、用をそ足した後にそこまで駅間徒歩することに。
つづく
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留萌本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR北海道は昨日、台風被害で運転を見あわせていた根室本線・石勝線の芽室~トマム間について12月22日の初列車より運転再開すると発表しました。それに伴い、同区間を走る「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」の特急券も本日より販売が再開されています。応急工事に一応の目処がついたからということですが、鉄道会社が年末年始の繁忙期輸送に間に合わせるのは当然の責務なので驚くべきことではないですが。
さて、本題に。17時に大和田駅に到着。藤山駅まで駅間徒歩していきますが、駅前の民家では八重桜が咲き誇ってました。
橋に突き当たると、留萌川の左岸を進みます。
住宅の中の第4種踏切を渡って国道233号へ。アップダウンを終えると留萌本線を渡ります。
しばらくすると、留萌十字街行きの沿岸バスとすれ違いました
同時に留萌川を渡ります。留萌まであと2駅でも渓谷美?!
しばらくすると、北海道中央バスともすれ違いました
深川留萌自動車道の看板。深川西ICから留萌大和田ICまで無料鳩山由紀夫元首相の肝いりとはいえ、見ると屈辱感を覚えます。
再び民家が現れ水を張った田んぼが続くと藤山駅に到着。大和田駅を出て59分でした。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎ですが、明らかに半分化されています。もみの木がアクセントです。
駅舎の右手(留萌方)には「翔く」のモニュメント(平成2年9月2日)と「藤山開拓の碑」が。
では駅舎の中へ。長椅子が1列だけです。駅員の立つスペースもありません。スピーカーから虫の鳴き声がずっと流れてました。
上り列車が来たのでホームへ。藤山駅は片面ホーム1面のみの構内です。
駅名標を。次駅は「おおわだ」と「ほろぬか」ですが、「ほろぬか」との間には廃駅が存在します。
で、深川方を見ると、何かを取り払った跡。トイレだったのでしょうか。
すっかり陽が沈み、18時57分発の4931D(キハ54 528)で増毛方面へ。19時8分に留萌駅に到着しましたが、この時間帯は無人となってました。目ぼしい食堂はことごとく閉店してたので、ローソンで買いだして早目にHotel North-i にチェックイン。
話が変わりますが、JR東日本新潟支社は昨日、70系電車色の115系を来る1月21日にお披露目すると発表しました。明日、JR各社が来春のダイヤ改正の概要を発表すると見られます。よって次は、来春のダイヤ改正についてお伝えする予定です。
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13時55分に峠下駅に到着。幌糠駅まで駅間徒歩。
出発して75分あまり、最初の信号にぶち当たります。ここで国道233号を辞して、小平方面への道道550号へ。
幌糠の集落に入って5分ほど、浄土真宗大谷派の寺院である廣大寺を通過。
その廣大寺から2分ほど、曹洞宗の寺院である龍崋山 正林寺を通過。
峠下駅を出て91分で幌糠駅に到着。オリジナルの形を残す貨車駅舎です。
では駅舎の中へ。木造のベンチが1列に設えられています。奥には扉がありますが、トイレが廃止されており固く閉ざされています。
時刻表を。下り7本、上り8本です。次の上りは16時36分発、下りは16時49分発。余裕あり過ぎですけど、これ以上歩きたくない。右足の裏に内出血出来てるし…。
サウナのような待合室で駅ノートを眺めつつ過ごしているうちにうだりかけてきたのでホームへ。幌糠駅の次駅は「ふじやま」「とうげした」です。
黄昏時を迎えかけ、ようやく出発の時間となりました。申し遅れましたが、幌糠駅は一見すると片面ホーム1面のみの構内ですが、前後の配線からして交換設備が撤去されて棒線化されているのは明らかです。16時49分発の4932D(キハ54 503)で留萌方面へ。
17時ちょうどに大和田駅に到着。もと島式ホーム1面2線だったのですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
それでは駅舎撮影。幌糠駅と共通仕様の車掌車利用の貨車駅舎です。構内側から見ると、西日に当たってロマンティックな色合い。駅前広場の大きさからして、以前は大きな木造駅舎が建っていたに違いありません。
では駅舎の中へ。これまた幌糠駅と瓜二つで、木製のベンチに廃止されたトイレといった構造です。
時刻表を。下り8本、上り7本です。次は、上り列車が18時26分発、下り列車に至っては19時2分発…。
ということで、駅ノートに書き込みして藤山駅まで駅間徒歩することに。
つづく
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前回は、新潟地区の運用改正のニュースをお伝えしました。留萌本線駅巡りに戻りましょう。
その5はこちら
12時54分に石狩沼田駅に到着。駅舎撮影を終えると、深川駅前行きのラッピングバスと邂逅
駅前はただっ広い道路に駅前広場。徒歩圏内に沼田町役場。夜高あんどん祭りは8月の第4金、土です。
カロリーメイトで昼食をとり、13時38分発の4927D(キハ54 528)で留萌方面へ。恵比島駅を出るといよいよ恵比島峠を越えます。
13時55分に峠下駅に到着。交換可能駅で対面式ホーム2面2線の構内ですが、上下ホームは互い違いです。上り側には引込線が。
駅名標を。隣駅は「えびしま」「ほろぬか」ですが、「ほろぬか」には貼り直された跡がありますね。
駅名標の背後の小さな小屋。旧荷物置き場です。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎です。トイレは深川方にありますが、汲み取り式です。
一旦駅舎の中へ。窓口及び荷物扱所の跡が残っていますが、無人化されていずれも固く塞がれています。広い待合室にもかかわらず、ベンチが4人分だけ。
時刻表を。下り8本、上り9本です。次は上下とも16時43分発…。
駅ノートに書き込みし、幌糠駅まで駅間徒歩することに。峠下駅前には人家なし。
最初の留萌川を渡ると、道道549号を辞して国道233号へ。この日の留萌市は汗ばむ陽気。30℃はあったかも。
とあるバス停の時刻表を。道北バスと沿岸バスが其々4本ずつです。次は15時25分発がありますが、乗って着いたところで暇だし…。
そのまま進んで行くと、深川行きの沿岸バスとすれ違いました
道中の大半は留萌川沿い。途中、渓谷美?!を見せてくれることも。
出発して40分、樽真布川を渡ります。このあたりが東幌糠駅があったところ。廃駅になって久しく、跡形もありません。
ふと南方を見ると、深川留萌自動車道が。何だか複雑な気分。
つづく
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真布駅を出て50分で恵比島駅に到着。
そこで目にしたのは、「明日萌駅」の木造駅舎。元はといえば、昭和40年9月に建てられた木造駅舎です。一旦は解体されましたが、連続テレビ小説「すずらん」のロケのため再建されたものです。
その木造駅舎の90°左手のもみの木の隣にも木造の建物が!危険品庫だったに違いありません。(ロケセット??)
で、「恵比島駅」の正駅舎といえば、「明日萌駅」の右手にある貨車駅舎です。昭和61年11月に設けられたそうです。トイレといえば、向かいにある「中村旅館」(農民カフェ)の中に。
「明日萌駅」の中へ。木造の待合ベンチには和服姿の女性が。
「駅長室」には「駅長」が「執務」してたではないですか勿論、ロケセットです。
「明日萌駅」の時刻表を。下りは増毛行きが2本、留萌行きが3本。上りは札幌行きが3本、岩見沢行きが2本。勿論架空ですが、実際にあったかもしれません。
「明日萌駅」に強烈なインパクトを受けつつ「恵比島駅」の中へ。実際の客車の窓が使用されていて、木造のベンチが1列だけです。
で、「恵比島駅」の時刻表を。下り7本、上り9本です。下りの朝一の快速が通過するため、下りの始発が8時27分発になっています。
駅ノートに書き込みしてホームへ。留萌方には「明日萌駅」の駅名標が「ましべつ」「ほろなか」。旧駅名とは思えないですね。架空?!
で、深川方には「恵比島駅」の駅名標が次駅は「まっぷ」「とうげした」です。
申し遅れましたが、恵比島駅は一見する限り片面ホーム1面のみの構内ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!12時48分発の4928D(キハ54 528)で深川方面へ。尚、この列車は真布駅を通過します。
12時54分に石狩沼田駅に到着。ホームが2面あるものの、交換設備等が撤去されて棒線化されているのです
で、廃ホームには花壇が昭和47年6月までは札沼線の終着駅でした。
それでは駅舎撮影。昭和47年11月築の大きな陸屋根の駅舎です。エントランスが一段高くなっています。
では、駅舎の中へ。委託駅ながら窓口がありますが、営業時間は平日の7:20~13:40に過ぎません。尚、手前には16人分のベンチがあり、さらにその深川方にはトイレ。
時刻表を。下り8本、上り9本です。滞在時間は44分。
お知らせします。明日、JR東日本仙台支社管内でダイヤ改正が実施されます。これに伴い、新潟地区でも運用改正が行われます。よって次は、新潟の115系電車のコレクションを大放出します。
続きはこちら
参考サイト さいきの駅舎訪問
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留萌本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。本日、東京都交通局は、2018年春より都営浅草線に5500形を導入すると発表しました。従来の5300形が白1色だったのに対し、この5500形は浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感のあるデザインにしたものです。羽田空港行きの快特としても運用されることから、2018年以降は羽田空港にて "Japan Red" の車両を多く見かけることでしょう。
さて、本題に。北一已駅から乗車した留萌本線4925Dは「キハ54 506+キハ54 528」の2連でしたが、実際に乗れたのは前の「506」だけ。「増毛に行く」方々などで混雑し、札幌から来て幌糠に行くという眼鏡女性の隣に座らせてもらいました。
11時27分に真布駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
まずは駅名標を。「真布」は「まっぷ」と読むのです。留萌本線にはナンバリングがありません。
それでは駅舎撮影。味のある木造の待合室に板張りのホーム。これこそ北海道の駅の原風景。
では、駅舎の中へ。4辺のうち3辺に木造のベンチが設えられています。
時刻表を。下り5本、上り6本です。さっき下りたのが下りの始発。次の下りは13時42分発で、上りは14時8分発です。
ということで、駅ノートに書き込みして恵比島駅へと駅間徒歩することに。道道1007号に出ると、幌新太刀別川を渡ります。
恵橋を渡らずに左折して留萌本線の踏切を渡ります。で、道端には新潟では見ないような巨大なタンポポが。
道道549号に出ると右折すると、ひたすら「留萌 峠下」方面へ。20分以上も同じような風景。
出発して40分、恵比寿川を渡ります。恵比島駅前に恵比寿神社がありますが、この「恵比島」という地名、開拓民が神社を設けるために付与したに違いありません。
恵比島の集落に入り、線路際の道でファイナルアプローチ。で、集落の中のバス停の時刻表を。幌新温泉行きと沼田行きが其々5本ずつです。
真布駅を出て50分、レトロな外装の「旅館」に到着。その向かいが恵比島駅です。
つづく
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前回はこちら
9時5分に深川駅に到着。駅舎撮影終了後、「ふ・るーと」に入ります。
「ふ・るーと」を通過している間に留萌本線の概要を紹介します。留萌本線は、日本海で採れたニシンを函館本線を介して内地などに運ぶ目的で敷設されました。深川~留萌間は明治43年11月23日に、そして今日付で廃線となった留萌~増毛間は大正10年11月5日に開業しました。昨日までの終着駅・増毛は「駅 STATION」の舞台として有名でした。しかしながら、貨物輸送が廃止され、都市間バスも隆盛を極めており、ここ数十年は厳しい運営を強いられてきました。昨年度の営業係数で見ると、今回廃線となった留萌~増毛間は「2538」でした。辛うじて残った深川~留萌間でさえ「1342」で、数年後の廃線が示唆されています。尚、車両については全てキハ54系です。
部活帰りの女子高生と一緒になる形で北口に出ました。「ふ・るーと」は紫系の外観です。
北口前の新興住宅地を進んで、いよいよ北一已駅へ。
2分ほど進むと一面の芝桜。「ひいらぎ荘」です。
いつしかあぜ道に出て、舗装がなくなりました。5月の下旬とはいえ、水鏡が形成されてました。新潟より半月くらい遅いかな。
出発して30分あまり、大鳳川を通過。留萌本線の線路は遥か向こうに。
出発して45分、北新小学校に突き当たりました。ここで左折します。
4924Dをロケハンし、いよいよ北一已駅へアプローチ。田んぼの畦に芝桜とチューリップ。これまで見たことない組み合わせですが、これこそ「天上の楽園」というべきか。
田植え作業を間近で見て北一已駅に到着。深川駅を出て63分でした。
それでは駅舎撮影。昭和30年7月20日築の、トタン板の駅舎です。この木造駅舎は可也ボロボロです。それもそのはず、深名線の廃駅・宇津内駅を再利用したものだから。尚、この駅にはトイレはありません。
では駅舎の中へ。窓口と荷物扱所が残っていますが、無人化されて久しくベニヤ板で固く塞がれています。駅ノートがありましたが、紛失してたようです。サッポロクラシックでブレイク。
時刻表を。下り7本、上り9本です。留萌本線の下りの朝一が快速なので、下りの始発が8時9分なのが特徴的です。
出発の時間が近づきホームへ。申し遅れましたが、北一已駅は片面ホーム1面のみの構内です。11時12分発の4925Dで留萌本線の旅が始まります。
つづく
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