紀勢本線328Cは、14時16分に多気駅1番線に到着。世界遺産の写真が飾られる待合室でしばし待ち、14時32分発の快速みえ14号(キハ75-305+キハ75-205+キハ75-301+キハ75-201)に乗り継ぎました。例によって伊勢鉄道の区間で検札が来て、490円を支払うことに。本来は「青空フリーパス」で巡るべきところを「鉄道の日フリー」で回ったことで、約1000円損したことになりました。
15時36分に桑名駅に到着。近鉄名古屋線と養老鉄道との共用駅で、JR線は2面3線です。
それでは駅舎撮影。昭和50年頃改築の橋上駅舎です。KIOSKが併設しており、みどりの窓口はほぼ終日の営業です。2003年3月6日に、近鉄北勢線(当時)の乗り潰しの際に下車したことがありますが、7年半以上を経た現在も佇まいは何ら変わっておりません。
駅前ロータリーの様子。「鋳物の郷 くわな」とPRされています。
駅舎前の連絡通路から中に入ると飲食店などが立ち並んでいます。この駅ビル・サンファーレの2Fには観光案内所があります。折角なので、どこか見て回りましょう。
八間通りを信号2つ分歩き、薩摩義士ゆかりの寺院・海蔵寺に到着。線香を持ってきませんでしたが、お参りします。
中には、薩摩義士の墓が一際立派に聳え立っていました。
桑名の観光名所ナンバー1は七里の渡し跡。この揖斐川の畔にある史跡は駅から1.7km離れているので、最大1時間の滞在では断念せざるを得ません。サンファーレに戻り、弟の土産として蛤の佃煮を購入しました。丁度良く来た16時21分発の3330G(313系B308編成)に乗車。16時54分に名駅着。あくまでも結果論でしかないですが、西口駅舎を見て後続の「みえ16号」に乗っても間に合いましたね。
名古屋はでした。ミッドランドスクエアで雨宿りして、17時15分発のあおい交通のバス(尾張小牧200か776)で小牧空港(県営名古屋空港)へ。
今回の駅巡りはこれにて終了。JAL4337便で新潟に帰ります。大雨(涙雨?)の中のボーディングとなりました。シップは前回と同じく「JA207J」。搭乗率は6割前後。18時25分にランウェイ16より離陸し、19時7分にランウェイ10より着陸しました。
空港線バスで新潟駅に出て、快速くびき野6号(485系T17編成)で新津に帰りました。
以上で、10月2日~3日の乗り継ぎ旅は終了です。冒頭で述べたように、この旅はジェイエアの名古屋~新潟線の乗り納めも兼ねており、桜井線と紀勢本線の駅巡りを合体させたような形となりました。正直言ってあまり元がとれたとはいえませんが、桜井線の駅周辺とか栃原の茶畑とか色々発見が出来た旅でしたので良しとしましょう。もうすぐ師走となりますが、「2010年鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの旅」はまだまだ続きます。
おわり