クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2010年GWの旅(その9)

2010-06-30 22:54:52 | 中部縦貫線

飛騨宮田駅を出て40分ほど経ち、坂下(さこげ)神社で一休み。朝食の残りのホワイトチョコレートを食べ上げました。


坂下の集落を抜けると、アップダウンが激しくなってきました。ふと温度計を見ると24℃。道理で暑いなと思ったら。10分ほど歩くとR41は高規格道路に変わり、歩道がなくなります。車の切れ目に左に移り、分岐で左の道路を下って小坂の町へ。


 
飛騨川を渡れば、目的地はすぐそこです。15時40分に飛騨小坂駅に到着しました。



逆光となりますが、駅舎撮影。昭和9年8月築の丸太を組み合わせた木造駅舎で、丸ポストがアクセントです。トイレは右脇にあります。駅前にミニ庭園があり、「御嶽登山口」の碑もあります。下島温泉、湯屋温泉、濁河温泉の玄関口です。標高は525m。



それでは駅舎に入ります。待合室の広い駅です。委託ながらも駅員が居り、窓口営業時間は8:00~18:10(休み6回)です。



重複乗車となる渚までの乗車券を買い、地下道をくぐって、16時2分発の4719D(キハ48 6517+キハ48 5501)に乗車しました。申し遅れましたが、飛騨小坂駅は交換可能駅で、島式ホームの1面2線+岐阜方の側線1本の構内です。



久々野を出発すると、宮トンネルで分水嶺を越え。宮盆地の絶景を見ながら高度を下げると、間もなく飛騨一ノ宮です。



16時29分に飛騨一ノ宮駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線です。以前は、下り副本線があり(現在は保線用側線)、岐阜方には貨物用側線もありました。



ホームから一段下って駅舎に出ました。昭和9年10月築の、細長い木造駅舎です。トイレは右にあります。



駅舎に入ります。待合室の広い駅です。以前は有人駅でしたが無人化されて久しく、窓口が閉鎖されています。跨線橋とともに臥龍公園への通路の一部ということもあり、市民や観光客の往来が激しく、とても飲酒なぞしてられません。



調査終了後、一宮水無神社に向けて周辺散策します。駅前にて満開のサトザクラに出会います。私の地元ではまず見ない品種なので、この種の桜は生まれて初めてです。



R41を渡り、駅から7分で一宮水無神社に到着。延喜式に記されるほど歴史の古い神社で、古くから飛騨人の心の拠り所です。4月3日の飛騨生き雛祭りで9名のお雛様が並び、5月1日(試祭)~2日(本祭)の例大祭ではどぶろくが振舞われるなど、多くの参拝客で賑わいます。二本杉が天然記念物。



参拝終了後、駅に戻って跨線橋を渡り、臥龍公園にも行ってきます。ちょうど「さくらまつり」がやっており、多くの人で賑わっていました。売店の一角に宴会しているグループがあるし。



樹齢1000年といわれる臥龍桜。さすがに盛りは過ぎていますが、この二本桜はまだまだいい感じの色合いでした。


 ついでに隣接する大幢寺も訪問。


17時59分発の4721C(キハ40 6304+キハ48 3816)で高山へ。3分遅れていました。



18時9分に高山駅2番線に到着。3番線までありますが、運転上の要衝で横に運輸区がある駅です。



今夜の夕食は飛騨牛にしようと考えましたが、味蔵は家族連れなど待ち客が多く断念。よって、昨年9月に入った伝真にて高山ラーメンを食します。


今回はスーパーホテル飛騨高山で1泊します。スーパーホテルは初めてですが、天然温泉に加えて冷蔵庫、ユニットバスがあって安心しました。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その8)

2010-06-27 22:26:48 | 中部縦貫線
市街地が途切れると、次第に高山本線が寄り沿ってきます。



上呂駅を出て2km過ぎると、飛騨川公園を望む一帯に出ました。中心部に噴水があり、植物園と運動公園から成っています。



R41を横断し、久津八幡宮でお参り。創建は1200年前とされ、1412年(応永19年)再建の本殿と1581年(天正9年)再建の拝殿が国の重要文化財に指定されており、中世様式の建築を色濃く残しています。


 樹齢1200年の夫婦杉。ただただ圧倒されました。



金光明経塔の交差点でR41を辞し、静かな通りに入ります。ここから1.2kmの所にある桜台公園は、桜の名所として知られています。



飛騨萩原駅近くまで利用した「萩原ふれあい通り」。所々で古い建物が保存されており、萩原宿の雰囲気を残しています。



その中の1つ、天領酒造。道中のスーパーでワンカップを2本買わなかったら立ち寄ったんですけどね…。



1灯式信号機の交差点を左折すれば、飛騨萩原駅にゴールイン。でも、その前に、諏訪城跡に立ち寄ります。金森長近が三木氏の明洞城を廃して1585年(天正13年)に築城され、佐藤六左衛門が初代城主となりました。しかし、、1688年(元禄元年)に一国一城令が敷かれ、この地は天領に属していたため、1695年(元禄8年)に高山城と共に廃城となりました。お濠の跡は鯉の泳ぐ池となっています。



石垣を見ながら進み、本丸跡にある諏訪神社で旅の安全を祈願しました。尚、二の丸跡には萩原南中学校があり、ちょうど部活帰り時間で中学生の賑やかな声が聞こえてきました。


諏訪城跡を出て3分歩けば、飛騨萩原駅に到着。時刻は13時27分でした。



それでは駅舎撮影。昭和6年11月築の木造駅舎で、丸ポストがアクセントです。大きな桜の木があり、4月中旬頃は絶景でしょう。トイレは改札内にあります。標高は432m。



駅舎内部。紫系の柄の椅子が何脚も備え付けられています。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:10~19:45です。



駅構内。交換&追抜可能駅で、2面3線を有しています。また、嘗ては貨物を扱っていたようで、高山方に側線があります。


歩き疲れたので、待合室で少し休憩します。GW中ということもあり、「ひだ12号」の乗客が多数やってきました。私はというと、飛騨宮田までの乗車券を購入し、14時14分発の4717C(キハ48 6812+キハ48 5803)に乗車しました。



14時25分に飛騨宮田駅に到着。宮田地区と旧萩原町が費用を出し合い、昭和30年10月1日開業した駅です。片面ホーム1面のみの無人駅です。



待合所とホーム。この待合所は昭和30年の開業以来使用されているそうで、中には木製の長椅子があります。券売機はありません。



駅入口。背景の山々がいいですね。駅裏は中学校です。尚、駅前にはトイレがあります。



10分の滞在の後、隣駅まで歩いていきます。R41をひたすら北上するだけ。それにしても、暑いですね。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その7)

2010-06-24 21:56:33 | 中部縦貫線
前日の模様はこちら


2010年5月3日(月)の朝となりました。今日から2日連続で高山本線の駅を巡ります。昨夜寝たのは23時過ぎでしたが、6:25に起床。急いで身支度を済ませて、6:40頃にチャックアウト。東横インのチャームポイントである朝食サービスにはありつけませんでしたが、ダイヤの都合上やむを得ないところ。



「岐阜→新津」の片道乗車券を改札機に入れ、6時54分発の高山本線4711C(キハ40 6307+キハ48 5806)で出発。前回利用したときは高山行きでしたが、今回のダイヤ改正で飛騨古川行きとなりました。始発放送を録音した後、玄米ブランなどで朝食タイム。鵜沼あたりから混雑してきました。



右側のボックスを取ったので、今回も飛水峡を見ながら進みます。この先、高山線に乗る機会は当分無いと思うので。



9時34分に渚駅で途中下車。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線です。かつては貨物を扱っていたのか、岐阜方に側線があります。



跨線橋を渡って駅舎に出ました。山の麓にある無人駅です。平成10年2月築の簡易駅舎で、券売機もトイレもありません。左隣の建物は信号機器室。



それでは、ある場所を目指して飛騨川沿いに進みます。飛騨川の渓谷と桃の花。まるで桃源郷のような景観です。


集落を抜けて高山本線の橋梁をくぐると、R41に出ました。歩道が無い国道なので、かなり怖いです。「女男滝公園」の案内に従って右にそれてしばらくすると、ラーメン屋が現れます。もちろん営業時間前なので、車が1台も駐車していません。



渚駅から20分歩いて、ようやく女男滝公園に到着。枝垂桜がきれいです。



上の女滝と下の男滝から成る女男の滝。上と下で落差が異なります。落ちる方向も異なるので、一緒に眺められるのは展望台だけです。男滝の滝壺近くに下りて、岐阜県名水50選に選ばれている水を汲んで旅のお供にしました。



同じ道を辿って駅に戻ります。集落に入ると、5月の風物詩・こいのぼりが。日本の原風景をまた1つ見ることが出来ました。



10時54分発の4714C(キハ48 5810+キハ48 6808)に乗車して上呂へ。当然「18きっぷ」の時期ではないので、整理券を取って320円を払います。



11時12分に上呂駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎に出ました。昭和8年9月築の、純粋無垢な木造駅舎です。背景の山々がいいですね。しかし、トイレはありません。



駅舎に入ります。かつては有人駅でしたが、現在では無人化されており、窓口跡は植物や風景の写真で埋め尽くされています。それにしても、天井が板張りで、一昔前の雰囲気を醸し出しています。


次の下り列車は14時過ぎ。よって、隣駅まで駅間徒歩を敢行します。上呂駅を発って10分もしないうちに、大衆食堂・大安に入ります。とんちゃん定食でお昼にします。



その後も市街地が続き、食事場所に困らない一帯が続きます。中間点に赤かぶYGHもあったりします。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その6)

2010-06-21 22:56:13 | 関西線

15時37分に蟹江駅に到着。対面式ホームの間に中線があり、亀山方に保線用側線がある構内です。



改札をくぐって駅舎に入ります。ホームより少し低い位置にあります。自動改札機が3台並び、みどりの窓口は5:50から23:40まで営業しています。



それでは駅舎撮影。ファザードにステンドガラスがあるなど多少手直しされていますが、明治28年12月築の木造駅舎が健在です。トイレは改札の中にあります。



それでは周辺散策。まだ名古屋市に入っていませんが、名駅からわずか3駅ということでさすがに高層マンションが多くなり、いよいよ大都会に入ったなと実感します。


16時11分発の3328G(313系B316編成)に乗車し、いよいよ名古屋市に突入。



16時14分に春田駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線です。



階段を下って改札前に出ました。店舗はありませんが、完全に都会の駅の様相を呈してきました。窓口営業時間は5:40~22:10です。改札をくぐってまっすぐ進むとトイレです。



それでは南口に出て駅舎撮影。平成13年3月開業の、ちょっぴり和風の高架駅です。ロータリーが形成されており、市バスも発着します。



北口に出ます。で説明済みですが、駅前は巨大なマンションです。ちょうど西日が差しており、ロマンチックな色合いになってきました。



北口ロータリーにあるモニュメント・「人の和」。開業5周年を記念して、平成18年5月に建てられました。


滞在時間を利用して周辺散策。巨大なマンションを横に見ながらしばらく進むと、大きな環状道路(R302)に出ました。排気ガスにまみれながら、ツツジが咲き誇っていました。関西本線をくぐり、再び南口へ。閑静な住宅地を3分ほど進むと、100円ショップSeria、スーパーマーケットABUSUYAに出ました。大型店にこだわらなければ、春田は暮らすのに便利な住宅地だといえます。


16時45分発の3330G(313系B309編成)で春田を後にします。16時49分に八田駅3番線に到着。



まずは改札と窓口です。春田駅と同様のつくりです。窓口営業時間は5:40~22:10ですが、たまたまこの時間は閉まっていました。トイレは改札を抜けて右側です。



それでは駅舎撮影。改築寸前に訪問したことがありますが、平成14年4月7日に高架化されてからは初めての訪問です。かなり洒落た高架駅が私を出迎えてくれました。駅前ロータリーからは市バスが発着し、駅舎右の入口からは地下鉄東山線にアクセス出来、自由通路を抜けると近鉄八田駅に至り、交通の利便性がすこぶる高い駅となりました。



滞在時間を最小限にとどめ、17時4分発の3332G(313系B308編成)で名駅に出ました。申し遅れましたが、八田駅は追抜き可能駅で2面3線を有し、北側には近鉄名古屋線が併走しています。


17時11分に名古屋駅に到着。そのまま東海道線には乗り換えず、エキナカの高島屋に直行。食料品売り場は人また人でごったがえしていましたが、なかなか使う機会の無かった商品券を利用し、今夜の夕食(みそかつ弁当&ギョーザ)を購入しました。


17時50分発の東海道本線3199F(311系G8編成)で今夜の宿泊地・岐阜へ。2分遅れの18時18分に岐阜駅に到着。東横イン名鉄岐阜で1泊します。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その5)

2010-06-19 22:39:01 | 関西線

滞在時間を利用して長島の町を歩きます。各家の基礎に石垣が築かれているのが特徴です。輪中に暮らす人々の知恵です。



近鉄長島駅から歩いて7分、浄土宗の寺院である光岳寺に到着。ツツジがきれいですね。


再び近鉄の踏切を渡り、14時25分発の3322G(313系B311編成)に乗車して木曽川を越え、愛知県に入ります。



14時29分に弥富駅に到着。2面3線に中線1本と保線用側線1本の構内ですが、3番線は名鉄尾西線専用ホームで行き止まりです。



弥富駅は地上で日本一低い駅(標高-0.93m)です。日本一低い駅は吉岡海底駅ですが、現在は北海道新幹線の工事が本格化したことで見学すら出来ません。



改札をくぐって駅舎に入ります。簡易Toica改札が設けられています。窓口営業時間は5:45~22:00です。12人くらい座れるベンチが設けられています。



それでは駅舎撮影。2つの耳を持つモダンな駅舎ですが、明治27年12月築のものがまだまだ使用されています。尚、トイレは改札内にあります。



JRの弥富駅から歩いて2分、近鉄弥富駅に到着。こちらは立派な橋上駅舎となっており、駅前にバス乗り場もあります。


近鉄弥富駅の向かいのデイリーで雪印コーヒーを購入し、14時59分発の3324G(313系B308編成)にて弥富を後にしました。是非とも名鉄電車を撮りたかったのに。尚、関西本線は、この駅を境に終点・名古屋まで単線区間となります。



15時3分に永和駅に到着。しばしば交換が行なわれる駅でホームは対面式ですが、中線を1本挟みます。



駅舎に入る前に駅裏の様子から。一面の水田地帯で、北方に東名阪自動車道が通じています。



それでは駅舎撮影。ファザードのステンドグラスがアクセントの地上駅舎です。みどりの窓口があり、営業時間は5:50~22:00(休み4回)です。待合スペースが狭いですが、付近に名古屋工業高校を抱えています。ここから八田までは自動改札です。



30分の滞在時間を利用して周辺を散策。住宅地と水田が入り混じる長閑な一帯ですが、あちらこちらに「ガンバロー大野町」の幟が掲出されています。しかし、この一帯は海面下推定マイナス1mで、先ほど下車した弥富と似たような地勢です。


15時34分発の3326G(313系B302編成)にて次なる駅に向かいます。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その4)

2010-06-16 22:33:13 | 関西線

駅舎に入ります。改札は簡易Toicaで、典型的な木造駅舎のつくりです。窓口営業時間は、7:00~17:30(休み3回)です。



それでは駅舎撮影。多少手直しされていますが、明治27年12月築の駅舎が健在です。トイレは改札内。


お昼時なので、食事場所を求めて周辺を散策します。駅前は古くからの住宅地。踏切を渡ってR23に出ました。



三岐鉄道の本社の前を通って、ジャスコの前に出ました。JMBWAONカードを持っている私にとって、富田駅は本当に便利な駅です。松屋にて昼食にします。



昼食を終えて東口へ。のショッピングモールの目の前じゃないですか。富田駅は2つの顔があるんですね。


 
引込み線には三岐鉄道の電気機関車。主なお役目は石灰列車の牽引ですが、こうして目の当たりに出来て少しばかりワクワクしました。


 
近くに庚申社があったので、旅の安全を祈願してきました。


東口を利用して、13時12分発の3318G(313系B312編成)で次なる駅に向かいます。ここから複線に入ります。



13時16分に朝日駅に到着。対面式ホームの2面2線の構内です。駅の設備といえばこれと簡易Toicaのみで、駅舎もトイレもありません。



滞在時間は30分ですが、案内板に従って周辺散策。路地を抜ければ、旧東海道(らしき道)に出ます。江戸時代の建築物が保存または復元されているわけではないですが、何だかそれらしき雰囲気が漂ってきます。



信号を1つ越えて、浄泉坊に到着。朝日駅から徒歩8分でした。桑名藩由縁の菩提寺ということで、山門や屋根には徳川の家紋・三つ葉葵紋が何個もしつらわれています。


 駅に戻る途中で西光寺に寄り道。



13時46分発の3320G(313系B316編成)で朝日を後にします。桑名については、近鉄(現:三岐鉄道)北勢線を乗り潰した際に訪問しているので、今回はパスです。



13時55分に長島駅に到着。複線間の島式ホーム1面2線の横に保線用側線がある構内です。



地下道をくぐって駅前に出ました。JRの長島駅は設備としてはこれだけで、駅舎がありません(あるのは簡易Toica改札のみ)。勿論無人駅で、券売機もありません。



踏切を渡って近鉄長島駅を訪問。こちらは有人駅で駅舎があり、駅前ロータリーも形成されています。このあたりは近鉄の天下のようです。


滞在時間は30分ですが、行ける範囲で長島の町を歩きましょう。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その3)

2010-06-13 22:55:44 | 関西線
10時47分発の2302Mに乗車して四日市駅へ。この旅で乗車した唯一の213系(H3編成+H2編成)でした。



10時51分に四日市駅に到着。貨物も取り扱う駅で、島式ホームの横に多数の側線があります。



南方の切り欠きホーム(3番線)からは、伊勢鉄道のローカル列車が発着します。



跨線橋を渡って駅舎に出ました。昭和34年12月築の、横に長くどっしりとした駅舎です。



ついでに改札と窓口です。窓口営業時間は6:00~22:20(休み3回)です。窓口の手前にはJR東海ツアーズがあり、改札横にはKIOSKがあります。待合所は吹き抜けが広く、かつては2Fに食堂がありました(現在は階段も閉鎖されています)。



滞在時間を45分確保したので、駅前通を歩きます。道路を渡ると、三右衛門像が聳え立っていました。



三右衛門像から8分くらい歩くと、国道1号と交差します。右側の大きな建物は四日市市役所です。この大通りは近鉄四日市駅に繋がっていますが、その道程のうち5分の2を消化したに過ぎません。それしても、この通りは街路樹が広く取られ、片側で2車線くらいの立派な通りです。


行程の都合上、国道1号を見て折り返しました。伊勢鉄道の列車を見て、11時36分発の3312G(313系B311編成)に乗車しました。



11時40分に富田浜駅に到着。複線から単線に変わる駅で、対面式ホームの2面2線です。



構内踏切を渡って駅舎に入りました。この駅は嘗て有人駅で荷物扱所もありましたが、現在は、御覧の通り無人駅で窓口が閉鎖されています。券売機も無く簡易TOICA改札のみです。待合室にはゴミ箱が無く、木製のベンチはゴミだらけ。



それでは駅舎撮影。昭和28年12月築の大きな駅舎ですが、右半分は立ち入り不可です。駅前には自転車が置けるスペースがありますが、道路は決して広くありません。



駅から住宅地を歩くこと5分、旧東海道の松並木に出ました。この旅で得た、最も大きな発見の1つでした。でも、近くにラブホがあったのにはちょっと。


 藤花もちょうど満開です。




駅前の発見をもう1つ。それは其角句碑。「蛤の焼かれて鳴くや 敦公(ほととぎす)」。元禄時代に俳人・宝井其角が富田庄茶屋(現在の富田三丁目)を通過の際、旅籠・尾張屋にて焼き蛤を食べ、その風味を讃えて詠んだ句だそうです。確かに、賑やかな高規格道路(R23)が隔たるものの海が近いし。


思いもよらぬ収穫を得て、12時10分発の3314G(313系B314編成)で後にしました。



12時12分に富田駅に到着。ここで単線から複線に変わります。2面3線(中線1本あり)の横に多数の側線がある構内です。



2,3番線の島の向こうには、もと三岐鉄道の跨線橋が残されています(立ち入り不可)。三岐鉄道が国鉄(JR)への乗り入れを止めて長い年月が経つので、時代を感じました。看板もそのままだし。


それでは、駅舎に入りましょう。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その2)

2010-06-10 23:29:26 | 関西線

構内踏切を渡って駅前に出ました。御覧の通り、駅舎の無い(ていうか撤去されている)無人駅です。トイレはあります。入口には旧駅舎のものと思われる駅名板が使用されています。



河曲での滞在時間は44分。式内大井神社で旅の安全を祈願した後、駅前を通って鈴鹿川の畔にて休憩。流路が良く曲がる一帯です。これが「河曲」の地名の由来かもしれません。気温が上がってきたので、ジーンズの上着を脱ぎました。



9時39分発の5300M(313系B302編成+B311編成)で河曲を後にします。GWの最中なので、車内は名古屋へ遊びに行こうとする人々で込み合っていました。



9時43分に河原田駅に到着。交換可能駅で対面式ホームを有し、両者は跨線橋(屋根なし)で結ばれています。伊勢鉄道のホームは築堤上です。



駅舎に出ました。平成15年3月築の、8人くらい座れるベンチがあるだけの簡易駅舎です。券売機もトイレもありません。


 
駅前の様子。周辺は住宅地で、ロータリーはありません。



滞在時間は21分だけなので、近くの踏切で213系4連をロケハン。同系列の編成写真の撮影は初めてだったので、貴重なお土産になりました。



撮影を終えた後、跨線橋を上り築堤をくぐって伊勢鉄道のホームへ。伊勢鉄道は複線で、この駅は島式ホームの1面2線です。10時4分発の114C(イセ101)で南四日市駅へ。



10時9分に南四日市駅に到着。ここから複線が始まります。貨物列車が発着する駅で、島式ホーム1面2線の他に、左に2線、右に7線の側線があります。駅裏は石油化学コンビナートです。



構内踏切を渡って駅舎に入ります。その前に、見事なまでのヒラドツツジに思わず目を奪われます。



それでは駅舎撮影。昭和37年12月築の、平屋の細長い駅舎です。トイレは改札の向こう側にあります。自転車置き場が無く、駅前は自転車の海です。



ついでに改札口と窓口。駅業務はJR貨物に委託されており、窓口営業時間は7:00~17:30(休み3回)です。改札業務は行なっておらず、自由に入れるようです。



滞在時間が38分あるので周辺をぶらぶら。駅前の工場群を抜けると、賑やかな通りに出ます。ラーメン屋が2軒ありますが、時間的に少し早すぎ。余りにも暑いので、ミニストップのソフトクリームを食べて一休み。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年GWの旅(その1)

2010-06-08 21:38:52 | 関西線
 このカテゴリーはこれまで「草津線」となっていましたが、これより「関西線」と名前を変更し再出発します。対象路線は、関西本線に接続する全路線とします(「東海道本線等」、「紀勢本線」のカテゴリーは除く)。
 早速ですが、2010年GWの旅についてお伝え致します。


 2010年5月1日(土)。18時23分頃に震度4の地震があり、新潟地区のダイヤが乱れていました。21時45分過ぎに新津駅に到着し、乗れたのは21時4分発の信越本線457M(115系N28編成+L14編成)。22時10分に新潟駅に到着。リュックサックをチェックするとノートを忘れた事に気付いたので、ファミマでノートを購入。それでも、22時45分発の高速バスに楽々間に合いました。車号は「新潟200か325」。



6時に名駅に到着。「青空フリーパス」を買い、6時33分発の関西本線4305M(313系B308編成+B309編成)に乗車。名古屋トップ3弁当で朝食にします。



7時42分に井田川駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの構内です。



駅前に出ました。正面に公衆電話、左側にトイレの建物があるだけで、駅舎はありません(ていうか撤去されています)。
 

滞在時間が35分あるので、駅前を散策します。住宅地を抜けると国道1号。向かいにあるミニストップでゴミを捨て、ついでにWAONを使って缶コーヒーを買いました。



駅に戻ると、乗客が多数集まってきました。8時17分発の4320M(313系B309編成+B308編成)に乗車。この日は、ほぼ各駅に下車しながら名駅の高島屋を目指すだけの単純なルートです。8時21分に加佐登駅に到着。



跨線橋を渡って駅舎に出ました。明治24年12月築の木造駅舎が健在です。妻面が出入口です。車学への送迎バスが出ており、多くの若者が待っていました。



ついでに駅舎内部。駅員が配置されており、窓口営業時間は5:05~22:00(休み7回)です。


滞在時間が30分確保されたので、ツツジを求めて周辺散策。中部国際空港が近いからか、時折、アプローチする航空機のサウンドが聞こえてきます。



坂を上りきって主要道に出、1分ほど西の住宅地にて今年の初ツツジを見つけました。新潟県では八重桜なのに、三重県では満開です。それにしても、絵になりますね。


 来た道を戻る途中にて。加佐登郵便局にもツツジが咲いていました


余った時間で駅を素通りして踏切を渡ります。駅裏に回ると、そこはヒューム管の工場。それにしても、この日の三重県内は暑くなりそうですね。



そろそろ列車に乗る時間です。8時51分発の4322M(313系B312編成+B316編成)に乗車しました。申し遅れましたが、加佐登駅は、2面3線の横に側線1本を有する構内です。



8時55分に河曲駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの構内です。



それでは、駅名板と待合ベンチ。河曲は「かわの」と読みます。ちょっとした難読駅名ですね。


さて、構内踏切を渡って駅前に出ましょうか。


つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水郡線全駅下車への道・第2回(その3)

2010-06-04 21:24:47 | 南東北地区

13時7分に磐城石井駅に到着。交換設備が撤去されて棒線駅となっています。



それでは駅舎撮影。平成10年3月築の簡易駅舎で無人駅です(券売機も無し)。壁面には「Suigun025 Iwaki-Ishii」と記されています。トイレは別棟。



僅かな時間ですが、駅前を散策。山の麓に長閑な集落の佇まいで、真っ直ぐ行くと廃屋に突き当たります。



たった16分の滞在で、13時23分発の8326D(キハE131-3+キハE132-3)に乗車。しかし、目指す駅は目と鼻の先で、乗るには勿体無い距離です。



13時26分に南石井駅に到着。黒い雲に覆われて、雨が降ってきました。矢祭山では晴れていたのに。



列車が去り、誰も居なくなった所で駅全景を。南石井駅は片面ホームと待合所のみの無人駅で、両側が下り勾配になっています。(暗かったので補正しました。)


撮影終了後、東館駅まで駅間徒歩を敢行します。石井郵便局に突き当たれば、あとはR118を南下するのみ。



南石井駅から10分、八幡神社でお参り。歩き始めに小降りだった雨が、とうとう本降りになってしまいました。


 
もう少し南下すると藤井酒造。清酒・南郷欲しくなってきました。更に15分ほど下って、リオンドールに隣接する酒のしのだで南郷カップを購入。


 矢祭町も梅の花が満開となりました。


雨に当たられながら市街地に入り、矢祭町役場付近の交差点を左折。14時20分に東館駅に到着しました。



まずは駅舎撮影。昭和16年築の木造駅舎が健在です。トイレは別棟。



駅舎に入ります。委託ながらも駅員が配置されており、窓口がほぼ原型をとどめています。本格的な「おしらせくん」が設置されています。



付近には矢祭町もったいない図書館。なぜ、「もったいない」が冠されているのでしょうか。



駅構内に入ります。交換可能駅で、対向式ホームの脇に保線用側線を1本有する構内です。東日本の駅には珍しく、跨線橋には屋根がありません。柱には国鉄様式の駅名板。



駅裏は一面の水田地帯です。奥にはユーパル矢祭(スポーツ施設?)があります。



14時53分発の333D(キハE130-2)に乗車すると、もう帰還モード。郡山にて磐越西線1231M(719系H16編成)に乗り継いで会津若松へ。日の目のあるうちに磐梯山が望み、17時56分に会津若松駅に到着。


ドムドムでえびカツバーガーを食べた後、18時34分発の235D(キハE120-6+キハ110-202+キハ110-203)に乗車。新津駅には20時54分に帰還しました。


これにて「春の青春18」旅行のが終了し、ほっとしています。次は、GWの旅の模様をお伝えします。


水郡線全駅下車への道・第2回   おわり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング