飛騨宮田駅を出て40分ほど経ち、坂下(さこげ)神社で一休み。朝食の残りのホワイトチョコレートを食べ上げました。
坂下の集落を抜けると、アップダウンが激しくなってきました。ふと温度計を見ると24℃。道理で暑いなと思ったら。10分ほど歩くとR41は高規格道路に変わり、歩道がなくなります。車の切れ目に左に移り、分岐で左の道路を下って小坂の町へ。
飛騨川を渡れば、目的地はすぐそこです。15時40分に飛騨小坂駅に到着しました。
逆光となりますが、駅舎撮影。昭和9年8月築の丸太を組み合わせた木造駅舎で、丸ポストがアクセントです。トイレは右脇にあります。駅前にミニ庭園があり、「御嶽登山口」の碑もあります。下島温泉、湯屋温泉、濁河温泉の玄関口です。標高は525m。
それでは駅舎に入ります。待合室の広い駅です。委託ながらも駅員が居り、窓口営業時間は8:00~18:10(休み6回)です。
重複乗車となる渚までの乗車券を買い、地下道をくぐって、16時2分発の4719D(キハ48 6517+キハ48 5501)に乗車しました。申し遅れましたが、飛騨小坂駅は交換可能駅で、島式ホームの1面2線+岐阜方の側線1本の構内です。
久々野を出発すると、宮トンネルで分水嶺を越え。宮盆地の絶景を見ながら高度を下げると、間もなく飛騨一ノ宮です。
16時29分に飛騨一ノ宮駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線です。以前は、下り副本線があり(現在は保線用側線)、岐阜方には貨物用側線もありました。
ホームから一段下って駅舎に出ました。昭和9年10月築の、細長い木造駅舎です。トイレは右にあります。
駅舎に入ります。待合室の広い駅です。以前は有人駅でしたが無人化されて久しく、窓口が閉鎖されています。跨線橋とともに臥龍公園への通路の一部ということもあり、市民や観光客の往来が激しく、とても飲酒なぞしてられません。
調査終了後、一宮水無神社に向けて周辺散策します。駅前にて満開のサトザクラに出会います。私の地元ではまず見ない品種なので、この種の桜は生まれて初めてです。
R41を渡り、駅から7分で一宮水無神社に到着。延喜式に記されるほど歴史の古い神社で、古くから飛騨人の心の拠り所です。4月3日の飛騨生き雛祭りで9名のお雛様が並び、5月1日(試祭)~2日(本祭)の例大祭ではどぶろくが振舞われるなど、多くの参拝客で賑わいます。二本杉が天然記念物。
参拝終了後、駅に戻って跨線橋を渡り、臥龍公園にも行ってきます。ちょうど「さくらまつり」がやっており、多くの人で賑わっていました。売店の一角に宴会しているグループがあるし。
樹齢1000年といわれる臥龍桜。さすがに盛りは過ぎていますが、この二本桜はまだまだいい感じの色合いでした。
ついでに隣接する大幢寺も訪問。
17時59分発の4721C(キハ40 6304+キハ48 3816)で高山へ。3分遅れていました。
18時9分に高山駅2番線に到着。3番線までありますが、運転上の要衝で横に運輸区がある駅です。
今夜の夕食は飛騨牛にしようと考えましたが、味蔵は家族連れなど待ち客が多く断念。よって、昨年9月に入った伝真にて高山ラーメンを食します。
今回はスーパーホテル飛騨高山で1泊します。スーパーホテルは初めてですが、天然温泉に加えて冷蔵庫、ユニットバスがあって安心しました。
つづく