直江駅から快速アクアライナー(3450D)に乗車。宍道を出ると、宍道湖の畔を走ります。
10時26分に玉造温泉駅に到着。島式ホーム1面2線の構内で、ホームと上屋は広いです。これより松江方は単線となります。
地下道をくぐり、駅舎に入ります。右手には券売機、左手にはみどりの窓口があり、窓口営業時間は7:35~18:00です。待合室は広く、自販機も何台かあります。
それでは駅舎撮影。昭和9年11月30日築の細長い木造駅舎です。トイレは別棟。山陰本線の駅ですが、構成の都合上、「陰陽連絡線」のカテゴリーに掲載いたします。
折角なので周辺散策。出発して5分弱、島根県伝統工芸の1つである布志名焼の窯元・湯町窯に到着。普通の住宅のような出で立ちです。
住宅地を抜けて玉湯川を渡ると、玉造温泉入口公園に到着。広場の真ん中に勾玉が鎮座しています。尚、玉湯温泉街はそこから上流におよそ1.6kmです。
その玉湯川。両岸に桜並木が形成されており、時期ともなれば絶景となるでしょう。
玉湯川沿いの桜並木を散策しつつ駅に戻ります。「姫神さまのふりーぺーぱー」を読んでいると、実際に玉造温泉を散策して入湯したくなってきました。しかし、入線音を録音して、11時7分発の133K(キハ47 83+キハ47 3014)に乗車しました。
11時17分に宍道駅2番乗り場に到着。速攻で、3番乗り場に停車中の木次線1447Dに乗り継ぎました。「キハ120 207+キハ120 206」の2両編成でしたが、後1両は回送扱い。この日は、もともと簸上鉄道として開通した区間の駅を巡ります。
11時50分に南大東駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、4両は停まれそうな長さです。
それでは駅全体像を。ホーム上に、昭和38年10月の開業時からの待合所(財産票は昭和38年9月27日)とトイレがあります。勿論、駅員も居なければ券売機の類もありません。
開駅記念碑。駅名が大きく書かれています。
26分の滞在時間を利用して周辺散策。幹線道路を横断して階段を上ると佐玉神社に到着。そこで旅の安全を祈願してきました。出雲大社のお膝元ということもあり、注連縄が大きいです。
境内から集落を見下ろします。周辺は純日本的な山村の風情です。傾斜地が多そうです。
佐玉神社から戻って間もなく、12時16分発の1452D(キハ120 208)に乗車して宍道方面に戻ります。
つづく