クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2010年冬・山陰の旅(その2)

2011-01-29 17:48:50 | 陰陽連絡線
これまでの模様はこちら



直江駅から快速アクアライナー(3450D)に乗車。宍道を出ると、宍道湖の畔を走ります。



10時26分に玉造温泉駅に到着。島式ホーム1面2線の構内で、ホームと上屋は広いです。これより松江方は単線となります。



地下道をくぐり、駅舎に入ります。右手には券売機、左手にはみどりの窓口があり、窓口営業時間は7:35~18:00です。待合室は広く、自販機も何台かあります。



それでは駅舎撮影。昭和9年11月30日築の細長い木造駅舎です。トイレは別棟。山陰本線の駅ですが、構成の都合上、「陰陽連絡線」のカテゴリーに掲載いたします。



折角なので周辺散策。出発して5分弱、島根県伝統工芸の1つである布志名焼の窯元・湯町窯に到着。普通の住宅のような出で立ちです。



住宅地を抜けて玉湯川を渡ると、玉造温泉入口公園に到着。広場の真ん中に勾玉が鎮座しています。尚、玉湯温泉街はそこから上流におよそ1.6kmです。



その玉湯川。両岸に桜並木が形成されており、時期ともなれば絶景となるでしょう。


玉湯川沿いの桜並木を散策しつつ駅に戻ります。「姫神さまのふりーぺーぱー」を読んでいると、実際に玉造温泉を散策して入湯したくなってきました。しかし、入線音を録音して、11時7分発の133K(キハ47 83+キハ47 3014)に乗車しました。



11時17分に宍道駅2番乗り場に到着。速攻で、3番乗り場に停車中の木次線1447Dに乗り継ぎました。「キハ120 207+キハ120 206」の2両編成でしたが、後1両は回送扱い。この日は、もともと簸上鉄道として開通した区間の駅を巡ります。



11時50分に南大東駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、4両は停まれそうな長さです。



それでは駅全体像を。ホーム上に、昭和38年10月の開業時からの待合所(財産票は昭和38年9月27日)とトイレがあります。勿論、駅員も居なければ券売機の類もありません。


 開駅記念碑。駅名が大きく書かれています。



26分の滞在時間を利用して周辺散策。幹線道路を横断して階段を上ると佐玉神社に到着。そこで旅の安全を祈願してきました。出雲大社のお膝元ということもあり、注連縄が大きいです。



境内から集落を見下ろします。周辺は純日本的な山村の風情です。傾斜地が多そうです。


佐玉神社から戻って間もなく、12時16分発の1452D(キハ120 208)に乗車して宍道方面に戻ります。


つづく
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2010年冬・山陰の旅(その1)

2011-01-26 00:02:44 | 山陰線
 このカテゴリーは、山陰本線とその周辺路線の駅巡りについて取り上げています。対象路線は山陰本線と境線の予定ですが、ひょっとしたら若桜鉄道や一畑電鉄も登場するかもしれません。
 山陰本線は、京都と幡生を結ぶ全長673.8kmの日本最長の路線と、長門市と仙崎を結ぶ盲腸線から成っています。京都と下関を裏日本経由で結ぶため、電化区間と非電化区間が入り混じり、現在は直通列車がありません。城崎からはほぼ日本海沿いを走るなど風光明媚な区間が多く、また、沿線には鳥取砂丘や出雲大社など観光資源が豊富で、この路線を目的とする旅行者も結構居ます。尚、境線については、後ほど紹介します。
 前置きはこれくらいにして、2010年12月18日(土)~20日(月)の乗り継ぎ旅行にまいりましょう。



「青春18」に日付印を入れ、新津駅0時7分発の「快速ムーンライトえちご」で出発。私にとって5度目の183系31編成ですが、10月に全般検査を終えたようで車体や足回りはピカピカです。思ったほど混雑しておらず、私の隣は空席でした。福顔花カップで一杯やれば、大宮の手前まで記憶なし。


鉄道唱歌が鳴り、定刻5時10分に新宿駅7番線に到着。山手線内回り電車(400G~500G=E231系540編成)と京急の快特を乗り継いで羽田空港へ。朝食をとり、JAL1663便で出雲縁結び空港へひとっ飛び。


今回の機材はJA8659。私にとって最後となるであろうA300-600Rなので、機内を紹介します。


 まずはクラスJ。2+3+2のアブレスト。



続いてエコノミークラス。2+4+2のアブレストです。フラッシュで白くなっていますが、シートはねずみ色とオレンジ色の2色です。この日の搭乗率は推定9割で、私の隣には子供会の付き添いの母親が座りました。



ランウェイ34Rから離陸した後、富士山の北方をかすめて赤石山脈を横断し、名古屋上空を通過して若狭湾に出るルートをとりました。スカイメイトがサービスなのは有り難かったです。



高度を下げ、美保関半島の上空を通過すると、そろそろ出雲縁結び空港に着陸です。



予定より5分早い9時10分に到着したので、展望デッキに上がります。折角のA300-600Rですが、立ち入り区画が制限されて機首部分が隠れてしまいました。ですが、この後の乗り継ぎがかかっているので、出発を待たずに撤収。9時25分発の出雲市駅行きのバス(島根200か419)で後にします。



9時43分に直江駅入口BSに到着。R9沿いは店舗が多く賑やかです。


住宅地の中を歩いて間もなく直江駅に到着。出雲空港の最寄り駅を1つ発見しました。



それでは(旧)駅舎撮影。昭和17年10月築の、端正な形の木造駅舎です。明治の木造駅舎にも見えますが。トイレは左手の小さな建物。この木造駅舎は地元民のための会議室と化しており、鉄道利用者は立ち入ることが出来ません。



跨線橋自体が事実上の現駅舎と言えるでしょう。1番乗り場の正面に駅入口があり、券売機もあります。窓口のようなものがありますが、ざっと見る限り無人駅といえるでしょう。



構内を撮影しようとホームに下りると、ちょうど「サンライズ出雲」が通過しました直江駅は交換&退避可能駅で、2面3線の構内を有します。



残り時間が少ないですが、南口に行ってきます。跨線橋の入口に「人の和」というモニュメント。新興住宅地の完成を記念して、平成5年に建てられたそうです。


ホームに再び上がると、乗客がだいぶ集まってきました。快速アクアライナー(3450D=キハ126-1015+キハ126-15)に乗車して米子方面へ。


続きはこちら
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仙山線駅巡り・2010(その4)

2011-01-24 00:00:04 | 南東北地区


仙山線3839Mは、14時39分に山寺駅に到着。交換可能駅で、島式ホームの1面2線に側線を上下それぞれ1本ずつ有する構内です。



地下通路を通って駅舎に入ります。オープンスペースで木が多用されている待合スペースの向かいにみどりの窓口があり、営業時間は7:00~19:00(休み2回)です。門前町の駅ということで、さすがに利用客が多いです。



それでは駅舎撮影。昭和8年10月17日の開業以来の、寺社建築の木造駅舎が健在です。丸ポストもアクセントです。トイレは右側の建物にあります。



降り立ったからには当然、山寺を訪問します。立谷川を渡って土産物屋街を通過し、立石寺山門に到着。駅から徒歩10分でした。しばし、私と共に立石寺観光をお楽しみ下さい。



階段を上がると、いきなり本堂(根子中堂)に到着。延文元年(1356年)に初代山形城主・欺波兼頼によって再建され、入母屋造りの5面4間で、日本最古のブナ材建築です。線香を買わなかったのですが、お参りしてきます。


 
日枝神社にも立ち寄り、旅の安全を祈願してきました。



ついでに立石寺の御神木である大銀杏の木にも立ち寄ります。いちょう茶屋にて力こんにゃくを食べ、いよいよ山門へ。


 いちょう茶屋を出るとすぐに芭蕉像に出会いました。


 
芭蕉のお供であった曽良の像も漏らさずに。その後、300円払って山門をくぐります。


 
道中は急な階段が続きます。ゴールまでは1015段です。



ほぼ中間地点にあたる弥陀洞にて。石碑が多数彫られており、如何にも仏教寺院である雰囲気です。その後、仁王門をくぐって、山寺観光のハイライトへ。



観明院、性相院、金乗院と上がり、交差点を左折して開山堂へ。室町時代の築である格式高い寺院です。回廊は相当な人出です。



左手の岩の上には、立石寺で最古の木造建築である納経堂があります。



開山堂からの眺望。金乗院と中性院が見え、背景の山々には洞窟が多数あります。危険ということで、この釈迦が峰には修行僧以外入れません



開山堂から狭い階段を上がり五大堂に出ると、山寺の町の大パノラマが広がっていました。ほら、山寺駅の構内が一分かり。



視点を変えて奥羽山脈方面の大パノラマ。この大山塊の向こうに仙台の街が広がっているかと思えば、仙山線の立地条件の厳しさがひしひしと伝わってきます。五大堂は超お勧めスポットです。



開山堂から脇道を上がって三重小塔を通過すると、ついにゴール!左手は大仏殿で、像高5mである金色の阿弥陀如来が安置され、毎日卒塔婆供養が行なわれています。右手は奥の院で如来堂ともいい、釈迦如来と多宝如来がご本尊です。石墨草筆の写経道場で、明治5年の再建です。勿論、両方とも参拝しました。



帰りに華蔵院にお参りし、そばにある三重小塔に立ち寄りました。重要文化財に指定され、このように厳重に保護されています。



例の急な階段を下り、山門に帰ってきました。往復で80分弱でした。


その後、立石寺本坊の前を通って下山し、対面石を左手で撫でて、17アイスでしばし休憩。その後、立谷川を渡り、駅に戻りました。展望台に上がったりしながらして過ごし、16時40分発の3841M(719系H24編成+H25編成)に乗車。羽前千歳まで相席の女性と話が弾みました。山形到着後、VIE DE FRANCEでパンを3個購入し、山形線444M(719系Y5編成+Y7編成)~快速べにばな号(3821D=キハ111-202+キハ112-202)~信越本線2554M(115系N9編成+N21編成)と乗り継いで、新津に帰還しました。


以上で「仙山線駅巡り・2010」は終了です。18きっぷの期間外ということで、仙台からホリデーパス+普通乗車券を組み合わせて旅しましたが、高速バスを除いたきっぷ代は4610円でした。矢張り、18きっぷは偉大です。また、その結果、仙山線の未訪問駅は、八ツ森と北山、東照宮の3駅だけとなりました。事実上車でしか訪問できない八ツ森はいいとして、残り2駅ついては片手間に訪問しようかな。


最後までお読み下さいましてありがとうございます。


おわり

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仙山線駅巡り・2010(その3)

2011-01-20 22:38:22 | 南東北地区

仙山線828Mは、11時50分に東北福祉大前駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、ホームがカーブしています。



それでは駅舎撮影。平成19年3月16日開業の駅で、現代風の片流れ屋根の駅舎です。駅前が狭いです。トイレは改札の中。



駅舎内部の様子。この旅初めて訪問した有人駅で、窓口営業時間は6:40~21:00(休み4回)です。



向かいにあるステーションカフェのテラスには、455系電車の動輪が保存されています。中に入っても、サボなど「同業者」垂涎のグッズが多数ありました。455系がラストランしてまだ1年半余りした経っていませんが、もう鉄道遺産となってしまいましたね。



階段を下りると、東北福祉大学ステーションキャンパスが。少し離れた所に国見キャンパスがあり、シャトルバスも出ています。しかしながら滞在時間が短く、校舎を撮影しただけで終わり。


12時12分発の1848M(719系H21編成+H36編成)に乗車し、一旦仙台に戻ります。



12時24分に仙台駅に到着。駅そば屋「杜」に入り、牛タンコロッケそばで昼食。歯ごたえがしたのもつかの間、コロッケはすぐに崩れました。


土産として萩の月や仙台いちご日和を購入し、13時5分発の1851M(719系H26編成+H16編成)で仙山線の旅を再開。折角なので、東照宮まで走行音を録音。



13時22分に国見駅に到着。交換可能駅で2面2線の構内を有していますが、両ホームは仕切りでセパレートされています。狭い敷地に交換駅が作られたので、仙山線最狭のホームとなっています。


国見駅には跨線橋がなく、仙台方に構内踏切があります。右折すればトイレで、左折すれば駅舎につながっています。



その駅舎に入ります。利用客が多いようで自動改札が6台あり、その脇には有人通路&みどりの窓口があります。窓口営業時間は6:40~21:00(休み4回)です。



それでは駅舎(?)撮影。昭和59年2月1日の開業ですが、この旅客上屋は平成16年1月17日に完成しました。



それでは周辺散策。坂を少し上がると、左手には東北文化学園大学のキャンパス。ここで少しばかり休憩。右手には、当然ながらアパートが多いです。



坂をもう少し上がると、国見浄水場が広がっていました。尚、駅から25分ほどの所に仏舎利塔がありますが、再び雨が降り出したのでこのあたりで引き返します。


14時ちょうど発の3839M(719系H36編成+H21編成)に乗車し、再び仙山トンネルを越えました。隣席に座った彼女は、山形の祖母の所に行くところだそう。


つづく
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仙山線駅巡り・2010(その2)

2011-01-18 00:09:13 | 南東北地区
楯山駅は住宅地の中の駅でした。9時5分発の826M(E721系P22編成+P28編成)に乗車し、再び仙山トンネルをくぐります。車内はだいぶ混雑してきました。



9時44分に熊ヶ根駅に到着。片面ホーム1面のみの棒線駅ですが、ホームが狭いです。



それでは駅舎撮影。昭和57年12月28日築の簡易駅舎で、入口に券売機があります。勿論無人駅ですが、待合室は広いです。トイレがないので、用を足す人は向かいにあるセブンイレブンでする形となります。それにしても、背景がいいですね。尚、熊ヶ根駅は、昭和6年8月30日に開業しました。



調査を終えたところで、西仙台ハイランド駅を目指して歩きます。駅を出て5分、曹洞宗の寺院である光西寺に到着しました。



その後もR48を歩きます。山間部の長閑なロケーションですが、可也人口が多いです。眼下には稲干しの風景も見れました。



仙山線の陸橋を渡って間もなく、西仙台ハイランド駅のホームが見えてきました。背景は一面の山々です。



熊ヶ根駅を出て27分、西仙台ハイランド駅に到着しました。片面ホーム1面のみの構内です。駅前広場は、ちょうど草刈りが終わったところですが草の回収はまだでした。



もともと西仙台ハイランドへのアクセス駅として設けられた臨時駅で、切符売り場もありました。しかし、現実には車での来場者が殆どで、この駅の利用者はほぼ皆無でした。よって、平成15年10月1日より全列車が通過して、トラロープが張られて中に入ることすら出来なくなっています。なぜ、JR東日本がこの駅を未だに駅として認めているのか不思議でしょうがないです。



撮影終了後、更に西の方に歩きます。信号を越えて3分、鳳鳴四十八滝に到着。広瀬川の谷は推定100mはあろうかというほど深く、滝壺はおろか滝頭にも下りることは出来ません。水量が豊富で物凄く迫力があります。



上流側に視点を移すと、幾重の滝が連なっていました。この滝は、実際に48あるかどうかは分かりませんが様々な滝の集合体です。紅葉すれば絶景でしょう。尚、「鳳鳴」の名は、滝のせせらぎが伝説の鳥である鳳凰の鳴き声に似ていることに由来しています。



先ほどのセブンで買ったスナックで小腹を満たせた後、熊ヶ根駅に戻ります。一応仙台市内ということで、萩の月の広告が大々的に出ています。後で買う予定ですが。



熊ヶ根駅に戻りました。中学校の校地の脇には、稲干しが何連も連なっていました。なぜか懐かしい日本の原風景です。


熊ヶ根駅は快速が停車せず、プランニングに苦心しました。時間が近付くと仙台への乗客がどんどん集まってきました。11時28分発の828M(719系H28編成+H29編成+H18編成)に乗車しました。


つづく
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仙山線駅巡り・2010(その1)

2011-01-15 19:30:17 | 南東北地区

だいぶ前の話になりますが、これより、2010年9月19日(日)の乗り継ぎ旅行の模様をお伝えします。


2010年9月18日(土)。22時33分頃に家を出発し、新津駅22時53分発の信越本線461M(115系N30編成)で新潟へ。20分の乗車時間にて麒麟カップで一杯。新潟駅到着後、23時45分発のWeライナー(宮城200か12-43)で一夜を過ごします。菅生PAでトイレに行ったほかは殆ど寝れました。


5時20分に仙台駅東口に到着。吉野家にて牛丼定食で朝食。ホリデーパスを購入し、仙台駅6時10分発の仙山線821M(719系H26編成+H16編成)に乗車。それにしても、雨が降ったり止んだりの安定しない天気です。



7時21分に高瀬駅に到着。片面ホーム1面の棒線駅ですが、ホームは広いです。雨はもう上がりました。


 高瀬は「紅花の里」とPRされています。



それでは駅舎撮影。平成13年3月25日築の簡易駅舎です。無人駅ですが、待合室の中に券売機があります。トイレはありません。



ついでに駅前にある開駅記念碑。高瀬駅は、地元住民の請願が実って昭和25年7月1日に開業し、昭和28年7月1日に職員宿舎が完成したと書かれています。高瀬駅の開駅は、当時の地元住民にとって喜びひとしおだったに違いありません。



それでは周辺散策。すぐそこにおむすび形の山が聳え、独特の長閑な田園風景が広がっています。



少し仙台方に歩を進めると、黄金の絨毯が形成されていました。旅先にて9月の風景に出会いました。



沿道にはあちこちでコスモスが咲いていました。また初秋の風物詩に出会いました。



踏切を渡って集落を抜け、村山高瀬川の畔に出ます。すぐ向こうには仙山線の鉄橋があり、隠れた名撮影所を見つけました。桜並木もあるし。ここに列車が来れば作品になりそうですけど、次に来るのはこれから乗る予定の列車だったりします。



最後に時刻表を紹介します。高瀬駅には1日上下12本ずつ停車しますが、仙山線には快速も多く走るため実にクセのあるダイヤとなっています。これが今回もWeライナーで仙台に出る理由の1つだったりします。尚、左には高校生によるマナー川柳の最優秀作品が紹介されています。


8時18分発の823M(E721系P28編成+P22編成)に乗車して山形方面へ。



8時21分に楯山駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+側線1本の構内です。嘗ては貨物を扱っていたと思われます。



それでは駅舎撮影。平成11年3月22日築の三角屋根の駅舎です。先ほどの高瀬駅と同様に待合室は広めで券売機もあります。トイレはありません。



それでは周辺散策。山形市郊外の住宅地ですが、すぐそこに例の大きな山が聳えています。


 少しばかり歩くと、道祖神を見つけました。



とある民家の軒先にて。柿木の群生を見つけました。勿論、この時期は実が小さいです。


つづく

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東北新幹線全通記念乗り継ぎ(その5)

2011-01-13 00:08:28 | 奥羽本線
川部駅は間近にリンゴ園がある駅でした。



13時47分に駅に戻ると、秋田からの「リゾートしらかみ1号」が正に入ったところ。本来なら12時40分に発車する筈なので、五能線内の強風の影響で1時間以上遅れました。よって、この列車は弘前で打ち切られ、新青森などに向かった乗客は、間もなくやってきた「つがる51号」で救済輸送されました。


これから乗車する829Dも遅れているに違いないので、ホーム上の待合室で昼食にしました。中には先客の女のコがいましたが。



上り列車入線のアナウンスがあって見に行くと、「つがる6号」の通過でした。485系3000番台の4両編成で、普段6連を見慣れている私にとってはミニ特急です。これが奥羽線の旅客輸送の現実なのでしょうか。


五能線からの829Dは、14時23分に1番線に入線。「キハ48 518+キハ48 1520」の2両編成で、後ろの国鉄首都圏色の車両に乗車。川部を後にしたのは14時27分でした。平川を渡って弘前市内へ。



30分遅れの14時31分に撫牛子駅に到着。対面式ホームの2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅前に出ました。(上りホームから跨線橋を渡ると下りホームには出ません!)昭和57年3月築の少し古いタイプの簡易駅舎ですが、トイレは閉鎖されています。



待合室内部の様子。壁に沿ってベンチが設けられており、券売機もあります。



それでは駅前の様子を。弘前近郊の住宅街という立地条件で、周辺にはアパートも多いです。



この日の最後の訪問駅ですが、12分の滞在時間はあっという間に過ぎていきました。上りホームに立つと、遠くにリンゴ園のある田園風景が広がっていました。


3分遅れの660M(701系N2編成)に乗車して弘前へ。新青森からここまで何回か乗り継いできましたが、弘前~青森間は東北新幹線全通により普通列車の本数が格段に増えた上、3両以上の編成が殆どです。JR東日本秋田支社は、この区間に車両を集中的に投入出来るよう運用を組んでいるのだと感じました。


弘前で乗り継いだ1664Mは、701系N31編成の2連。ここにきて疲れがどっと出てきたので、走行音を録音した他は爆睡。沿線は大雨。


秋田到着後、りんごジュースなどを購入し、550M(701系N9編成)と834D(キハ40 560+キハ47 518+キハ40 534)を乗り継いで羽越本線を南下。新屋発車後、1人で第9コンサート。冬季を中心に風規制が頻発する区間ですが、特に輸送障害は無く、22時2分に村上駅2番線に到着。定石通り952M(115系N1編成+S8編成)に乗り継ぎ、白新線を通ってその日の内に新潟駅に戻れました。この日はツイてました。


「ムーンライトえちご」の指定券を入手し、23時45分発の信越本線2562Mに乗車。所定3両(115系N編成)のところ115系Y2編成(2両編成)で運転されており、猛烈な混雑でした。新津駅に帰還したのは0時8分。


今回のメインは東北新幹線の延伸区間でしたが、奥羽線の駅にも独特の風景があって大変収穫の多い乗り継ぎ旅でした。次は、2010年9月の乗り継ぎ旅行の模様をお伝えします。


東北新幹線全通記念乗り継ぎ   おわり
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東北新幹線全通記念乗り継ぎ(その4)

2011-01-10 23:51:41 | 奥羽本線
12時35分に北常盤駅に到着。



駅舎撮影を終え、周辺散策。駅前には体育館型の農業倉庫があります。りんごの集散地で、近くには冷蔵施設もあります。



青森方に行くと、線路とパンタグラフの隙間から岩木山が顔を覗かせていました。岩木山を見たのは東北新幹線の八戸延伸以来です。正に津軽を象徴する成層火山です。



折角なので、駅前道路を東方へ。付近には郵便局があり、長期戦に備えてATMで金を下ろしてきました。尚、徒歩圏内には北常盤温泉があります。



自由通路・アルポを通って西口へ。そこは新興住宅地となっていました。常盤ふるさと資料館へは徒歩5分ですが、雨が本降りになったので散策を見合わせました。だいいち、傘を持ってきていないし。


13時19分発の656M(701系N30編成+N17編成)に乗車し、次なる駅に向かいます。



13時23分に川部駅に到着。五能線との分岐駅で、2面3線+側線1本の構内です。



跨線橋を渡り、駅舎に入ります。待合室は結構広めです。2台の券売機の隣にみどりの窓口があり、営業時間は7:00~18:30(休み2回)です。トイレは反対側です。



それでは駅舎撮影。明治27年10月築の、威厳ある木造駅舎です。駅前は広いです。



折角なので、周辺散策。駅から数分歩くと、リンゴ園が広がっていました。こんなに林檎の木が間近に見れた駅を訪問したのは初めてです。


 今度は南天と絡めて。



交差点を左折すると、右側には先程とは別の形態のリンゴ園が広がっていました。木の種類が違うのでしょうか、栽培方法に違いがあるのでしょうか。私は農学部出ではないので良く分かりませんけど。



道路の左側のリンゴ園も漏らさずに。ちょうど雨上がりの時間帯で、雲間から光が差し込んできました。


もっと探索したいところですが、出発の時間が近付いたので駅に戻ります。秋口に訪問すれば、林檎が間近に見れるでしょうが。今回は正に津軽の旅そのものです。


つづく
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東北新幹線全通記念乗り継ぎ(その3)

2011-01-07 23:42:26 | 奥羽本線

奥羽本線652Mは、11時39分に浪岡駅に到着。2面3線の構内で、両ホームは跨線橋で結ばれています。



駅舎に入ります。トイレの向かいにみどりの窓口があり、営業時間は6:45~18:00です。券売機を挟んで手前は待合室です。



それでは駅舎撮影。平成21年11月に、青森市浪岡交流センター・「あぴねす」が併設する合築駅舎となっています。



駅前ロータリーのモニュメントは、りんごを多数積み重ねたもの。浪岡は「りんごの里」です。



48分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は古い商店街が連なっており、JA関連の施設も多数あります。



徒歩3分の所に浪岡駅前温泉があります。入浴料は大人300円。是非入りたかったんですけど、バスタオルを持ってこなかった~。



交差点を左折して浪岡川沿いへ。そこには浪岡の地形をかたどった公園があり、何時の間にか奥羽線を走る列車に見とれていました。



一旦駅に戻ります。周辺には古い農業倉庫があるなど、多数発見がありました。



折角なので、「あぴねす」の中に入ります。中央にはりんごの木がそのまま聳え立っています。その他、りんごの木やそこに棲む動物について紹介され、大変勉強になりました。また、弘前方のエントランスでは写真展が開かれており、短時間では見切れないほど見所豊富でした。さらに、喫茶店もあったので、時間があればお茶にしたかったです。尚、「あぴねす」の営業時間は9:00~18:00(冬期間)です。


誠に名残惜しいですが、12時27分発の654M(701系N9編成)に乗車して次なる駅に向かいます。隣席に座っていた女性は、栃木県から来たそうで、津軽三味線のライブに行くところだとか。



3分遅れの12時33分に北常盤駅に到着。2面3線の構内ですが、青森方に側線があり、かつては貨物を取り扱っていたに違いありません。



駅舎に入ります。委託駅ですが、ホームに向かって右手には窓口があり、営業時間は6:30~19:00です。左手はトイレです。天井には常盤村(現 藤崎町)が紹介されています。



ギャラリーには、常盤八幡宮年縄が展示されています。常盤八幡宮年縄奉納裸参りは、元旦の朝、長さ4.4m、幅2.3m、重さ400kg以上からなる巨大な年縄を奉納し、新しい年の五穀豊穣や家内安全を祈願するという、常盤地区を代表する祭りです。



それでは駅舎撮影。平成13年12月改築の、コミュニティーセンター・ぽっぽらとの合築駅舎です。「ぽっぽら」は右手の三角屋根の建物で、食堂が併設されています。


雨が降っていますが、周辺を巡ってきます。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問
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東北新幹線全通記念乗り継ぎ(その2)

2011-01-05 22:53:17 | 奥羽本線
先日は失礼しました。それでは新青森駅に入りましょう。


これまでの模様はこちら



それでは駅舎撮影。大きなガラス張りのエントランスです。樅の木もアクセントです。



ついでに駅全貌を。トランヴェールに載っていたような場所からの撮影ですが、細長くて撮影しにくいです。駅舎自体は3月にはもう完成していたようです。



とにかく風が強いので、再び駅舎に入ります。入口近くには、棟方志功生誕100周年の記念事業として市民参加で製作された大版画が描かれていました。棟方志功の作品だと間違える方も居たようです。



続いて、今回の新青森滞在のハイライト・「あおもり旬味館」を訪問します。ねぶたの下に待合ベンチが並ぶ構造で、NEW DAYSと青森B級グルメのレストランが並んでいます。全体的に「和」の雰囲気です。尚、通路を挟んで向かい側は土産物屋で、多種多様の土産物が販売されていました。りんごジュースの種類が豊富だったので、ここで何種類か買えばよかったな。


 
折角なので、黒石つゆやきそばを召し上がりました。でも、これで600円は高いですね。


ついでに南口に行ってみると、そのまま駐車場に直結していました。で、時計を見ると、既に10時35分を指していました。びゅうプラザ脇の通路の先にある在来線改札をくぐり、「青春18」に最初の日付印を入れました。新青森駅には西口もありますが、それは次回への宿題ということで。



在来線ホームに下りたからには、是非撮りたいものがあります。奥羽線のダイヤが乱れていたようで、「リゾートあすなろ」は、本来の発車時間である10時41分にやってきました。「リゾートビューふるさと」も未だに撮影していないので、私にとって初めてのHB-E300系となりました。



それと絡めて構内全体を。新青森駅は、1986年11月1日の開業当時は棒線駅でしたが、東北新幹線の延伸開業に伴って1面2線に拡張されました。この交換設備は、2010年9月13日より運用開始しています。


撮影を始めてしばらくすると、10時41分発の奥羽本線650M(701系N21編成+N27編成)が7分遅れで入ってきました。これから長い帰路に就きます。「はやて11号」で出会った女性と再び談笑しつつ、次なる下車駅を考えます。次の津軽新城にて下り普通列車と交換し、遅れは11分に。



誠に名残惜しいですが、大釈迦駅で途中下車することに。2面3線+側線1本の構内です。



跨線橋を渡って駅舎に入ります。両側にベンチがあるだけで、駅員も居なければ券売機の類もありません。「2010.12.4 青い森鉄道 青森開業」はどこが「祝」なのでしょうか。



それでは駅舎撮影。平成19年7月築の、可愛らしい簡易駅舎です。トイレはありません。



駅前は昔ながらの床屋があったりしますが、1分歩けばR7に出ます。沿道には日本肥糧やコカコーラなどがあり、いわば工業地域です。


待合室で鶴齢を飲み干し、ほぼ定刻にやってきた、11時34分発の652M(701系N22編成+N28編成)で後にしました。


つづく
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