クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その9)

2011-06-29 00:00:12 | 鹿児島本線

先日は失礼致しました。九州新幹線駅巡りに戻りましょう。


前回の模様はこちら


久留米駅8時59分発の「つばめ335号」(800系U009編成)に乗車して筑後船小屋駅へ。駅間が15.8kmしかないので、わずか8分で到着しました。



まずは構内から。博多発筑後船小屋ゆきの「つばめ」も設定され、相対式+島式の2面3線となっています。



まずコンコースに下りると、「筑後七景」というPRコーナーになっていました。周辺地域の自然や観光地の四季が絶え間なく流れています。



改札を抜けて入口前に出ました。西側には券売機とみどりの窓口(営業時間は5:40~23:40)があり、東側には待合室があります。トイレは改札を抜けて右左に分かれています。



まずは東口に出て駅舎撮影。木彫縦軸ルーバーとサッシを交互に配置することで、開放感を保ちながら変化とリズムを表現しています。



駅前は遺跡公園(筑後広域公園)になっています。向こうに山々を望み、何とも長閑です。



根元には、ユキヤナギの群落がありました。木の杭が所々にあることから、今正に造園途上といった感じです。



南側に目を転じると、すぐそこに矢部川が流れており、大きなトラス橋もあります。



西口に出ました。東口と同様の形態ですが、こちらにはロータリーが形成されています。デザインコンセプトは「公園の中の駅」です。



南側に転じると平田舟広場があります。ちょっとした休憩スペースとなっており、末端には滝のオブジェもあります。船小屋温泉についての言われも書かれており、日露戦争の頃から昭和初期にかけて陸軍指定の転地療養所として賑わったそうです。今でも訪問したら面白そうですね。



ロータリーを挟んで向かいには、鹿児島本線の筑後船小屋駅があります。従来の船小屋駅を廃して500m南方に移設されました。バリアフリー対応の跨線橋が矢鱈と目立つ、三角屋根の駅舎です。今回は入場しませんでしたが、対面式ホーム2面2線の構内です。トイレはロータリー上にあります。



ついでに内部も。簡易SUGOCA改札の横に窓口が設けられ、営業時間は7:00~21:00です。勿論、券売機もあります。九州新幹線全通を機に、無人駅から目出度く昇格となりました。



9時30分になりました。折角なので、からくり時計を眺めましょう。延べ4分間程度演奏され、ストーリーが進むにつれてブースがだんだん開いてくるつくりです。弥生ロマンを感じさせます。


筑後船小屋駅は今のところ周辺に何もないですが、これから発展していくことでしょう。私は、この駅の設置意義について疑問に思っています。周辺に見所が多い駅ですが、たった38分の滞在で立ち去るのが何だか勿体無かった気がします。


つづく


参考書籍   『DJ鉄道ダイヤ情報3月号』


 

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JR東日本・新潟支社管内での夏の節電対策

2011-06-26 22:55:51 | 新潟の鉄道

 ここで新潟地区の鉄道関連の話題をお伝えします。
 今年の夏は「節電の夏」となりますが、皮肉なことに、6月24日に熊谷市で39.8℃を記録するなど暑い暑い夏になりそうです。首都圏では「節電ダイヤ」が実施され、日中時間帯で10~15%の本数削減されるそうです。でも、幸いなことに、「ムーンライトえちご」が運転されるそうです。
 そんな中、新潟地区では、節電対策の一環として、一部列車の編成短縮化という形で実施されます。対象となるのは、信越本線では「437M~440M」と「2553M~2554M」、白新線・羽越本線では「927M~934M」と「931M~936M~935M~940M」(いずれも平日のみ)の仕業です。
 それでは、2011年6月25日の当該列車の模様を見てみましょう。



まずは白新線931Mから。信越本線2530Mに被られかけていますが。この日は信越本線433Mの折り返しとして115系L11編成で運用されましたが、平日は115系3両編成(N編成)となります。



続いて白新線934M。この日は土曜日なので、115系N9編成+N13編成の6両編成でした。平日は、V編成(E127系2両編成)で運転されると思われます。



さらに、信越本線440Mです。この日は115系N1編成のみでの運転でした。437M~440Mは、当分の間、115系3両編成での運転となります。夕通勤時間帯に当たる447M~448Mは、さすがに115系7両編成です。


今回は調査できませんでしたが、信越本線2553M~2554Mは、115系7両編成から気動車の2両編成に変更となっています。2554Mに相当する列車は、2242Dを時刻変更して馬下まで直通させるもので、キハ110・120系列の2両編成となります。



最後に、新津駅のエスカレーターを。今までは終日停止でしたが、6月20日からは9:00~16:00と深夜時間帯の停止へと変更となりました。夕通勤時間帯には、少しは改札へ上がりやすくなったのではないでしょうか。


今回の節電対策は、間引き運休を伴わないなど、春先よりは緩和された形となりました。電力需給が逼迫して停電にならないといいですね。


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その8)

2011-06-24 00:08:18 | 鹿児島本線

 2011年3月20日(日)の朝となりました。6時45分に起床。お握り3つの朝食をとり、歯磨きして7:40頃にチェックアウト。祇園駅から地下鉄に1駅だけ乗車して博多駅へ。この日は片道乗車券の旅を再開し、九州新幹線の駅を巡りつつ鹿児島中央駅を目指しました。新幹線の特急券に途中下車の制度があれば最高なんですけど。
 ここで九州新幹線の概要を紹介します。九州新幹線は博多と鹿児島中央を結ぶ新幹線で、平成16年3月13日に鹿児島中央~新八代間の126.9kmが先行開業し、残りの129.9kmの区間も今年の3月12日に開業して今に至っています。開業のタイミングが悪すぎたのか開業セレモニーが開催できませんでしたが、100日目にしてようやくセレモニーが開催された次第です。途中に10駅あり、約半数が熊本止まりとなっています。列車は「みずほ」、「さくら」、「つばめ」の3種類があり、「みずほ」は最速達タイプ、「さくら」は速達タイプ、「つばめ」は各駅停車タイプで、「みずほ」「さくら」は新大阪から直通運転を行なっています。



8時6分発の「つばめ333号」(800系U006編成)で出発します。九州新幹線といえばこれだと思うのは私だけではないですか。



側面のロゴマーク。九州新幹線全通により「さくら」にも運用されるため、各優等列車に共通した「Around the Kyushu」のロゴに変更されています。


シートの座り心地を味わっているうちに博多駅を発車しました。始発放送を録音しますが、チャイムは九州新幹線全通に際して向谷実氏が作曲したものとなっており、上品で落ち着いた曲調です。女性のアナウンスが流れましたが、車掌であって客室乗務員は乗務しておりません。車内放送が終わる頃には、背振山脈を突き抜ける筑紫トンネルに向けて35‰の勾配を登っていました。久留米到着放送も録音し、8時26分に最初の途中下車。



改札を抜けてコンコースに出ました。ここには在来線乗り場が映っていますが、その右側には自動券売機、みどりの窓口があります。新幹線乗り場はその左手にあり、これに隣接して待合室があります。一方、通路の手前側は、西側は地場産くるめ、東側はFRIESTAとなっています。



エスカレーターを下りて東口に出ました。入口にステンドグラスをはめ込んだ、洒落た橋上駅舎となっています。平成22年4月に供用開始となりました。左手にはコンビニや居酒屋もあります。



駅前ロータリーには大きなからくり時計があります。平成11年11月に、田中久重の生誕200年を記念して設置されたそうです。毎正時には動き出すのですが、時間の都合上立ち会うことは叶いませんでした。



再び自由通路を通って西口に出ました。入口は東口と瓜二つです。ガラスカーテンウォールの採用でアートギャラリーをイメージしています。平成22年5月に供用開始となりました。周辺は閑静な住宅街で、水天宮までは約700mです。



博多方には「久留米の黒松」があります。黒松の生産が盛んな三潴地域から移植されたのだそうです。


筑前船小屋駅に行くべく、830円の特急券を購入しました。ここから新鳥栖までは僅か7.9kmで、新幹線を利用するのが馬鹿馬鹿しい距離です。博多まで利用してもこれと同額の830円です。前日に新鳥栖駅に行ったのはこのためです。



上り列車を絡めて構内を撮影。新幹線は相対式2面2線です。尚、在来線は久大本線と分岐して2面4線です。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その7)

2011-06-21 00:02:45 | 鹿児島本線

前回の模様はこちら


折尾駅から15時59分発の鹿児島本線4257M(813系R216編成+R214編成)に乗車して鳥栖へ急ぎました。例によって、博多からは大混雑。鳥栖駅にて17時26分発の長崎本線2871M(817系V27編成)に乗り換え。翌日へのために、九州新幹線の駅を1つ訪問することにしました。



17時30分に新鳥栖駅に到着。在来線ホームは2面2線の構内で、両ホームは跨線橋で結ばれています。上りホームには乗り換え改札があり、駅蕎麦屋が併設されています。



まずは東口に出ました。デザインコンセプトは「はばたく~新しい時代、新しい交流ゲート~」で、鳥の翼をイメージしたゆるやかな曲線の駅舎です。駅前ロータリーが狭いので、まるで羽ばたいているかのような絵作りが出来ました。



駅前の様子。背振山脈の山々に抱かれた、長閑な集落です。新幹線の駅だとはにわかに信じ難いですが、開業したばかりですからね。



東口から中に入りました。左側が九州新幹線乗り場方面、右側が在来線乗り場方面と考えます。東側を見ると、左手にはみどりの窓口があり、右手には観光案内所(営業時間は8:00~20:00)があります。西側を見ると、左側は待合室、右側はファミリーマートとなっています。



観光案内所脇には、地元の小学6年生81名によるタイルアートが飾られていました。右上には九州自動車道の鳥栖JCTがあるし。左下には長崎の武家屋敷があるし。



西口に出ました。東口とは左右対称です。鳥の翼のイメージに周囲の山並みを調和させた斬新な外観です。躍動感とスピード感があわせて表現され、鳥栖市の新しい玄関口となるでしょう。広い駅前ロータリーが形成されています。



駅前の様子。西口も長閑な風景が広がっており、桜がようやく咲き始めました。駅舎の目の前では、九州重粒子線がんセンタープロジェクトが進められていました。10年後にはどうなることやら。


折角なので、九州新幹線のホームに入ります。入場券は160円で、JR東日本より高いです。コンコースには「N700系さくら」の有田焼のミニチュアが飾られていました。



ホームに上がりました。将来は長崎ルートへのジャンクションになるだろうということで、2面4線の構内となっています。折角なので、発車メロディーを録音。平成16年の暫定開業時と同様に向谷実氏が作曲した踊るようなメロディーで、1度聞いてすぐに好きになりました。


もっと聴きたかったところですけど、長崎本線の普通列車の本数があまり多くないので在来線ホームに戻りました。そこで、京都から来た「18きっぷ」で旅する年配の女性の同士と出会い、談笑しながら長崎本線2628M(817系V25編成)~鹿児島本線4270M(813系R209編成+R232編成)と乗り継いで博多に戻りました。東日本大震災により厳しいシーズンとなった春シーズンに2冊目というから羨ましいです。


18時45分に博多駅に到着。すぐに九州新幹線で久留米に行った彼女と別れ、私は歩いて祇園駅前の東横インに宿泊しました。



夕食は焼麦弁当。本来は鳥栖駅での販売ですが、博多駅で購入しました。かしわ飯とシュウマイが同じ器に入っており、美味しいディナーとなりました。


つづく


参考書籍   『DJ鉄道ダイヤ情報3月号』

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はくたかエンブレム編成 遂に消滅!

2011-06-18 23:00:26 | 新潟の鉄道

 ここで1つ、485系関連の話題をお伝えします。
 新潟車両センターの485系R27編成が要部検査(?)から出場し、昨日の「いなほ11号」から運用に入りました。そこにはもう、はくたかエンブレムが無く、普通のR編成と同様の姿となっていました。よって、はくたかエンブレム編成は消滅したことになります。
 1997年の北越急行の開業以来、JR東日本の485系(R1編成、R2編成)は、はくたかエンブレムを付けて「はくたか」の運用に就いていました。やがて、683系8000番台がデビューして「はくたか」から485系が撤退した後も、6連化されて(R26編成、R27編成)、「北越」「いなほ」「くびき野」などに運用されてきました。先にR26編成がエンブレムを撤去されてノーマルな姿になった後も、R27編成はエンブレム付きの編成として注目を集めながら活躍を続けてきました。しかし、R27編成は、2011年のGWの直後に入場し、6月16日頃にエンブレムが撤去されて出場しました。
 それでは、本日のR27編成の模様を御覧下さい。



「いなほ5号」で運用されるR27編成と、越後線140M(115系L6編成)の並び。



12時30分に新潟駅を発車しました。少し分かりにくいですが、Tc481-3011の側面にはもう何もありません。



おまけとして、2010年8月8日の「くびき野3号」(新津駅)を御覧下さい。あのはくたかエンブレムはまだ健在でした。


R27編成はATS-Pが付いており、ほくほく線や首都圏に乗り入れ可能な編成となっています。しかし、今回のエンブレム撤去により、これからは「いなほ」「北越」の運用に専念するのではないでしょうか。TDL臨などの首都圏乗り入れは、専ら旧国鉄色編成であるK1編成、K2編成、T18編成に任せるのではないでしょうか。


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その6)

2011-06-17 00:11:59 | 九州地区

14時36分に新入駅に到着。



駅調査を終えて、築堤をくぐりました。すると、山々に抱かれて長閑な田園風景が広がっていました。



築堤の菜の花を利用してロケハン。直方からの回送のキハ47系でしたが、この旅で一番のお気に入りが出来上がりました。季節を感じる作品です。


ロケハンを終えて駅に戻り、15時7分発の4640H(817系V1104編成)に乗車して折尾方面に戻りました。



折角なので、遠賀川も記録しました。露出がアンダーになり過ぎましたが。



15時21分に東水巻駅に到着。島式ホーム1面2線の構内ですが、上下線が大きく分かれようとしている所でホームは相当広いです。



ホームから階段を下りて駅舎に出ました。昭和63年3月開業の、ログハウスの駅舎です。トイレは駅前広場にあります。10年前にも訪問したことがありますが、当時は雨でした。



駅舎内部の様子。どこまでも木造です。券売機の隣に窓口があり、営業時間は6:55~19:40(土休日は7:25~19:15)です。無人駅だと思っていた私が馬鹿でした。通路を挟んで手前側にはテーブル付きの待合スペースがあります。



それでは周辺散策。駅前の道路のガードには面白いイラストが描かれています。具体的なことは忘れましたが、明るくなる言葉が書かれていました。これは下り線のガードですが、抜けると大きな工場と空地に出ます。



上り線のガードを抜けると、東水巻団地に出ました。梅の花が咲いており、春を実感することが出来ました。


15時41分発の4642H(817系V106編成+V111編成)に乗車して折尾に戻りました。



15時45分に折尾駅2番乗り場(地平ホーム)に到着。ほんの一瞬だけですが、先ほどのキハ47系との並びが実現しました



折角なので、西口に出ました。小振りですが中々味のある駅舎で、みどりの窓口や券売機もあります。筑豊本線(福北ゆたか線)と鹿児島本線との平面乗り継ぎが実現すると素晴しい本駅舎とともに間違いなく解体されるので、記録はお早めに。


明日のために九州新幹線の駅を1つやっておく必要があるので、ここで筑豊本線の駅巡りを終了し、鹿児島本線に乗り継ぎました。


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その5)

2011-06-14 23:07:13 | 九州地区

鞍手駅で21分ほど滞在した後、14時11分発の4645H(817系V1101編成)に乗車しました。



14時14分に筑前植木駅に到着。もと2面3線でしたが、中線が撤去されて2面2線となっています。両ホームは跨線橋で結ばれています。



それでは駅舎撮影。リニューアルこそされていますが、素晴しい木造駅舎が健在です。さすがに丸ポストはないですが。尚、トイレは別棟です。



駅舎内部の様子。ホームより1段低い所にあります。天井や椅子まで木造で、広々としています。簡易SUGOCA改札と自動改札があります。自動券売機の横に窓口があり、営業時間は6:35~20:20(土休日は7:10~20:00)です。



駅舎の横にはミニ庭園があり、「鶴と亀」というアートが形成されています。昭和45年10月に元鉄道OBから寄贈されましたが、製作から30年以上経ったとは思えないほど綺麗な状態です。



それでは周辺散策。駅前は住宅地となっていますが、その一角には梅の花が咲いていました。



駅前を一回りして御山神社にやってきました。ここは「植木」という地名の発祥の地となっています。本殿はないですが、参道には藤木が横切っています。


素晴しい木造駅舎の駅でしたが、滞在時間は20分足らずでした。駅裏にはコンピューターカレッジがあります。14時33分発の6629H(817系V108編成)で次なる駅を目指しました。



14時36分に新入駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内で、両ホームは構内踏切で結ばれています。上下ホームの高さが何だか異なります。



それでは駅舎撮影。平成元年3月12日開業で、形が少しだけ面白い駅舎です。駅前にロータリーがあります。



駅舎内部の様子。コンパクトなつくりです。自動改札と簡易SUGOCA改札があります。その横に窓口があり、営業時間は6:35~19:20(土休日は7:10~19:00)です。トイレは券売機の横にあります。



続いて駅前の様子。空き地を挟みますが、郊外型店舗などが多く賑やかです。でも、遠景に山々が迫り、何だか長閑です。


狭い駅舎に30分居てもしょうがないので、ローソンで買い物して築堤をくぐりました。


つづく


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その4)

2011-06-12 09:17:01 | 九州地区

中間駅で40分滞在した後、13時25分発の2647H(817系V109編成)に乗車して遠賀川を越えました。



13時28分に筑前垣生駅に到着。複線間に挟まれた、島式ホーム1面2線の構内です。



跨線橋を渡り、駅舎に入りました。自動改札の脇に窓口があり、営業時間は6:20~20:15(土休日は7:20~19:50)です。天井が木造です



それでは駅舎撮影。丸ポストのある、如何にも和風の木造駅舎ですが、財産票は「昭和62年4月」です。リメイクした時期??尚、トイレは改札内にあります。



この駅舎を見方を変えて。斜め横に視点を移すだけで、重厚感が出てきます。実は屋根が2段です。自動販売機も2台あります。尚、向こうには自転車置き場があります。



駅前ロータリーのモニュメント。近くにある垣生公園の遺跡から出土した羅漢(勿論、作り直し)が何体か並べられています。この垣生羅漢百穴は、古墳時代の横穴群集墓です。



短い時間ながらも周辺散策。駅前の商店街を抜けると、いきなり垣生公園です。中には垣生羅漢百穴の他に、埴生神社、さくらの里などがあります。目の前の建物は「さくら館」で、3月27日に開業したそうです。


出来るだけ九州内の駅を巡らなければならないので、埴生神社にお参りすることが出来ないのが悲しいところ。13時47分発の4643H(817系V112編成)に乗車して筑前垣生を後にしました。



13時50分に鞍手駅に到着。もともとは2面3線でしたが、中線が撤去されて2面2線となっています。両ホームに上屋が取り付けられて撮影しにくいです。



改札を抜けて駅舎に入りました。自動改札と簡易SUGOCA改札があります。その横には窓口があり、営業時間は6:40~20:20(土休日は7:15~20:10)です。券売機が1台設けられています。



それでは駅舎撮影。昭和60年4月に廃止された室木線の鞍手駅の代替として、昭和62年7月に開業しています。どこかの博物館のような風貌の駅舎です。トイレは離れたところにあります。



短い時間ながらも周辺散策。駅前には川があり、桜並木もあります。



駅前は長閑な田園地帯です。稲の落穂が成長したのかな。尚、向こう1kmくらいの所にコメリがあります。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その3)

2011-06-09 22:37:32 | 九州地区

これまでの模様はこちら


11時38分に福間駅に到着。造成中の東口に降り立ちました。再び窓口前を通って西口に向かいます。右折すると巨大な自転車置き場に繋がっています。



エスカレーターを降りて西口に出ました。2010年2月末に、モダンな橋上駅舎となりました。駅前はP&Rとなっています。階下は、右からファミリーマート、トランドール、東筑軒、クリニックの順となっています。



次に駅前の様子を。福岡のベットタウンらしく、高層マンションが聳え立っています。


その東筑軒で昼食。折角なので、550円の全部のせうどんで昼食。かしわから何からトッピングされており美味かったです。その後、行政観光情報ステーションに立ち寄ると、津屋崎古墳群からの出土品のレプリカが展示されていました。


ファミリーマートでアイスを購入し、12時12分発の4238M(813系R213編成+R007編成)に乗車。12時33分に折尾駅に到着。鷹見口に急ぎ、12時39分発の筑豊本線4639H(817系V1104編成)に乗り継ぎました。



12時45分に中間駅に到着。退避列車はもうないですが、2面3線+側線1本の構内です。構内にトイレがあるので、列車を見送った後で2度目の歯磨き。



改札を抜けて駅舎に入りました。3台の自動改札の横に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:00~22:00です。ベンチが壁伝いですが、待合室は広々としています。



それでは駅舎撮影。今では洋風の洒落た駅舎となっていますが、もともとは大正3年4月築の木造駅舎です。



駅前ロータリーの様子。木々に圧倒されて小ぢんまりとしていますが、「ふれあい」というモニュメントがあります。



それでは周辺散策。住宅地を少し歩くと川を渡ります。なかまハーモニーホールまで800mです。



一旦駅に戻り、西口を目指して歩きました。駅舎のすぐ南には、旧香月線起点地のモニュメントがあります。明治40年2月に開業しましたが、石炭輸送がなくなって昭和60年3月に廃線となりました。石炭輸送が華やかなりし頃には、筑豊地区は上山田線や室木線など網の目のようにローカル線が駆け巡っていましたが、現在は後藤寺線や平成筑豊鉄道のみに縮減されています。これからの行程でも、筑豊炭田が華やかなりし頃の面影を見ることが出来ます。


その後は新興住宅地を歩き、踏切を渡りました。付近には高層マンションがあり、福岡や北九州のベッドタウンであることを実感しました。



西口に到着。小さな駅舎がありますが、自動改札も券売機も備え付けられています。但し、運用時間は6:20~19:20です。尚、これに隣接してP&Rが設けられています。



そろそろ出発の時間となりました。跨線橋を渡って1番乗り場に移動しました。中間駅の跨線橋は、床板から腰板から木張りで年代モノです。素晴しい鉄道アイテムをまた1つ発見しました。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その2)

2011-06-06 22:33:22 | 鹿児島本線

リニューアルオープンされた博多駅を撮影した後、10時13分発の鹿児島本線2132Mに乗車し、「青春18」の旅を始めました。



10時42分に新宮中央駅に到着。複線間につくられた、対面式ホームの駅です。



階段を上がり、改札を出ました。3台の自動改札の手前に「みどりの窓口」があり、営業時間は5:05~0:55です。トイレは改札内にあります。



まずは東口に出ました。平成22年3月開業で、テラスのある橋上駅舎です。もちろんバリアフリー設備が完備しています。1Fに歯科クリニックがあります。駅前からはバスが発着します。



そのテラスから見る眺望を。スッキリとしたロータリーで、正に造成中の町並みです。10年後はどうなることやら。



そこには沖田中央公園があります。水辺の広場にパネルがあり、何ともいえぬ水景が形成されています。向こうには浄化センターがあります。



再び駅舎に上がって中庭へ。木の周りにベンチがあり、一種のオアシスとなっています。新宮中央駅は、雨水を利用して植物に散水してエコな駅を目指しています。



西口に出ました。箱状の東口に対し、こちらは階段が左右に伸びているように見える形状です。でも、地上への出口は南側しかなく、北側の階段はホームに出る階段です。こちらもバスが発着します。



駅前の様子です。付近に大和物流がありますが、こちらも造成中です。新宮町役場はこちらが便利で、この駅が新宮町の代表駅となるべく新設された要因となっています。


滞在時間が予定よりオーバーしたので、11時24分発の150M(813系R002編成+R232編成)に乗車。以前は木造駅舎だった駅に向かいました。



11時38分に福間駅に到着。当駅折り返しもあり、3面5線の構内となっています。下り本線は4番乗り場です。



改札を抜けました。自動改札が4台あります。窓口営業時間は5:30~23:00です。自由通路を挟んで向かいには、行政観光情報ステーションがあります。尚、トイレは改札内にあります。



2011年2月5日に開通したばかりの東西自由通路を通り、東口に出ました。エレベーターがあるものの、まだこの状態です。正面からは撮影出来ません。



駅前は当然ながら造成中です。数年後にはどのような街が出来るのだろうか。


再び自由通路を通って西口に出ました。


続きはこちら


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