クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

札沼線全駅下車への道・前編(その11)

2016-01-31 10:41:17 | 函館線


新琴似駅から乗車した札沼線545Mは、8時19分に百合が原駅2番線に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。



まずは駅名標を。百合が原駅は「G07」です。



1番線に廻って東口へ。改札を抜けると簡易Kitaca改札と自動券売機のみ。



さて、東口に出ました。ベージュ色の改札ルームと階段となっていますが、駅前広場が整備されて平成11年7月に完成しています。



駅前の様子。ロータリーの向こうには幾重にも続く団地。百合が原公園へは徒歩5分です。



1つ新十津川寄りの踏切の方に進むと、とある住宅の一角に向日葵が



ここで時刻表を。早朝、深夜を除いて1時間に2~4本です。次は8時46分発にしよう。


百合が原駅の新十津川方には都市公園が。ここにはトイレも併設されています。ここで見取り図を描きましたが、よく見ると2番線の脇から人が出入りしているではないか



慌てて2番線に行ってみると、改札を抜けられたではないですか2番線のはホームと直結です。



駅前の様子。一戸建ての住宅が多くなっています。



折角なので、8時42分発の540Mを。731系G119編成でした。



8時46分発の549M(721系F3編成+F9編成)に乗車して伏篭川を渡ります。



8時51分に拓北駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。



改札を出る前に駅名標を。拓北駅は「G09」です。



さて、北口に出ました。ブッロク積みの駅舎ですが、コンコースに屋根があります。トイレは桑園方に。



駅前を。ズバリ、セイコーマートです。ここで牛乳を調達。



一旦駅舎の中へ。「みどりの窓口」と簡易Kitaca改札が付いています。先ほど調達した牛乳をすすりながらしばし休憩。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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札沼線全駅下車への道・前編(その10)

2016-01-29 08:25:18 | 函館線

2015年9月22日(火)の朝となりました。6時38分頃に起床。いくら丼サラダセットの朝食をとり、7時10分頃にチェックアウト。「北海道・東日本パス」を利用して札沼線の非電化区間を巡り終え、夜行のニュースター号で函館に出ます。



7時19分にすすきの駅を出発し地下鉄南北線へ。まず目指したのは「さっぽろ」ではなく、7つ先の終点・麻生駅。



7時34分に麻生駅に到着。長い通路を歩かされ、1番出口に出ました。



少し進むと道道277号に突き当たって北札幌病院へ。新琴似駅とは目と鼻の先です。



まもなく新琴似駅東口に到着。平成12年3月に高架化されてガラス張りです。



一旦駅舎の中へ。3台の自動改札の左手には待合スペースで、手前にはトイレ。右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:40~22:15です。手前に向かって旅行センター、自動券売機、ベーカリーベルです。



さて、西口に出ました。東口とは異なり、茶系の趣です。通路を挟んで新十津川方にはセブンイレブンが。



駅前の様子。高層アパートがどこまでも続いています。まっすぐ新十津川方に進んでいくとマックスバリューが。



時刻表を。概ね1時間に3~4本です。次の下り列車は8時14分発…。



改札をくぐると、新琴似駅員による鉄道写真展が。山手線とか711系とか目白押しでした



ホームに上がって駅名標を。新琴似駅は「G05」です。



申し遅れましたが、新琴似駅は対面式ホーム2面2線の構内です。折角なので、8時8分発の534Mを。721系F9編成+F3編成でした。



そして、8時14分発の545M(731系G118編成+733系B110編成)に乗車して札沼線駅巡りを再開しました。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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札沼線全駅下車への道・前編(その9)

2016-01-27 21:28:03 | 函館線


中小屋駅から乗車した札沼線5431Dは、16時19分に知来乙駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



まずは駅名標を。石狩月形駅の隣駅です。



ホームから地上に降りて駅舎撮影。あえてホームから離した木造の待合所です。北海道ではよくあるタイプです。



では待合所の中へ。4辺のうち2辺に木製のベンチが設えられています。左の扉を開けると汲み取り式トイレ。



時刻表を。下り7本、上り8本です。滞在時間は13分。



短い時間で駅前を。長閑な田園地帯になっています。



早くも出発の時間となりました。16時32分発の5430D(キハ40 402)に乗車して石狩当別方面へ。5429Dで出会った女のコと再開。札幌から来て浦臼の手前まで乗ったとか。



16時53分に石狩金沢駅に到着。ここに再び降り立ったのは、開拓ふくろふの湯に入るためなのです。



いよいよ開拓ふくろふの湯で入浴。でもその前に、隣接する金沢神社を訪問します。



階段を上がると小さな本殿に。お賽銭入れは無いですが、再びお参りしてきました



いよいよ開拓ふくろふの湯へ。駐車場は満車なのでさぞかし面白い温泉でしょうね。入浴料は600円也。


開拓ふくろふの湯が開業したのは2009年7月15日。2012年に社長が突然倒れて休業を余儀なくされましたが、常連客だった高野さんが再建して2014年5月に再開されました。温泉名は梅林温泉といい、泉質はナトリウムー塩化物炭酸水素塩泉であり、pH8.6の美肌の湯です。内風呂と野趣あふれる露天風呂が付いており、黒茶色のインパクトのある温泉であり、この旅で最も印象に残りました。但し、石鹸とシャンプーは持参ということで。


すっかり暗くなり、石狩金沢駅18時39分発の5432D(キハ40 822)に乗車して石狩当別に戻り、626M(733系B121編成+B104編成)で札幌へ。苗穂駅で公衆立ち入りがあり防護無線を受信した関係で桑園駅手前で抑止。札幌駅に到着したのは12分遅れの19時48分に。



20時8分にすすきの駅に到着し、カプセルイン札幌にチェックイン。カプセルホテルは個人の居住スペースが寝る場所だけなので、コインランドリー前の公共スペースで海鮮えぞ賞味で夕食にしました。体が海鮮を欲してたし。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その8)

2016-01-25 22:08:18 | 函館線

14時50分に本中小屋駅に到着。中小屋駅まで駅間徒歩することに。



駅前広場を外れると、あとは国道275号を愚直に進むのみ。



左手は黄金色の田んぼ。何だか曇ってきて雨まで降りだしたではないですか!



10分ほど進むと、中小屋神社に到着。折角なので中に入りましょう。



砂利道を進むと、明らかに明治以降に建てられたとおぼしき社殿がお出迎え。札沼線全駅下車達成を誓ってきました



中小屋神社を出て10分で小学校の校門のような所を通過。旧中小屋小学校です。札沼線の非電化区間は人口減少が著しく、各駅の駅ノートにもこのような書き込みも見られます。



更に20分ほどひたすら歩くと中小屋郵便局へ。その向かいが中小屋駅。本中小屋駅を出て44分でした。



それでは駅舎撮影。本中小屋駅と同系の貨車駅舎です。これで貨車駅舎は3連続です。トイレはありません。



では駅舎の中へ。ベンチは4人分です。気動車の窓が左右4つずつ。勿論無人駅で何もありません。



駅ノートに書き込みしホームへ。この貨車駅の裏面は錆びついていますで、ホームと駅舎との間には異様に広いスペースが。交換設備が撤去されて棒線化されているのです!



ホームに上がり駅名標を。新十津川方の隣駅は羽越本線の月岡駅と一字違いの駅。



そろそろ出発の時間となりました。16時10分発の5431D(キハ40 822)に乗車して浦臼方面へ。


話がそれますが、最後に寒波関連のニュースを。この「ゴジラ寒波」は沖縄に史上初の降雪をもたらしただけではなく、米国東海岸でも猛威を振るっています。ニューヨーク中心部では緊急車両以外通行禁止となる事態に。新潟県内に目を向けてみますと、高速道路が軒並み通行止めとなり、三条燕IC以南の国道8号ではトレーラーが立ち往生となる事態も発生しました。



新津駅で見た看板。本日、JR東日本新潟支社管内の各線は、除雪作業のため始発から運転を見合わせました。7時50分に信越線の新津~新潟間が運転を再開し、午前中には白新線の新潟~豊栄間、越後線の新潟~内野間も再開し、13時20分頃には内野~吉田間も再開し、17時頃には白新線の豊栄~新発田間も再開しました。現在、新潟支社管内で運転されているのはこれだけで、信越線の新津~犀潟間、磐越西線、羽越線、弥彦線、上越線の長岡~六日町間などは終日運休が決定しています。こんな日に収穫の秋の北海道の旅行記をUPするのは何だか申し訳ない気がします。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その7)

2016-01-24 20:38:41 | 函館線

本日は、「数十年に一度」の寒波により新潟県内のみならず、中国地方、四国地方、九州地方でも大雪に見舞われ、奄美大島でも115年ぶりに降雪が記録されました。交通機関は大きく乱れ、羽田発着の西日本方面の便を中心に多数の欠航が発生しました。



では本題に。札沼線5428Dは14時12分に石狩金沢駅に到着。一見すると島式ホーム1面2線のようですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです。なぜか、5427Dでご一緒させてもらった眼鏡女性も下車。



駅名標を。北海道医療大学駅の隣駅なのです。



それでは駅舎撮影。車掌車を利用したような貨車駅です。トイレはありません。



一旦駅舎の中へ。勿論無人駅で何もありません。ベンチは4人分ですが、ごみ箱が設置されています。窓は実際の気動車のみのが用いられていますが、如何せん内装がボロボロ。



時刻表を。下りが8本、上りが7本です。滞在時間は32分。



それでは周辺散策。北海道医療大学から歩いて行けそうな距離ですが、駅前には廃農業倉庫!



大通りに出ると、何やら「温泉」の看板が!「開拓ふくろふの湯」です。再訪して入りに行こう。


駅ノートに書き込みし、14時44分発の5429D(キハ40 402)に乗車して浦臼方面へ。先ほどの眼鏡女性も乗車。



14時50分に本中小屋駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



駅名標を。石狩金沢駅の隣駅なのです。



それでは駅舎撮影。石狩金沢駅と同系の貨車駅舎です。トイレはありません。



一旦駅舎の中へ。11人分座れるようになっています。例によって無人駅で何もありません。気動車の窓になっています。



時刻表を。次の下り列車は16時5分発、上り列車は16時46分発…。駅ノートに書き込みし、中小屋駅まで駅間徒歩することに。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その6)

2016-01-23 15:53:12 | 函館線

 昨日、JR各社は春の臨時列車について発表しました。特筆すべきは夜行列車で、「ムーンライトながら」は3月18日の下りから27日の上りまで運転されます。「ムーンライト信州」は「18きっぷ」期間中、3月11日、18日、19日、25日と運転されます。また、廃止が決まっている「カシオペア」は3月20日の札幌発まで運転されます。西日本地区では、5月1日~2日、4日~5日に鈍足「サンライズ出雲」が運転されます。
 一方、北海道新幹線関連では、開業日の3月26日、27日は臨時の「はやぶさ」が3往復運転され、それに伴い「はこだてライナー」が5本、「北斗」が2往復増発されます。
 「SLばんえつ物語」は4月2日の週末から運転され(4月2日は「SL福が満開スタート号」で運転)、「きらきらうえつ」は3月第1週の金・土・日から運転されます。また、「SL村上ひな街道」は3月19、20日に運転され、「越乃Shu*kura」は3月26日の週末から運転されます。



前置きはこれくらいにして本題に。札沼線5427Dは12時37分に新十津川駅に到着。一見すると片面ホーム1面のみの構内ですが…。



駅名標を。新十津川駅の隣駅は下徳富駅だけです。



北の方に視点を移すと、数百m進んだところに車止め。すなわち札沼線の終点です。



階段を下って構内踏切のようなものを渡ると、駅舎の中へ。新十津川駅は交換設備が撤去されて棒線化されていると思われます。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在ですが、半分化されていると思われます。トイレについては50mの所にある寺小屋を利用するようにとのこと。



駅前の様子。空知中央病院が聳え立っています。



では駅舎の中へ。窓口や荷物扱い所の跡が残されていますが、当然ながら無人化されて板で塞がれています。嘗て荷物扱い所だった置台には木彫りの熊さんが。



時刻表を。9時28分~41分、12時37分~59分、18時56分~19時22分の3ターンアラウンドになっています。園児のお出迎えが受けられるのは午前中の1回だけ。尚、今度のダイヤ改正では朝の1ターンアラウンドだけになります。



訪問時はコスモスの季節でした。お世話になった「キハ40 402」をコスモスと絡めて



新十津川駅の名物はもう1つ。「のびのび牧場」です。お馬さんには癒されます



一方、別の場所には仔馬が。親子なんでしょうか。



新十津川町役場前からバスを利用すると滝川駅に抜けられます。ですが、駅ノートに書き込みし、12時59分発の5428Dで折り返します。左手に見えるスキー場のような山は何だろう。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その5)

2016-01-21 22:27:36 | 函館線

南下徳富駅から歩き、10時38分に於札内駅に到着。



14分ほど滞在して鶴沼駅まで駅間徒歩。出発すると黄金色の田んぼが。



国道275号に近づくと、いつしか水田がなくなってアワ畑に。遥か遠くにはカントリーエレベーター。



国道275号に出ると於札内バス停を通過。平日は5本、土休日は4本ですが、札沼線と異なるのは朝の時間帯に運行していること。



南下していくと、そのカントリーエレベーターは段々大きくなってきました。道中の半分に達すると、その全貌が明らかに。「21世紀の米づくり 中心蔵」ですって



於札内川を渡り、ダンプの入る区画へアプローチ。鶴沼改善センターに至ると鶴沼駅に到着。於札内駅を出て38分でした。



それでは駅全体を。片面ホーム1面のみの構内です。「地上」にはトタンの待合室。



駅名標を。浦臼駅の隣駅です。浦臼からはもう少し本数が多くなりますが。



では待合室の中へ。汲み取り式ですがトイレが併設されています。小さな木製ベンチに座り、カロリーメイトで昼食タイム。1.5km離れた鶴沼公園や「道の駅つるぬま」が案内板に紹介されています。



時刻表を。1日3往復です。次の下り列車は12時20分発。残りの時間で駅ノートに書き込みしたり。



そろそろ出発の時間となりました。12時20分発の5427D(キハ40 402)に乗車して札沼線の終着駅へ。



車内へ。5425Dほど混んでなかったですが、1ボックスに2人は乗ってました。その筋の方とおぼしき眼鏡女性とご一緒させてもらいました。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その4)

2016-01-20 21:09:28 | 函館線


早くも時間となりました。9時48分発の5426D(キハ40 822)に乗車して下徳富駅を出発。



乗車時間が短いですが車内を。5425Dとは異なりガラガラでした。先ほど相席になった女性も堪能してました。



9時51分に南下徳富駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



お世話になった「キハ40 822」を見送って。



まずは駅名標を。下徳富駅から1駅しか離れてません。



ホームを。完全に板張りです板張りのホームに立ったのは、廃止された神明駅以来ではなかろうか。



ホームを下りた所には掲示板が。駅ノートも備え付けられてました。「駅舎」は数年前に撤去されたと思われます。



まずは於札内駅まで駅間徒歩。線路の西側の道路を選択しました。黄金色の田んぼに敏音知の山々



道中の半分を過ぎると、田んぼが見えなくなりました。



4分の3を過ぎると、於札内駅に向けて左カーブ。正面は北海道らしいなだらかな丘。2.5km奥に神内ファームがあったりします。



尾崎農園までやってきました。ここで左折してアプローチを試みましたが、住宅地に迷い込んでしまい犬に吠えられて。



小川を渡って第4種踏切を渡って於札内駅にゴール。南下徳富駅を出て41分でした。片面ホームと小さな待合所のみの駅です。



折角なのでホームに上がります。トタンの建物です。背景には黄金色の田んぼ。



一旦中に入ります。木製のベンチが1列に設けられ、半分だけ座布団が敷かれています。脇には掃除用具と除雪道具が。勿論無人駅で何もありません。



時刻表を。次の下り列車は12時23分発、上り列車は13時12分発。よって、鶴沼駅まで歩くことに。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その3)

2016-01-18 21:28:49 | 函館線


西口のレポートも終え、7時45分発の札沼線5425D(キハ40 822)に乗車。7時30分過ぎに乗り込むと既に「同業者」が多く乗り込んで荷棚は埋まっており、通路側に陣取ります。535Mが到着すると車内は通路まで一杯になり、私の隣にも女性を受け入れました。私のボックスは、私以外全員「新十津川」。



8時18分に石狩月形駅に到着。島式ホーム1面2線+側線1本の構内です。何かと交換するので小休止。



構内踏切を渡って駅舎の中へ。委託駅ながら窓口が設置されており、列車の運行時間帯は終日営業しています。



窓口に相対して達磨ストーブのある待合スペースが。畳も設けられています。駅内文庫も。



それでは駅舎撮影。昭和10年の開業時からの木造駅舎ですが、ファサードが三角屋根に改装されています



新十津川方には現代の建物であるトイレが。



時刻表を。1日7往復です。5425Dの発車は8時40分、これから交換する列車の発車は8時49分。



札沼線の旅の一大イベントなので、トイレ脇で交換列車を待ちます。8時33分頃に「キハ40 402」である5424Dがやってきました



島式ホームの両側に気動車が並びました。5425Dに復帰して札沼線の旅を続けます。



9時21分に下徳富駅に到着。一見すると片面ホーム1面のみの構内ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです。元は島式ホームでした。



まずはホームから見える景色を。黄金色の田んぼの向こうに敏音知の山々



ついでに駅名標を。終点まであと1駅です。非電化区間はナンバリングがありません。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎です。トイレはありません。



では駅舎の中へ。窓口と荷物扱所の跡が残っていますが、当然ながら無人化されており板で塞がれています。



窓口跡を拡大。五月人形が左右対称に飾られており、駅ノートも備え付けられています。



時刻表を。1日3往復です。下りの始発は9時21分、上りの始発は9時48分。完全に「社長通勤路線」ですね。



駅前は農業倉庫が林立しています。その中の1つにて子供と親(おじいちゃん?!)がやってきたと思ったら、米の積み下ろし作業をしてたではないですか1つ貴重なものを見させてもらいました。


つづく


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札沼線全駅下車への道・前編(その2)

2016-01-16 15:48:48 | 函館線

6時22分に桑園駅に到着。東口の探索を終えて西口へ。



3分ほど歩いて西口に到着。昭和63年11月に高架化されました。白樺のイメージか。階下にはセブンイレブンやキャンドゥーが。



高架を抜けると高層マンションになっていました。



では駅舎の中へ。3台の自動改札の左手には「みどりの窓口」、右手にはツインクルプラザ。



「みどりの窓口」から北に進むと、JR北海道関係者専用口が!さすがは本社の駅。



出発する前に駅名標を。桑園駅は「S02」です。6時43分発の札沼線533M(733系B104編成+B121編成)に乗車して石狩当別へ。


石狩当別に着くまでの間、札沼線の概要を紹介します。札沼線は、桑園と新十津川を結ぶ、全長76.5km、駅数28の地方交通線で、「学園都市線」と呼ばれています。元々は石狩沼田駅まで結ばれていましたが、雨竜炭鉱の閉山により昭和47年に新十津川~石狩沼田間が廃線となって今に至っています。札沼線の最大の特徴は、北海道医療大学駅を境にした大きな落差です。桑園~北海道医療大学間は、札幌のベッドタウンであるが上に北海道教育大や北海道医療大など高等教育機関が多く、八軒~あいの里教育大間が複線となっています。2012年6月に電化を果たし、721系、731系、733系、735系が投入されています。それに対して北海道医療大学~新十津川間は、キハ40系の単行が行き交うローカル線で、平成26年度の営業係数は「1909」となっています。



7時18分に石狩当別駅に到着。札沼線の運転上の拠点駅で、2面3線の構内です。



改札を抜ける前に駅名標を。石狩当別駅は「G13」です。「G」は「学園都市線」の意味です。



階段を上がり、改札を抜けました。簡易Kitaca改札機の横には「みどりの窓口」。トイレは改札をくぐってすぐ右手に。



さて、南口に出ました。平成6年11月築の、茶系の橋上駅舎です。階下にトイレがあります。



駅前の様子。ロータリーを挟んで向かいにはJAいしかり。旧駅舎があった所で、駅前通りは道幅が9mはあろうか。



自由通路を通って北口へ。壁にはかつて運行されていた団体列車とおぼしきヘッドマークが。



石狩当別の自由通路には、何とモニュメントが4つも!これほどモニュメントが設けられた橋上駅舎は他にあるだろうか。



北口に出ました。南口がバリ順光だっただけに、こちらはもろ逆光です。



駅前の様子。向かいには白樺公園と総合体育館が。


東方にはローソンがありますが、買い出しには行かずに5425Dに乗車して非電化区間を目指します。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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