2021年は、日本の鉄道界において大きなターニングポイントとなるでしょう。終電の繰り上げが最大の目玉ですが、DD51形及び185系の定期運用撤退などもみられます。JR北海道で18もの廃駅がありますが、JR東日本、えちごトキめき鉄道、土佐くろしお鉄道、ひたちなか海浜鉄道、そしてあいの風とやま鉄道で新駅の開業が予定されています。
さて、これからお伝えするのは、羽越本線の今川駅です。村上駅から酒田方面に4駅進んだ所にあります。1944年7月1日に今川信号場として開業しました。その後は臨時乗降場で推移しましたが、JR化とともに正式な駅となりました。
訪問日は、2020年9月19日(土)でした。桑川駅から歩いて訪問しました。
駅まであと15分のところに、筆のようなモニュメントが。板貝さいの神への入口です。
道中は、左手に笹川流れの素晴らしい海岸線が。遠くには粟島。
駅に近づくと、寺のような建物が。大雲寺です。付近に墓地があることから、現役の寺です。
その大雲寺の入口には中村末次の碑が。
大雲寺から左手に進むと、木造駅舎のようなものが。村上市山北集落センターです。
その入口には山北町民宿発祥の地の碑が。
桑川駅からおよそ1時間で今川駅に到着。何だか構内踏切だけですね…。
下りホームに上がろうとすると、踏切が鳴りました。何かと思ったら、3098レの通過でした
下りホームの待合所へ。仮駅時代の昭和25年12月築です。
では駅舎の中へ。4人分座れるベンチが並んでいます。今川駅は無人駅で何もありません。
時刻表を。上下それぞれ8本ずつです。
827Dがやってきました。今川駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
では、上りホームへ。三角屋根の待合所です。JR東日本発足時に建てられたのでしょう。
その新潟方にある建物は何だろう??保線詰所か。
上りホーム待合所には、フィリピン人女性が1人待っていました。木製のベンチが1列になっているだけです。彼女と共に、826Dで村上方面に戻りました。
新春企画の今川駅は以上です。今川駅はトイレ設備が無い駅でした。新潟県一円が豪雪に見舞われている今、気持ちいい秋晴れの記事をUPすることで、何とも旅している気分になったことでしょう。
この正月休みも新型コロナウイルス感染症の拡大は止まりません。新潟駅の改札内のNewDaysは、1月11日まで休みです。昨日、1都3県の知事は緊急事態宣言の発出を要請しました。このコロナ禍は1日でも早く収まって欲しいものです。
次は、新潟の115系電車についてお伝えします。
前回の記事で反映出来なかったですが、ゆりかもめの7200系は、一昨日をもって全ての営業運転を終了しました。ラストランの対象編成は26編成でした。1999年の開業以来21年間の活躍でした。これで、ゆりかもめからクロスシート車が消滅することになります。
それはさておき。JRグループは今日、冬の臨時列車について発表しました。
まずは夜行列車から。「サンライズ出雲91号」が12/30、1/4に、「サンライズ出雲92号」が12/29、1/3に運転されます。「ムーンライトながら」の運転はありません!
次に、SL列車。新津〜会津若松の「SLクリスマストレイン」が12/5、6に運転されます。高崎〜横川間では、「SL(EL)よこかわ」が12/5、6、12、13、26-28、1/9、16、23、30、2/6、20に、「SL(DL)よこかわ」が1/2、2/14に、「SL(EL)YOGISHAよこかわ」が12/19にそれぞれ運転されます。釧路〜標茶の「SL冬の湿原号」が1/23、24、30、31、2/5-14、19-23、27、28に運転されます。
3番目にJR北海道。「流氷物語」が1/30-2/28に2往復運転されます。
4番目にJR西日本。「あめつち」が12/26-1/11を除く週末に運転されます。「山陰海岸ジオライナー」が12/26-1/3を除く週末に運転されます。「ラ・マルせとうち」が12/5、12、19に、「ラ.マルしまなみ」が12/6、13、20に、「ラ・マルことひら」が1/1に運転されます。「etSETOra」が月金土休日に運転されます(12/29-1/7を除く)。
最後に、JR東日本。「現美新幹線」は12月19日までの土休日に運転されます(20日は旅行商品専用)。「海里」は12/5、6、12、13、20と1/9の週末に運転されます。253系による「足利イルミネーション」が12/12、13、19、20、26、27に運転されます。新潟〜酒田の「庄内shu*kura」が12/5、6に、新潟〜長岡の「宵乃shu*kura」が12/11、18に、新潟〜弥彦の「浪漫shu*kura」が12/12、13に、新潟〜野沢の「Xmas shu*kura」が12/19、20に運転されます。「おいこっと」が12/5、6、12、13に運転されます。「とれいゆつばさ」「HIGH RAIL」「リゾートビューふるさと」が12/26-1/3を除く週末にそれぞれ運転されます。キハ48系くまげら編成は、2/13、14には「なまはげ紫灯まつり」で、2/15、16には「かまくらまつり」で運転されます。HB-E300系リゾートあすなろは、12/5、6、20、1/16、17、23、30、31には「さんりくトレイン宮古」にて、12/29-1/3には「ふるさと宮古」にて、1/24には「宮古真鱈」にて、12/5、6、26-31、1/2、3、8-11には「リゾートあすなろ下北」にてそれぞれ運転されます。その他、成田山新勝寺への初詣列車が多数運転されます。
タイアップということで、最近の「海里」についてお伝えします。取材日は2020年9月19日(土)でした。
「海里」は9時51分に新潟駅4番線に入線します。
入線するとすぐに白新線633Mと並びます。
乗車開始の合図があって車内へ。「KAIRI」のロゴがお出迎え。
指定されたのは2号車のコンパートメント。レザーシートのボックス席になっており、テーブルにはアクリル板が設えられています。長さがちょっと中途半端。
1号車はグレーのレザーシートの座席になっています。
運転台近くはフリースペースとなっています。消毒液が備え付けられています。
3号車はカウンターと立ち席タイプのフリースペース。カウンターには消毒液とアクリル板が備え付けられています。
3号車の車端部にはモニターが。「海里」の製造風景などが紹介されてました。
4号車は旅行商品専用。朱色のコンパートメントになっており、コンシェルジュが常駐してました。
折角なので、桑川まで堪能します。カウンターで購入した大洋盛の特別純米酒で一杯やりました。
村上駅を出て間もなく、デッドセクションを通過します。一応気動車ということで関係なし。
11時25分に桑川駅1番線に到着。20分ほど停車します。
停車時間限定で、道の駅のカフェでは日本海ソフトが提供されました。300円で。
冬の臨時列車は以上です。今日発表された資料をざっと見たところ、JR東日本がジョイフルトレインの運転に最も一生懸命だなと思います。
「ムーンライトながら」ですが、2020年春シーズンを最後になくなっています。充当できる現役の車両は185系のみなので、「踊り子」の車両置き換えスケジュールを鑑みれば、来年以降はちょっと厳しいのではないかと考えられます。
ここで、撮影マナーの話について。車での「撮り鉄」を含めて年々マナーが悪化しています。北千住駅で「四季島」が通過した際には、警察権力によってホーム先端が閉鎖されました。上野駅に185系が入ってきた際には、「撮影マナーによっては今後の臨時列車運転の参考にさせていただきます」と脅しをかけられました。鉄道車両などを撮影する際は、鉄道事業者に迷惑をかけないなどマナーをもって行いましょう。
いよいよ大詰めを迎えている日高本線の存廃問題。JR北海道と沿線7町が、来年4月1日付で鵡川〜様似間を廃止して完全にバス転換することに正式に合意したことが昨日判明しました。来る10月23日に合意締結書を交わすということです。残る問題は、2016年の連続台風で大破した護岸の工事のコストを誰が負担するか等ですかね。
さて、本題に。「いなほ6号」の撮影を終え、再び踏切を渡って。間島駅への戻りは集落を通って。
間もなくすると、間島集落開発センターを通過。
何とか駅に戻り、10時37分発の825D(GV-E400-8+GV-E400-6+GV-E401-4+GV-E402-4)で酒田方面へ。
10時42分に越後早川駅に到着。ここから単線から複線に変わるポイントで、2面2線+保線用側線1本の構内です。副本線は撤去されています。
では駅舎の中へ。左右にベンチが並んでいるだけで、あとは何もありません。
それでは駅舎撮影。昭和63年3月築の木造駅舎です。トイレは村上方に。これを撮影するのは命がけでした。
というのも、隣に瀬賀医院があり、その向かいに駐車場があって激しく車が出入りしてたからです。
47分の滞在時間で周辺散策。駅前は集落が続きます。
とある民家の一角ではサツキが満開でした。
15分ほどで駐車場のある建物を通過。吉浦集落センターです。
更に歩を進めるも、集落だけなのでここで駅に戻ります。
駅に戻り、11時29分発の824D(GV-E402-3+GV-E401-3)で村上に戻ります。
936M(E129系B9編成)で新発田に出た後、128D(キハ110-203+キハ110-215)に乗り継いで新妻に帰還ました。
羽越線プチ乗り継ぎ旅は以上です。今回は、桑川駅など4駅にとどまりいずれも既訪問でしたが、20年ぶりに訪問してみると、思わぬ発見があったりするものです。
今回最も目についたのは、駅機能の合理化でした。今回訪問した4駅は、いずれも自動券売機が撤去されて何も無くなっています。今年の3月に撤去されたものと思われます。今年に入って、JR東日本新潟支社は駅機能の合理化を急速に進めています。最近撮影に使った京ケ瀬駅が乗車駅証明書発行機に置き換えられ、今月に入って石打駅が無人化され、越後堀之内駅のみどりの窓口が廃止されるほどです。
さて、822D/825Dですが、国鉄形気動車からGVに変わっても4連は健在でした。特に822Dの場合、酒田方面から鶴岡方面の高校への通学で唯一利用出来る普通列車ですからね。
話が変わりますが、阿武隈急行は今日、6月に仮復旧して回送列車のみの運転にとどまっていた富野〜丸森間について本復旧の目処がついたため、来る10月31日に営業運転を再開すると発表しました。これで、阿武隈急行は元通りになります。
ところで、新潟駅を見てみますと、びゅうプラザが今日移設開業しました。明日は、仮万代口が運用開始となります。次は、新潟駅高架化工事の「いま」をお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
京都丹後鉄道は昨日、一昨日の夜、宮舞線丹後由良〜栗田間にて乗務員が異音を感非常ブレーキをかけたものの効かずに1.4kmほど走行し、栗田駅構内を240m通り過ぎてやっと停車した事象があったと発表しました。これを受けて国交省は昨日重大インシデントに指定し、調査官2人を派遣しています。詳しい原因は調査中ですが、当該車両に金属製のブレーキを効かせるための部品の付け根部分に空気漏れがあったということです。
さて、本題に。越後寒川駅に降り立って周辺散策を終え、脇川街道踏切を渡って駅に戻ります。寒川ふれあいセンターを経て脇川郵便局を通過。
雨はもう上がってました。9時1分発の822D(GV-E402-4+GV-E401-4+GV-E400-6+GV-E400-8)で村上方面へ。
9時27分に間島駅に到着。ここから単線から複線に変わり、2面3線+保線用側線1本の構内です。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。左右にタイプの異なるベンチが並んでいますが、無人化されて何もありません。
それでは駅舎撮影。昭和63年3月18日築の木造駅舎です。トイレは酒田方に。
滞在時間は70分。駅前には新潟漁協岩船港支所上海府連絡所が。
ここでバス停を。村上、寒川方面がそれぞれ2本ずつで、いずれも土休日運休です。
駅前の民家では、終いを迎えたツツジが咲き誇ってました。
越後早川方面に歩を進めていくと、集落が尽きて「能化山登山口」なるものを発見20年くらい前に降り立ったことがある駅でも、改めて訪問すると思いがけない発見があるものです。
国道345号に出て再び海沿いに出ました。水平線の向こうには粟島。
この海域は漁師以外魚などを採れません漁協がしっかり管理しているのです。
更に歩を進めていくと、封鎖された旧道のトンネルを発見旧国道345号のものだろうか。
このまま駅に戻るのも何なので、水を張っただけの田んぼで「いなほ6号」を狙うことに。E653系U102編成で通過していきました。車両はちゃんと映りこんでいましたが、背景がちょっと悪かったかな。例によって空気を運んでいたようですが、走ってただけよしとしないと。で、時計を見ると10時17分だ~。
話が変わりますが、JR東日本は今日、新幹線の速度向上について発表しました。盛岡~新青森間の最高速度については、現行の260km/hから320km/hを目指すとし、7年程度かけて防音壁の嵩上げやトンネル遮蔽板の延長を行うとしています。時短効果は5分程度といいます。また、大宮~上野間の最高速度については、来春のダイヤ改正で現行の110km/hから130km/hに引き上げるとし、時短効果は1分を見込んでいます。
そして、もう1つ。JR東日本は今日、トヨタ自動車及び日立製作所と連携して水素燃料車両を開発すると発表しました。形式名はFV-E991系で、愛称は「ひばり」です。2022年春ごろから南武線(武蔵中原~尻手~浜川崎)及び鶴見線で走行試験を実施するとしています。
つづく
前回の記事で反映出来なかったですが、大井川鐵道は一昨日、「SLかわね路」を来る10月8日に運転再開すると発表しました。当該SLの不具合の修繕が完了したからということです。尚、運転区間は新金谷〜千頭となっています。東海道線からアプローチする場合、新金谷駅で乗り継ぐ必要があります。
さて、本題に。2020年5月16日(土)の朝となりました。雨が降る中、自転車で新津駅に行き、6時16分発の823D(GV-E401-2+GV-E402-2)で出発。
8時4分に越後寒川駅3番線に到着。2面3線+保線用側線1本の構内です。
跨線橋を渡る前に1番線の上屋を。設置から10年半だというのに、もう色褪せてます
跨線橋を渡って駅舎の中へ。村上方にベンチが。窓口がなくなって無人化されて久しく、自動券売機もなくなっています。
それでは駅舎撮影。平成10年12月25日築の簡易駅舎です。トイレは酒田方に。
時刻表を。上下それぞれ8本ずつです。滞在時間は57分。
まずは、北の方に進みます。そぞろ歩きしていると、声を掛けられました。尚、標高は10.5m。
浜道踏切を渡って国道345号に出ました。遠くには粟島。
駅裏に出ました。駅舎と海岸線の標高差が分かるでしょう。「春の交通安全」ですって
更に南に進みます。粟島を借景に漁船が1艘。コロナ禍でそうそう旅に出れないので何だか癒されます。
テトラポットの向こうに磯が見えてきました。このあたりが笹川流れの北端。
更に南に進むと、磯が連続するようになります。このあたりで国道345号の歩道がなくなるので、これ以上の進軍はやめにします。
脇川街道踏切を渡って駅に戻ろうとすると、梅田ターミナル行きの4060レが通過していきましたEF510-14が牽引しています。
つづく
前回の記事で反映出来なかったですが、東京メトロは一昨日、来年上半期に半蔵門線に18000系を投入し、8000系を順次置き換えていくと発表しました。千代田線では精悍な顔つきの車両が主力になってますが、半蔵門線はもっと精悍な顔つきの車両に染め上げられていきます。
それはさておき。これからお伝えするのは、2020年5月15、16日の羽越本線プチ駅巡りです。実は、コロナ前にH100形の乗り始めに函館本線の駅巡りを計画してました。しかし、3月に入ると日本国内で感染爆発の様相を呈し、この北海道旅行を全てキャンセルしました。4月7日には緊急事態宣言が出てしまい、新潟発着のJAL便が全て欠航してしまいました。そこで、「えちごツーデーパス」を使った、県を跨がない羽越本線駅巡りを計画しました。ただ、GW中は道の駅の中が全てクローズしていたので、この時期の実行に至りました。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2020年5月15日(金)。出発は「いなほ5号」(E653系U102編成)で。自由席はガラガラ。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で車内販売はなし。
村上駅で〆張鶴と大洋盛を購入した後、829D(GV-E401-9+GV-E402-9)に乗り継いで目的の駅へ。この時期は高校の授業が始まっておらず、登校日の高校生がパラパラと乗ってきただけ。
14時9分に桑川駅に到着。ここから複線から単線に変わるので、2面3線の構内です。
駅舎に入ると、「うみの待合室」になってました
それでは駅舎撮影。平成5年11月築の、「笹川流れ 夕日会館」との合築駅舎です。トイレは左右に。
酒田方には大野風柳の歌碑が。「蟹の目の 二つの冬の 海がある」。
一旦駅舎の中へ。道の駅は営業再開しており、土産物屋もカフェも再開してました。館内にはNGT48(?!)の音楽が延々と流れてました。
螺旋階段へ。「山北の四季」の写真がそこらじゅうに。上がって右手にはレストラン。
左手に進むと粟島の眺望が。
では、時刻表を。上り、下りとも8本ずつです。滞在時間は31分。
駅前は国道345号。はす向かいには「民宿ちどり」があり、海鮮料理を食べさせてくれるそうです。
横断歩道を渡ると粟島の眺望が。いい所に道の駅をつくったね。
南の方角に。弁天岩は630mの所に。ここから北は「笹川流れ」。
出発の時間が刻々と迫る中ホームへ。下りホーム上にある待合室は「ゆうひ」の待合室。2019年10月7日に竣工しました。
「ゆうひ」の待合室の中へ。海岸の方にテーブルがありますが、如何せん窓ガラスはまだら模様。
跨線橋を渡って2、3番線へ。「ゆき」の待合室です。「ゆうひ」の待合室と同時期の竣工です。
「ゆき」の待合室の中へ。雪模様のガラスに背を向けて座る構造です。
で、村上方には「海里」仕様の駅名標が。この駅で「海里」は長時間停車します(一部期間を除く)。
14時40分発の826D(GV-E402-4+GV-E401-4)で村上に戻ります。
その後、940M(E129系B15編成)で新発田に出た後、130D(キハ110-213+キハ110-202)に乗り継いで一旦帰宅しました。
話が変わりますが、相模鉄道は昨日、11月7、8日のかしわ台の車両基地でのイベントをもって新7000系の大団円とすることを発表しました。1986年にデビューした新7000系ですが、現在は2編成が残されてるに過ぎません。これをもって、直角カルダン駆動車の歴史が1つ終わることになります。尚、その鉄道イベントは事前予約制です。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
明日から「Go Toキャンペーン」に東京都発着が加わり、「新潟県・庄内アフターディスティネーションキャンペーン」が始まります。「海里」や「現美新幹線」などで盛り上がるでしょう。
さて、これからお伝えするのは、羽越本線の気動車です。今春のダイヤ改正で、羽越本線からは国鉄形気動車が一掃し、キハ110系とGV-E400系の世界となりました。とりわけ、村上から先は殆どがGV-E400系です。笹川流れを走る気動車は完全に一変してしまったなと印象付けられます。
それでは、2020年3月以降の羽越本線の気動車について見てみましょう。今回は時系列ではなく、時間帯順に紹介します。
2020年7月18日。新津駅にて2121Dを。GV-E401-16+GV-E402-16でした。
2020年8月29日。阿賀野川橋梁で820Dを。キハ110-203+キハ110-211でした。
2020年6月27日。新津駅にて125Dを。GV-E400-2でした。
2020年5月16日。村上駅にて824Dを。GV-E402-3+GV-E401-3でした。
2020年8月30日。京ヶ瀬駅にて127Dを。GV-E400-5でした。
2020年5月15日。村上駅にて827Dを。GV-E401-9+GV-E402-9でした。
2020年6月19日。阿賀野川橋梁にて129Dを。キハ110-205+キハ110-203でした。
2020年9月19日。村上駅にて829Dを。GV-E400-3+GV-E400-1でした。
2020年6月19日。新津駅構内にて831Dを。GV-E401-14+GV-E402-14でした。
2020年9月5日。阿賀野川橋梁にて833Dを。キハ110-203+キハ110-215でした。
2020年8月1日。新津駅にて133Dを。キハ111-203+キハ112-203でした。
そのまま828Dを。GV-E402-12+GV-E401-12でした。この編成はその後、磐越西線2240Dになります。
2020年7月26日。桑川駅にて832Dを。GV-E402-14+GV-E401-14でした。
2020年8月25日。京ヶ瀬駅にて837Dを。キハ110-204+キハ110-206でした。
ダイヤ改正後の羽越本線の気動車は以上です。国鉄型気動車が一掃されてGVが大半になったので、828Dがそのまま磐越西線の津川行きになるというフレキシブルな運用もみられるようになりました。
今回登場した新津~新発田間ですが、キハ110系も結構見られました。しかし、坂町以北に新津のキハ110系が乗り入れるのは、837D/820Dの1往復だけです。その他は、米坂線絡みか前運用です。今日、「べにばな」の前運用である8626Dの送り込みを見たところ、GV-E400系に変わってました!現在キハ110系の運用も早晩GVに置き換わっていくことでしょう。尚、余目〜酒田間の5往復は、陸羽西線直通の小牛田車です。
話が変わりますが、JR四国は昨日、牟岐線の阿波海南~海部間について、来月末日をもって廃線にすると正式に発表しました。勿論、廃止日の繰り上げが国交省に認可されたからということです。来年2月からのDMV運行いよいよ現実味を帯びてきたなという感じです。
14時に粉河駅に到着。20分ほど歩き、西国三十三か所三番札所である粉河寺へ。
いよいよ本堂へ。1720年(享保5年)に再建されました。御本尊は千手千眼観世音菩薩。折角参拝したのだから、400円払って案内されてもらえばよかったな。。尚、粉河寺の創建は770年です。
本堂の左手には千手堂が。
千手堂から階段を上がると、粉河産土神社へ(正確な漢字は出ません)。旅の安全を祈願してきました。
そのたもとには「おんどり石」がありました
本堂に行くと汗びっしょりに。で、本堂の手前には日本庭園が。安土桃山時代の様式の石庭です。
駅に戻ります。まず通過するのは丈六堂。文化3年の再建で、昭和57年に解体修理されました。
丈六堂の手前には芭蕉句碑が。「ひとつぬきて うしろにおひぬ ころもがえ」。
丈六堂からしばらく進むと念仏堂が。
念仏堂には阿弥陀如来像が。文久2年(1862年)につくられ、総長が210m、像長が144mです。尚、念仏堂には池泉鑑賞式庭園がありますが、非公開です。
粉河寺の出口には童男堂が。延法7年(1679年)の再建です。その名の通りに童男大士を祀ってます。例年12月18日には「終い観音」として童男会が催されます。
駅に戻る途中、紀ノ川市役所行きの紀ノ川地域巡回バスがやってきました和歌山バス那賀による運行です。
つづく
阪神淡路大震災から25年になる今日、JRグループは春の臨時列車について発表しました。
まずは夜行列車から。「ムーンライトながら」は、3月20日の下りから29日の上りまで運転されます。「サンライズ出雲91号」は5/1、6に、「サンライズ出雲92号」は4/30、5/5に運転されます。
次に、JR四国。「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、4月18日からの土日に運転されます。「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」は3/20~4/5は毎日運転され、4/11は土休日などに運転されます。また、伊予石城駅近くで「宇和れんげまつり」が4月29日の催されるのに合わせて「宇和海」が臨時停車したり、快速「れんげまつり」が運転されたりします。
3番目にJR北海道。「山明」「紫水」を使用した臨時急行「花たび そうや」。旭川〜音威子府の1、2号は5月8〜10、15〜17日に運転され、音威子府〜稚内の3、4号は5月22〜24、29〜31日、6月5〜7日に運転されます。「ライラック旭山動物園」が3月の週末に運転されます。「富良野・美瑛トロッコ」「フラノラベンダーエクスプレス」は6/13、14と20-30の毎日にそれぞれ運転されます。
4番目にJR西日本。「○○のはなし」は3/1からの週末にみっちり運転され、14日からは阿川駅にも新規停車します。「奥出雲おろち」は4/4からの週末に運転されます。「あめつち」は3月1日からの週末にみっちり運転されます(3/24、25には団臨として石見地方に顔を出す)。
5番目にJR東日本。「四万温泉やまどり」は4/18、25、5/16、23、30、6/6、13、20、27(復路はその翌日)に運転されます。「弘前あやめまつり」(E751系4連)は4/23-5/6に運転されます。「あやめまつり」(E257系5連)は5/30から6/20の週末に運転されます。「IZU CRAILE」は3月の週末に運転されます。「桜海里」(新潟~高田)は4/8、15に運転されます。「高田お花見」(E653系7連)は4/4、511、12に運転されます。「宮古毛ガニまつり」は3/1に、「さんりくトレイン宮古」は3/7からの週末に運転されます(いずれもリゾートあすなろ)。E653系による「鳥海1、2号」は6/13に、「3号」は6/14に運転されます(「2号」は青森~新潟の夜行列車)。「笹川流れマラソン」は4/12に運転されます(E653系4連)。「越後長岡蔵開き」は4/18に、「上越線春のハイキング」は4/29に、「弥彦観桜」は5/4に運転されます(いずれも115系3連)。「つがわ狐の嫁入り」は5/3に運転されます(GV-E400系2連)。また、5/23、24の「只見線新緑満喫」もGV-E400系2連で運転されます。
最後に、SL列車。「SL冬の湿原」は3/1に運転されます(全車自由席)。「SLやまぐち」は3/20の週末から運転されます。「SL人吉」は3/14の週末から運転されます。「SL銀河」は4/18、25、29、5/2、5、9、16に運転されます(復路はその翌日)。SL重連の「群馬DCオープニング」は4/4に運転されます。「さいたま×ぐんま」は4/5に運転されます。「SLぐんまみなかみ」は3/20、4/11、19、29、5/2、4、9、17、30、31、6/6、14に運転されます。「SL(EL)よこかわ」は3/7、14、21、4/12、18、5/3、5、10、22、6/7、13に運転されます。「SLYOGISHAよこかわ」は4/25に、「SLYOGISHAみなかみ」は6/20にそれぞれ運転されます。「SLばんえつ物語」は4/25からの週末に運転されます。
タイアップとして、2019年11月分の「SL日本海美食旅」「SLばんえつ物語」についてお伝えします。
2019年11月2日。7時48分頃、新津駅6、7番線にて「SL日本海美食旅」の牽引機であるC57 180とエスコート機であるEF81 97が並びました
すぐに、C57 180が客車に近づきます。ヘッドマークは茶系です。
7時56分頃、編成が完成しました。
8時12分頃、EF81 97が入換を開始します。
8時16分頃、村上へとエスコートする準備が整いました。8時29分に出発します。
2019年11月23日。「SLばんえつ物語」への乗車機会を得ました。機関車の記念撮影はマナー違反続出。
4号車のイベントスペースでは、C57 180の全般検査の様子が紹介されてました。
ちょうどその日、阿賀野川ごっつおまつりのPRが行われてました。
五泉から津川までの道中、麒麟山と麒麟を頂きました。乗車手帳と共に。
11時12分に津川駅に到着。ここで給水タイム。
オコジョの部屋はもうクリスマス仕様。
ここでオコジョルームを。記念撮影コーナーにもなってました。
津川出発後、じゃんけん大会が展開されます。私は勝ち抜けてオリジナルピンバッジを頂きました。
徳沢通過後、銚子の口の絶景が展開されます。
12時34分に山都駅に到着。ここで再び給水タイム。あとは会津若松に向かうだけ。
2019年11月30日、12月1日の運転で2019年の「SLばんえつ物語」の運転は終了しました。
ヘッドマークを。Xmas仕様です。「SLクリスマストレイン」の運転が無かった代わりです。
サボもXmas仕様。
9時50分過ぎ、サンタ姿のオコジロウとオコミが登場
オコミと並んで記念撮影。
2019年のShu*kuraは「宵のShu*kura」「浪漫Shu*kura」を以て終了し、今日まで運転がありません。運転再開は3/20です。全般検査だろうか。
大変長くなりましたが、2020年春の臨時列車は以上です。C57 180の運転再開を4/25に設定したのは、一昨年のテンダー車故障で大事を取ったということでしょう。昨年12/1に運転終了してるし。
ところで、春の只見線や磐越西線の臨時列車を見てみると、いずれもGV-E400系での運転になっています。新津の国鉄形気動車は、文字通りShu*kura以外退場ということでしょう。果たして、このShu*kuraはいつまで運転されるだろうか。
今月からのDCは、ある特急列車の50周年でもあります。それは「いなほ」です。
特急いなほは、1969年10月1日のダイヤ改正で誕生しました。当初は上野と秋田を羽越線経由で結び、キハ81系で運行されていました。羽越本線が1972年10月2日に電化する少し前の9月27日からは485系12連が充当され、上野~秋田間の所要時間は8時間から7時間33分に短縮されました。上越新幹線開業後は、新潟~秋田4往復、新潟~青森1往復となり、グリーン車を中間に組み込んだ9連になりました。1985年3月14日のダイヤ改正で485系6連になりました。2013年9月28日には「いなほ7・8号」にてE653系が投入され始め、2014年7月12日をもって全てE653系になって今に至っています。
「いなほ」が50周年を迎えた今、U106編成及びU107編成に記念ヘッドマークが取り付けられています。いずれも新潟県・庄内エリアDCの期間中限定だそうで。取材日は2019年10月5日(土)でした。
まずは、「いなほ6号」に充当されたU106編成から。運転台下には何か違うものになってますね。
「INAHO 50TH Anniversary,thank you」で、特急マークが付いていますこれは1号車側。
次に7号車を。違うものになってますね。
「INAHO 50th いなほ」です稲穂の模様が描かれています。
次に、「いなほ5号」に充当されたU107編成を。まずは1号車のヘッドマークを。
「50th ANNIVERSARY INAHO いなほ」で、可愛く描かれています
ついでに7号車のヘッドマークを。何か見たことないものになっています。
歴代3種の車両が描かれており、「おかげさまで50周年 INAHO いなほ」と書かれ、出羽三山が借景となっています
最後に、「いなほ3号」に充当されたU102編成を。以前とは何ら変わっていないように見えます。
通常の「INAHO いなほ」で、夕日と稲穂が描かれています。
「いなほ」50周年キネン記事は以上です。E653系の編成数が7本なのに対し運用数は5本なので、一日「いなほ」を追いかければスペシャルカラーが1度は見られるでしょう。期間限定なので、是非1度ご覧になってはいかがでしょうか。
さて、JR東日本は「山形新幹線が酒田まで伸びれば「いなほ」を廃止する」と表明していますが、実現する可能性が極めて低そうなので「いなほ」は数十年は安泰でしょう。果たして、E653系の「いなほ」はいつまで走ることやら。
次は、「紀勢本線全通60周年キネン乗り継ぎ」をお伝えします。