14時2分発の2531D(キハ40 530+キハ40 531)で鳴沢駅を出発。
14時19分に木造駅に到着。一見する限り線路が2本あるようですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
委託駅員に出迎えられて駅舎の中へ。窓口営業時間は7:30~18:15です。
右手の待合スペースへ。「つがる市観光案内所」が併設されています。2Fは研修室のようです。
それでは駅舎撮影。平成4年5月築の、「木造ふれ愛センター」との合築駅舎です。遮光器土偶のレプリカ(H=17.3m)が存在感を示しており、基本的に列車が来ると目を光らせます。尚、トイレは東能代方に。駅舎を撮影していると、弘前から来たというおばちゃんに話しかけられました。
時刻表を。上下それぞれ12本ずつです(「リゾートしらかみ」を含む)。
37分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には石造りの建物が。
駅前通りの県道241号を北進し始めると神武食堂が。ちょうど親子連れが入っていきましたが、夜もやってるのかな。
少し歩くと売家が。最近「空き家問題」が顕著になってますが、住人が亡くなられたり老人ホームに入られたりして、子供が都会とかに出ていて戻ってこないパターンでしょう。
で、別の家の軒先では米の積み入れ作業が。徒歩10分ほどの所に旧高屋銀行本店があったりします。
木造駅通りバス停を発見。弘南バスが発着しており、五所川原営業所行きと出来島北口行きがそれぞれ5本ずつです。
駅に戻ると、埼玉から来たという家族連れがキャンピングカーでやってきました。彼らは駅前公園の東屋で昼食にしてましたが、木造駅は一大ドライバーズスポットなのでしょう。で、駅前には縄文住居のレプリカが。尚、つがる市縄文住居展示資料館(カルコ)は20分ほどの所に。
つづく
参考文献 西崎さいき『日本全国の「ヘンな駅」をゆく!! 珍駅巡礼』