おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

本日も晴天なり

2007-01-05 09:15:08 | Weblog
昨日は少しかけ始めた満月だった。
月の光があんなに明るく冷たい事を思い出した。月の光に照らされてまた別の雪国が横たわり、いくらでも遠くが見渡せた。
晴天も今日限り。
大陸には凄い高気圧が控えてその威力が衰えるには一週間以上かかりそうだ。
その後もし又優勢の高気圧が続けば半月も雪になる。
朝の急激な冷え込みでマイナス二度になり除雪隊の凍結防止の散布車が仕事を終えて帰ってきた。
朝日がようやく濃い霧の中から顔を出し、柳の梢の樹氷を輝かせ始めた。
雪もかなり減り大沢川の横には山田君がカジカ採りに行くために歩いた足跡が本流まで続き、後狐とイタチ、カラスの足跡が残っている。
上のほうの霧が晴れ青空が広がってきて新道島の山の峰に有る杉の梢が黒い鶏のとさかのように見えるだけでまだ白い羽毛に包まれたように眠っているだけ。
小宮さんが柏崎の市場から電話をかけてきた。
エイを買いに来たけど無く、鰆の安いのが有るけどかって行ってやろうかと。
市場が休みで刺身の良いのが無かったので喜んで頼んだ。
除雪隊の朝食を造りながら昨日作ったこんにやくを生煮している。
コンニャクの灰汁の濃度が薄かったと見え柔らかくなってしまったがこれもまた良い刺身の感覚になるかもしれない。
セリやトマトなどでコンニャクのカルパッチョ七草風などを考えたけど、又別に山葵とアボガドを添えて別のカルパッチョにしてみたくなった。
仕入れの車が古くなりファンが回らなくなった。
霜が降りて寒い日は解けるまで待ってから出かけるけどこれから寒波が来て毎日零度以下になったら走れなくなってしまう。
修理や煮は頼んであるけど丁度正月休みと重なっていつになるか判らないし、タイヤショベルがパンクしてこれも修理を頼まなくてはいけない。
妻のテレビも壊れ新年早々又出費がかさなりこの前喜んだのが帳消しになりそうだ。お昼前に蕎麦を打ってできるだけ早く出かけてフキノトウをいっぱい取ろうと思ったが蕎麦が出て結局4回蕎麦を打った。
お天気も快晴気は焦るけど今日に限ってお客さんが切れなかった。
大きな赤ちゃんの頭もあるおにぎりを自分用に握り出かけた。行き先は柿崎か米山と決めていたがあまりに遅くなってしまい目的地に着いたら採る時間が無い様だった。小国のあたりにきたら西向きの斜面は殆ど雪が無かった。
それでそこでとることにした。
フキノトウは去年出ていた所に有るからその場所は良く覚えておく。
案の定フキノトウがあった。
西日が当たって雪の無いところを探し特に清水の流れている所が緑に大きくなっていた。
清水の所を探していたら雪が無いためセリが見えた。
もう直ぐ七草が来るので今度はセリ採りに夢中になり泥に長靴を取られないように一生懸命取った。
親方の奥さんが好きだからフキノトウと一緒に送ってやろうと考えていたり、又フキノトウとキノコで日本で一番早い天然山菜天ぷらができると思ったり寒いけど気持ちは温かかった。
まだ時間が有りフキノトウが少ないので帰り道は別の道を通り次の時の情報を集めるために見学ドライブだった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする