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おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

竜光天神様

2007-01-13 08:51:10 | Weblog
三時ごろから雨が雪になってきた。
自宅も落下式屋根だから雪の滑り落ちる音が聞こえ除雪車の音も聞こえ出した。
朝食を作らなくてはと思ったがまだ時間が有るので寝ていた。
車が無いので妻の車に乗って6時前に出かけ和南津トンネルの所にグレーダーがいてわき道に見覚えのある車と人がいた。良くみると内山さんが何かやっていたのでついでに朝食の人数を聞いた。
車が違っていたので始め判らなかったらしくいきなり声を掛けたので驚いていた。
この頃朝早かったり昨日の事もあったので体が疲れて鉛のようだ。
忙しいけど少し昼寝をしなければ。
市場に行って買うものも無かったが大葉がないのと玉子を追加しておかないと毎日除雪隊だけで30個は必要で今日の牛筋と大根の煮込みに一個づつつけるから買ってきた。
トマトを2箱と生姜を一箱、苺と韮も一箱買った。
韮は少し傷んでいたので1把30円。
自分でも食べるけど茹でて温泉玉子の青みに使う。
フル出動で雪模様の土曜日はフリーの人は少なかったし段取りをしたから先が読め誰より先昼を食べて少し本を読みながら昼寝をたっぷりした。
昼食は温かいそばにし、太く平打にして食べた。力強い麺体と蕎麦の旨みが冴え渡り久しぶりに自分のそばがうまかった。
冬は温かいそばを押すべきだと始めて判った。
佐渡牡蠣と大根おろしか鏑おろしの蕎麦などおいしいしもっと奇抜な蕎麦もいいだろうな、
親方に又いわれそうだ奇をてらうなと。
北海道の猟師から蝦夷鹿百キロ到着。
何のメニューに使おう。
夜は二組の宴会で小出までの送迎が一組ある。
バスで迎えに走り出し、堀の内の町を望む頃には遠く雲が桃色で少し黒に近い色に一部光を反射していた。
夕暮れの光が足りない景色は青白く沈み木々は雪花に包まれている。
その景色は懐かしい昔の色。
そして切なくなるような強烈な静寂。すれ違う車にはっとし今に戻る。
新しい感傷に浸って小出の近くまで来たら先ほどの雲の色はスキー場のナイターの光が雪雲に反射して出来た色だった。
てっきり遠い場所の雲の切れ目に差し込んだ夕日の残照が屈折して雲に当たったのかと思って楽しんでいたのに。
それはそれで魚野川が光を失って横たわり川原を前景にし手前の杉の木の一本一本の梢が手に届きそうなほどはっきり鮮やかに見え、オレンジ色の光を抱き込んで王冠の様な情景は又素晴らしい。
先ほどの昼寝が又心を柔らかにしてくれた。
皆さんそれなりに喜んで帰った。
ヒロちゃんが帰るとき乗せてもらい竜光の天神様に参拝に行った。
馴染みの役員が詰めていてきっと他所のの人達はいかならしく魚野川が来たと言って話題になっていた。
竜光蕎麦と名乗って商売をしたのは天神様が縁で毎年出かけている。

コメント
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