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おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

鳥追い

2007-01-14 08:12:30 | Weblog
先ほどまで止んでいた雪が又降り出し遠くが見えないぐらいになっている。
除雪隊の朝食の後片付けと、朝の一服をしながらマキ婆は夕立雪だなーと呟きながらダッタン蕎麦茶を入れ使った食器を数えて一杯来てくれて良かったのーと又言った。
ホンとは今日が天神様に行く日だったが、一日勘違いして昨日行ったのだ。
皆がおおー魚野川といったのは今度から一月の第二土曜日に日にちが変更されたからだった。
別のに有る魚野川が来た事はどうしてそのことを知ったのかと驚きの声も混ざっていたと朝になって判った。
天神様に参拝したら、係りの人に進められるままにお神酒と、お茶といわれる冷酒を二合ほど飲んだ。
ヒロちゃんに送り迎えを頼んだので一気飲みだった。
その前にビールを一本と濁り酒を味見してたので店に着いたころはかなり出来上がっていて酔っ払ってブログを書いてしまった。
朝見ると誤字脱字いつもの事だけど、たまにはと思い解かる程度に直した。
たいした雪じゃなかったが、毎日降りっぱなしはかなり溜まった。
タイヤショベルでやっても一時間半ぐらい掛かり久しぶりの排雪であった。
お昼は小正月だったからか客足が悪く普段より暇のようだった。
ヒロちゃんに頼み魚野川便りを作った。
メニューやブログや新しいメニューを載せた。
14日は鳥追いだ。
子供の頃今年みたいに雪が少ないとカマクラが作れないので毎日雪乞いをしていた。
雪下ろしの苦労など考えない子供の考えで。
親達もその割りにお祭りで大事な豊作の神事も兼ねているので同じように心配していたような気もする。
暖房は火鉢といろり、そしてコタツがあるだけ。
テレビが普及しない時はいろりで聞く大人たちの話が大事な情報源だった。
鳥追いの鳥は雀ばかりじゃなかったと言って朱鷺の話もしてくれた。
曾孫爺さんの頃はここらでも朱鷺がいて綺麗な鳥だったそうだ。
朱鷺はなぜ嫌われたかと言うと田植えをした稲を足場にしてドジョウをおかっけたから苗が駄目になり農家に嫌われたのだそうだ。
魚野川が作った沼地を埋め立てた田んぼがいっぱいあったものだ。
今でも深田と呼ばれるとこもある。
地図などに名は無く耕作者しか呼ばない地名だと思う。
良く腰まで浸かって田植えをしている話を聞いた。
この魚野川があるところはちゃんと地名に載っていて島田と呼ばれている。
今思い起こせばココは大沢川の川の上にあることを思い出した。
耕地整理で大沢川が改修され川の蛇行を直したので今のようになった。
その前は豊かな湿地帯で有り少し下流にはカワウソが住んでいたと伝えられている。
酔った時の星野さんの話に登場する同じカワウソだとこの頃わかった。





コメント
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