おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

辛味大根

2007-01-06 21:40:44 | Weblog
どう言う訳か蕎麦が出る。
地震前に只見の三瓶さんが野生の辛味大根が有るのを知っていると僕に話した。
丁度蕎麦打ちを始めたばかりだったのでその大根がとても欲しかった。
今考えると10年以上のかもしれない。
5年かかってやっと手に入れた大根の種に三瓶さんは気になることを言った。
火山の山に自生している植物だから魚沼の地に合わないかも知れないよと。
伯父はその道のプロだったから全てを託した。
苦労の甲斐があってやっと通年収穫が可能になった。
それを前面に出した蕎麦の営業を考えている時地震に遭ってしまった。そして蕎麦どころではないなど再建に躍起になり今やっと落ち着いて蕎麦を出し始めていたら伯父も落ち着いたらしく大根を作れるようになったからいつでも言ってくれと言ってきた。
出来ればすりおろす道具付でお客に擂りおろして貰い蕎麦と一緒に楽しんでもらいたい。
そのとき種を残しておいた大根を持って来てくれた。
今市販されている大根は改良がなされ辛味が際立っているが伯父が作ってくれた大根は甘みと適度の辛さがバランス良く懐かしい大根の香りと味がする。
連休初日で市場があるので今年初めてセリに行った。
ほたて貝とヒラメを四枚カキと南蛮海老を買い、野菜市場で南瓜42個、レタス二箱玉葱六十キロ、苺四パック、メロンとセリも買った。
南瓜はメキシコ産で少し傷みが始まっていたので安く買い刻んで冷凍にする予定。
雨でお客さんが来ないと思いガッカリしていたらお昼にはそれなりに忙しく南瓜と昨日採ったセリなどの整理で休憩が無かった。
夜はイロリが二つ。
一人はアメリカ国籍を取っている日本人がニューヨークからやってきた。
ペンタゴンにいるかと思ったら総務省だった。


コメント
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