おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

カッパドキァ

2007-01-30 08:08:11 | Weblog
霧が深くて快晴の予感。
除雪隊に出すご飯を炊かなければいけなくて3時頃から気になってうつらうつらしていた。
昨晩娘の調子が悪く自宅からSOSが届いたけど最後の三組目が小出の人たちだっので送ってから行く連絡をしていた。
そんなことやあんなことが溜まって右わき腹が痛い。
帰ろうとしたら電話で何とか落ち着いたといってきたので店に泊まることにした。
11時過ぎに帰るとそれから夕食を摂らなければいけないので妻もほったらかしに出来ないから何とかやりくりをしたみたい。
店に泊まるときは出来るだけ酒を飲まないように最近心がけているが、生ビールを飲んだ。
お昼にトルコから絵葉書が届きそれを見ながら飲んでいて気が付いたことがあった。
ここまで10日もかかって着いたのだ。
帰国2日前に書いたからもう一週間前に本人は帰国していた。
カッパドキアの上空を気球で眺めたと書いてあった。
たけさんが絶対トルコに行こうと誘われてあったのでその近くのシルクロードの雑誌などで夢を膨らませている。
フナの甘露煮は魚臭さを取るために笹の葉を敷いたり上から覆ったりして使うのだが、忙しくてちょっとそこまでのささとりが出来なかった。
何とかと思ったとき前に冷凍しておいた山椒の葉があることを思い出したので臭い消しに入れた。
酒と砂糖、燗冷ましを入れ4時間煮て、今度は水あめを入れて煮た。
糖類がこげた味と醤油、そしてフナを焼いたときの香ばしさ、苦味が一緒になって懐かしく旨い味になった。
夕食は余分に作った刺身と焼き魚、フナの甘露煮を5匹食べてしまった。
出来上がったときは甘すぎて少し失敗したかなと思っていたがさめて落ち着いたらさすがガクさんと自分をほめていた。
自分好みの味だから当然だろうけど。
作り終えたとき妹が来ていて旦那が3-4日前にフナが食べたいといっていたと、話したのでそれは幸いとあげた。
彼は茨城の霞ヶ浦の近くの出身だからなのと、この味だったら喜んでくれると思った。
7時前に電話が鳴り娘が店に来たいといったので迎えにいった。
朝食を一緒に食べた。
マキ婆に娘を任せて板長と冷凍庫の整理をやった。
お宝が続々出てきた。
それだけで半年ぐらい仕入れないで営業できそう。
鮎、ヤマメ、岩魚、カジカ、鹿、猪、鮑・・・・
広井さんに頼んでピザ窯の上に乾燥場所を作るのに金網の付いた枠を作ってもらった。
荒川の寒ブナの焼き干を作るのとサルノコシカケ科のカワラ茸など軽い茸を乾したり、ナラ茸などの茸を乾燥させ機械で粉末にしてみるために。
それと風が強いので吹き飛んでしまうのとカラスの被害をなくすために。
この前買って雪の中にある大根をスライスして生干しにしようと思っている。
ヒロちゃんに頼んで寒鮒の甘露煮の真空包装が出来たのでラベルを作ってもらった。
星野さんから聞いた荒川は日本一の清流になった事を入れて。
お昼はトンカツのお勧めにした。
180グラムも厚い肉を板長が切っていた。
やはり提供時間がかかりすぎ、そして利益が出ない。
お客さんに喜んでもらうとはもっと頭を使ったサービースなのに。
良いお天気なのに昼寝をした。
しばらく忙しかったのと明日は板長が休みなので疲れを出来るだけ取り体調を整えるため。
寝ていたら来客で起こされた。
蕎麦のへギを作ってもらうよう頼んでおいた建具やさんだった。
へギの市販カタログを持ってきてこれのほうがうちで作るより安いぜと何か乗り気ではなかった。
理由を聞いたら竹のすのこが手配できなかったのだそうだ。
自分の取引先にそれを扱っている人がいるのですのこはうちが手配した。
茶碗蒸しとアイスクリームの器が壊れて少なくなったので注文した。
お金の掛かる事ばかり。
夜はみんなに任せて自宅に帰った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする