高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

山野草観察

2024年09月22日 | 峰の原の山野草

 ガーデンストーリーから歩いて3~4分の所に、山野草が咲く草原があります。冬はスキー場になるエリアですが、春から秋に掛けてはペンション村の有志が集まって、山野草の保護活動をしています。

 

↑手前の濃紺の斑点はワレモコウ。

 

↑ヤマハハコ、マツムシソウ、アキノキリンソウなど。

 

↑シルバーリーフのヤマハハコ。

 

↑まだ、咲き残っているキキョウがあってびっくり。

 

↑オミナエシは秋の七草。

 

↑リンドウは長野県の花に選ばれています。

 

↑小さな花ですが、雄しべや雌しべの造形が魅力的なウメバチソウ。

 

↑マツムシソウは二年草。花を咲かせた株は、その年限りで枯れてしまいます。

 

↑ノコンギクは薄紫が多いですが、これはほぼ白。

 

↑サラシナショウマ。

 

↑北信濃では、オヤマボクチの葉をそばのつなぎに使う地域があります。

 

↑雌雄異株のイタドリ。

 

↑ツリフネソウとゴマナの共演。

 

↑きのこもぼちぼち出始めています。

 

↑明日の最高気温は15℃の予報。いよいよ、秋の冷たい空気に入れ替わるようです。

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山野草観察

2024年09月03日 | 峰の原の山野草

 久しぶりに山野草観察に行ってきました。ガーデンストーリーから歩いて3分ほどの所に、ペンション村の有志が集まって、山野草を保護している草原があるのです。

 

↑オミナエシが見ごろでした。オミナエシもススキも秋の七草。

 

↑マツムシソウ。園芸種のクナウティアやスカビオサより原種の方が立派。

 

↑ただ、マツムシソウは二年草なので、一度花を咲かせると、その株は枯れてしまいます。

 

↑ゴマナも咲き始めていました。

 

↑ユウスゲは夏の花ですが、少しだけ咲いていました。一日花です。

 

↑リンドウは数種類が自生しています。

 

↑タムラソウ。アザミに似ていますが、とげとげや粘々がありません。

 

↑珍しく、白のツリガネニンジンがありました。

 

↑キキョウは絶滅が危惧されている花のひとつ。

 

↑つぼみが風船のようなので、英名はバルーンフラワー。

 

↑写真を撮っていたら、雲が上がってきました。

 

↑草原も、すぐ雲に覆われました。

 

↑ハンゴンソウ。

 

↑オミナエシ、ワレモコウ、ヤマハギなど。

 

↑オヤマボクチ。長野県の富倉という集落では、乾燥させたオヤマボクチの葉を、そばのつなぎに使います。そばが少し緑がかって、甘味も出ます。

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山野草観察

2024年06月25日 | 峰の原の山野草

 夏至がすぎ、季節が進んだので、近くの草原へ山野草観察に行ってきました。

 

↑ガーデンストーリーから歩いて3~4分の所に、ペンション村の有志が集まって、山野草の保護活動をしている草原があります。

 

↑アヤメが見ごろを迎えていました。

 

↑とても珍しいカラフトイバラ。

 

↑本州では、四阿山周辺にだけ、生息が確認されているそうです。

 

↑ウツボグサはスタキスの原種。

 

↑ニガナもたくさん咲いていました。

 

↑とても少ないですが、白花もあります。

 

↑ベニバナヤマシャクヤクも、とても貴重な山野草。

 

 

 

↑ヤグルマソウ。

 

↑ヤマオダマキ。

 

↑グンナイフウロ。

 

↑アズマギクのシードヘッド。

 

↑山野草園から遊歩道を7~8分下ったカラマツ林には、ベニバナイチヤクソウが群生しています。

 

↑知る人ぞ知る、国内最大級の群落。

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山野草レポ

2024年06月06日 | 峰の原の山野草

 レンゲツツジが見頃を迎えた山野草園を、カメラ片手に散策してきました。

 

↑ガーデンストーリーから歩いて3分ほどの所に、有志で山野草の保護をしている草原があります。

 

↑斜面を覆うヤグルマソウ。緑から銅葉まで、いろいろ。

 

↑近年は、園芸屋さんでも見かけるようになりました。

 

↑峰の原高原に、たくさん自生しているレンゲツツジ。

 

↑元は帰化植物のワスレナグサ。

 

↑草地に咲くフデリンドウ。

 

↑少し湿った場所を好むクルマバソウ。

 

↑北アルプスを一望できる見晴らし台。

 

↑種を付けたショウジョバカマ。

 

↑オオバギボウシ。峰の原高原では夏の西日で葉が焼けることがないので、日当りのいい場所で大丈夫。

 

↑アズマギク。

 

↑レンゲツツジには毒があります。

 

↑ホソバノアマナ。

 

↑これは、何の木かわかりません。

 

↑香りが強いスズラン。

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The memories of 2023 -山野草編-

2023年12月26日 | 峰の原の山野草

 カテゴリーごとに2023年を振り返るシリーズ、7回目は「峰の原高原の山野草編」をお送りします。かつて峰の原高原一帯は、ふもとに暮らす人々が採草地として利用していました。家畜に与える飼料や、田畑に撒く堆肥の原料として草が必要だったのです。そして、採草地では、たくさんの野の花が咲き誇っていました。

 昭和中期以降、家畜の減少や販売肥料の普及などによって採草地としての利用が終わり、その後、別荘地や観光地に変わっていく中で、森林化も進みました。山野草の生息地がどんどん減っていく中、奇跡的にスキー場にはかつての草原が引き継がれ、その限られた場所で山野草が命を繋いでいます。

 

↑ホソバノアマナ。この写真を撮ったのは5月下旬。ようやく、霜が降りなくなる頃。

 

↑国内最大級の群落を誇るベニバナイチヤクソウ。6月20日前後が見ごろ。

 

↑同じ頃、サイハイランも咲きます。

 

↑7月上旬に咲くカラフトイバラ。本州では四阿山周辺にだけ確認されている貴重な野生のバラ。

 

↑梅雨の終わりに咲くベニバナヤマシャクヤク。

 

↑年々、花数が増えているアヤメ。

 

↑初夏を彩るヤナギラン。手前の白い花はヨツバヒヨドリ。

 

↑かつては、日本で広く咲いていたカワラナデシコ。

 

↑キキョウは今や絶滅危惧種。

 

↑キリンソウはベンケイソウの仲間。

 

↑アザミによく似たタムラソウ。

 

↑この草原で、地主さんやスキー場さんの了承下、ペンション村の有志で山野草の保護活動をしています。ガーデンストーリーからは歩いて3~4分の場所。

 

↑8月下旬~9月中旬が山野草の最盛期。ワレモコウ、オミナエシ、ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリなど。

 

↑リンドウも、いくつかの種類が生息しています。

 

↑スカビオサの原種、マツムシソウ。園芸種には必ず原種があるので、地域に咲く山野草を知ることは、ガーデニングにとても役立ちます。

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Through the botanical field

2023年09月27日 | 峰の原の山野草

 今日は、ペンション村の交流会。ガーデンストーリーから、山野草園を通り抜けて、その上にある会場まで、歩いて行ってきました。

 

↑山野草が咲く草原には、ススキのオブジェが。先日、ここで自然学習を行った生徒さんたちが、講師の手ほどきを受けながら作りました。

 

↑山野草園はシーズン終盤戦。これはヤマハハコ。

 

↑オミナエシは花が終わった後も、長く楽しめます。

 

↑雌しべや雄しべなどの造りがかわいいウメバチソウ。

 

↑二年草のマツムシソウ。スカビオサやクナウティアの原種です。

 

↑ゴマナは秋らしいキク科の花。

 

↑リンドウは長野県の花に指定されています。

 

↑オヤマボクチ。北信濃にある富倉という地域では、この葉っぱを乾燥させてもんで、そばのつなぎに使います。すると、緑掛かった、ほんのり甘いおそばになります。

 

↑交流会の会場は、山野草園に隣接するキャンプ場。標高1500mにある天空のキャンプ場です。

 

↑キャンプ場は週末だけの営業なのでお休みですが、ペンション村の住民のために、特別に場所を貸してもらいました。

 

↑私は区の役員なので、早めに行って会場準備。キャンプをするわけではなくて、バーベキューをしました。

 

↑村人が集まる前に火をおこしておきます。

 

↑並行して具材の準備。

 

↑そして、始まった年に一度の交流会。宿泊業に従事している村民が多いため、通常、こうした村の行事は平日開催。なので、子供たちの姿はありません。

 

↑村民同士、親交を深めた高原の秋の一日でした。

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貴重な草原

2023年09月12日 | 峰の原の山野草

 かつて峰の原高原一帯は、ふもとに暮らす人々が採草地として利用していました。家畜に与える飼料や、田畑に入れる肥料として、草が必要だったのです。そして、その採草地には、たくさんの花が咲き誇っていました。昭和中期以降、家畜の減少や販売肥料の普及などによって採草地としての利用が終わり、現在の峰の原高原は、観光地や別荘地、山林に変わりましたが、奇跡的にスキー場にだけ、かつての草原が引き継がれ、そこでは、山野草がかろうじて命を繋いでいます。

 

↑ガーデンストーリーから歩いて3~4分の所にある草原に、山野草観察に行ってきました。冬はスキー場になるこの場所。春から秋にかけては、ペンション村の有志で、山野草の保護活動をしています。

 

↑マツムシソウが見ごろ。

 

↑白い花はヤマハハコ。

 

↑オミナエシとワレモコウ。

 

↑タムラソウ。

 

↑小さい花ですが、山野草ファンの間で人気のウメバチソウ。

 

↑オヤマボクチ。北信濃では、葉を乾燥させて、そばのつなぎに使います。

 

↑リンドウは長野県の花。

 

↑花咲く草原には、たくさんの蝶々がやってきます。

 

 

 

↑イタドリ。

 

↑アヤメのシードヘッド。

 

↑庭づくりの参考にもなる天然の植栽。

 

↑ノコンギクは、ガーデンストーリーの庭にもたくさん自生しています。

 

↑現在の日本で、山野草が自生する場所はとても貴重。ガーデンストーリーにお越しの際は、庭に咲く花と共に、草原の草花もお楽しみください。

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A little trouble

2023年08月25日 | 峰の原の山野草

 今日は28℃まで上がって、この時季としてはとても暑い一日でした。さて、朝、山野草園に散歩に行かれたお客様が、お部屋の鍵をなくしてしまいました。スペアキーがあるのでドアは開くのですが、キーホルダーは木彫りの一点物。できれば見つけたいので、探しに行ってきました。

 

↑ここが山野草園。冬はスキー場ですが、春から秋にかけては、ペンション村の有志で山野草の保護活動をしています。

 

↑たくさんの山野草が自生する、とても貴重な場所。

 

↑リンドウが咲き始めていました。

 

↑マツムシソウがたくさん咲いている場所も。奥にリフトが見えます。

 

↑マツムシソウは二年草。2年目に花を咲かせ、その年限りで枯れてしまいます。

 

↑年々、勢力を拡大しているハンゴンソウ。

 

↑菊の原種のひとつ、ゴマナ。

 

↑所々、まだ、キキョウが咲き残っていました。

 

↑オミナエシとワレモコウの共演↓

 

 

↑アザミによく似たタムラソウ。

 

↑マルバダケフキはリグラリアの原種。

 

↑リンドウとヤマハハコの共演。

 

↑斜めって咲いているのはツリガネニンジン。

 

↑山野草はこれから一ヶ月が最盛期。結局、鍵は見つかりませんでした…(>_<)

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夏の山野草観察

2023年07月28日 | 峰の原の山野草

 ガーデンストーリーから歩いて3~4分の所に、貴重な山野草が命を繋いでいる草原があります。かつて、採草地として利用され、野の花が咲き誇っていた場所が、50年ほど前にスキー場に変わり、そのエリアに、昔の草原が引き継がれたのです。

 

↑ここがその草原。スキー場のコースを残して、森林に変わりました。

 

↑絶滅危惧種のキキョウ。つぼみが風船みたいなので、英語ではバルーンフラワー。

 

↑風船が開いて、花になります。

 

↑ネバリノギラン。その名の通り、触るとねばねばしています。

 

↑花びらの造形が独特のカワラナデシコ。シレネの原種です。

 

↑マルバダケフキは、リグラリアの原種。

 

↑草原の中で目立つコオニユリ。

 

↑花火のようなシシウド。

 

↑峰の原高原では、日向に群生するオオバギボウシ。

 

↑ちょっとセダムっぽいキリンソウ。

 

↑ジャコウソウはタイムの仲間。

 

↑クガイソウはベロニカの原種。

 

↑ハクサンフウロはゲラニウムの仲間。

 

↑ユウスゲは一日花なのに、同日にこんなにたくさん咲いていました。

 

↑今が見ごろのヤナギラン。

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山野草観察

2023年07月20日 | 峰の原の山野草

 ガーデンストーリーから歩いて3分ほどの所にある草原に、山野草を見に行ってきました。

 

↑この草原では、ペンション村の数少ない有志が集まって、山野草の保護活動に取り組んでいます。

 

↑ヤナギランが半分近くまで咲き上がっていました。

 

↑コオニユリが咲き始めていました。

 

↑峰の原高原にはたくさん自生しているヨツバヒヨドリ。

 

↑葉っぱが少し多肉っぽいキリンソウ。峰の原では希少種です。

 

↑カワラナデシコも咲き始め。シレネの原種です。

 

↑ユウスゲは一日花ですが、9月まで咲き続けます。

 

↑キキョウのつぼみ。英名はバルーンフラワー。

 

↑すでに咲いているキキョウもありました。

 

↑クガイソウはベロニカの原種。

 

↑クガイソウもいろいろ。

 

↑花穂が二股に分かれた、珍しいクガイソウを発見。

 

↑マツムシソウも一輪だけ咲いていました。スカビオサやクナウティアの原種です。

 

↑ちょっと地味なカワラマツバ。

 

↑アヤメと入れ替わるように咲くノハナショウブ。

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