高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

For a gathering workshop

2023年06月30日 | ガーデニング

 上田市にある“雑貨とアロマのお店ひらや”さんで、寄せ植えのワークショップをしてきました。これまで、ガーデンストーリーのガーデニング教室で寄せ植えを教えたことはありますが、出張してのワークショップは初めての経験でした。

 

↑朝、苗はもちろん、土やスコップなど、必要な物を車に積み込みました。忘れ物がないように、事前に持ち物リストを作って、出発前にチェック。

 

↑ガーデンストーリーから40分ほどで、ひらやさんに到着。オーナーさんの人柄とセンスが詰まった、とても趣のある店内。

 

↑ひらやさんは、普段から様々なワークショップを開催しているので、ワークショップ用のお部屋があります。まずは、参加のみなさんが来る前に会場セッティング。

 

↑そして、ワークショップがスタート! 今回は、オーナーさんを含めて6名が参加。

 

↑寄せ植え用の鉢は、私が4つを用意。あとの2つは参加者が持参しました。今は、プラ製の軽くて割れないおしゃれな鉢がネット通販で手に入るので、ありがたい。

 

↑今回は6種類の草花を植えることにしました。4種類(メインの花、背が高い花、シルバーリーフ、手前に垂らすリーフ)は全員共通にして、あとの2種類は、好きな花とリーフを1つずつ選んでもらうスタイルにしました。

 

↑1時間半ほどで、みなさんの寄せ植えが完成(^^)/

 

↑外に出して、水をあげて…

 

↑最後は記念撮影。夏の間、草花の成長と共に、みなさんのご自宅を彩ってくれたらいいなーと思います。

 

 無事にワークショップを終え、ほっとしたのも束の間、私には次のミッションが! ひらやさんのお庭の手入れをお手伝いすることになっていたからです。7年前、お店のオープン当時に、オーナーさんが植えた植物がすっかり大きくなって、ちょうど、リニューアルが必要なタイミングだったのです。

 

↑これは、先週やった1回目の手入れの様子。7年の間に成長したなんじゃもんじゃの木を、根元から伐採。残りの3本も剪定。

 

↑周りの草花も刈り込んでスペースを確保。できた場所には、テーブルといすを置く予定です。

 

↑続いて、日当りのよいショップ横の作業を開始。

 

↑まずは、はびこっていたアイビーを撤去。前回の作業は、ここで終了しました。

 

↑そして、今回は石集めから。知人が所有する土地から、石をもらえることになったのです。場所は、ひらやさんから車で15分ほど。

 

↑石積みを使うとレイアウトしやすい上、庭に重厚感や立体感も出て、いい感じになります。

 

↑大きさも形も不揃いな石を積むのは、ちょっと難しいですが、根気よく組み合わせれば、こんな感じに仕上がります。今回の作業はここで終了。なお、ワークショップは、秋に第二弾を行うことになりました(^^)/

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The warmest morning

2023年06月28日 | Today's garden

 今日は、朝から16.2℃もあって、今年最も暖かい朝を迎えました。そして、日中は25.9℃まで上がって、今年2番目に高い気温でした。

 

↑もうすぐ、花本番の季節がやってきます。

 

↑ゲラニウムとフロックスの共演。

 

↑庭でもヤグルマソウが咲いています。

 

↑そして、今年最初のバラが咲きました。平年より10日くらい早い開花です。

 

↑手前から、アルケミラモリス、ゲラニウム、サルビア。

 

↑ベロニカは、峰の原に自生しているクガイソウの園芸種。

 

↑たくさんの花を咲かせたハマナス。

 

↑こちらも自生種のヤマオダマキ。

 

↑ゲラニウムのビオコボ。

 

↑アルケミラモリスとフタマタイチゲ。

 

↑ユーフォルビアとアストランティア。

 

↑ヤマボウシが満開に。

 

↑シャクヤクが咲きました。

 

↑ルピナスの奥にフロックとゲラニウム。

 

 

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山野草観察

2023年06月27日 | 峰の原の山野草

 かつて峰の原高原一帯は、ふもとに暮らす人々が採草地として利用していました。家畜に与える飼料や、田畑に入れる堆肥の原料になる草を育てていたのです。そして、そこには、たくさんの野の花が咲き誇っていました。昭和中期以降、家畜の減少や販売肥料の普及などによって採草地としての利用が終わり、現在は別荘地や観光地に変わりましたが、奇跡的にスキー場にはかつての草原が残ったため、その限られた場所で山野草が命を繋いでいます。

 

↑ここが、スキー場に残った草原。ガーデンストーリーから歩いて3~4分の所にあります。

 

↑アヤメが満開。年々、数が増えています。

 

↑この草原を私たちは山野草園と呼んでいて、ペンション村の数少ない有志が集まって、山野草の保護活動に取り組んでいます。

 

↑今年は、花数が少ないヤグルマソウ。

 

↑ニガナは、雨の日や夜の間は花を閉じます。

 

↑ウマノアシガタ。

 

↑ベニバナヤマシャクヤクは、準絶滅危惧種。

 

↑今年はたくさん咲いていました(^^)

 

 

 

↑ナルコユリ。

 

↑ウツボグサは、園芸種のスタキスの原種。

 

↑本州では、四阿山周辺でしか確認されていないカラフトイバラ。

 

↑ワレモコウの葉っぱに水泡が付いていました。

 

↑つい、写真に収めたくなります。

 

↑まだ、アズマギクが咲き残っていました。

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Seiden Strassen

2023年06月26日 | お出かけ

 昨日、訪れたフリーマーケット、その正式名「ハッピーマルシェ」は、ザイデンシュトラーセンというカフェの主催。というわけで、ランチはもちろん、会場の中心に建つ、そのカフェでいただきました。ザイデンシュトラーセンはドイツ語で、意味は“絹の道”。実は、マルシェの会場は、その昔、製糸工場のカネボウ(鐘紡)があった場所で、サイデンシュトラーセンは、その工場に建っていた倉庫を改装したカフェなんです。鐘紡丸子工場は昭和11年に創業し、平成8年にその幕を閉じましたが、最盛期には2000人が働いていたそうです。

 

↑この真っ白な建物がザイデンシュトラーセン。元は倉庫とはいっても、アメリカっぽい、雰囲気のある建物。

 

↑カフェの1階は、当時の様子を知ることができる展示室になっていました。社宅や寮もある、こんなに大きな製糸工場があったんですね。私も何となく覚えています。 

 

↑当時の様々な資料がありました。

 

↑お蚕さんから生糸を取っていたんです。その昔、上田地域一帯は養蚕業がとても盛んで、私が通っていた高校も、元は養蚕学校でした。

 

↑展示室横の階段を上がっていくと、こんなおしゃれなカフェがありました!

 

↑そして、なんと、こちらのカフェもひらやさんと同じく、高校の同級生(クラス違い)が営んでいます! つまり、元養蚕学校の同級生が、製糸工場の元倉庫で、カフェをやっているのです。

 

↑店内にはたくさんの生け花があって、花好きのオーナーさんの、温かな心遣いを感じます↓

 

 

↑カウンター席があるので、一人の時でも入りやすいです。

 

↑写真に撮り忘れましたが、ピアノや薪ストーブもありました。

 

↑生活雑貨やアクセサリーなども置いてあるので、待ち時間には怪しまれることなく、カフェ内をぶらぶらできます。

 

↑オーナーさん手作りのミートソースドリアをいただきました。優しい味で、とてもおいしかったです(^^) 前菜のサラダは、水菜にくるみドレッシングが掛かっていて、それもおいしかったです。ドリアの向こうに写っているのは、ひらやさんのハーブティー。

 

↑こちらは一番人気、焼きチーズの珈琲カレー。カレーもドリアも、中に半熟卵が隠れていました。

 

↑同級生が愛情込めて作った料理と、同級生がブレンドしたハーブティーをいただくという、何とも贅沢な時間!

 

↑手すりに「カネボウ」の文字を発見。オーナーさん、また来ますね(^^)/

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The Happy Marche

2023年06月25日 | お出かけ

 今日は、中一の息子の部活で、上田市の丸子まで行ってきました。息子は、大会に出場している三年生の応援だったのですが、その会場から車で数分の所でフリーマーケットが行われていたので、息子が先輩を応援している間に、その会場を覗いてきました。

 

↑アクセサリーや洋服など、様々なブースが出ていました。このフリマは4年ぶりの開催だそうです。

 

↑私自身、最後にフリマを訪れたのは新型コロナが始まる前なので、4年ぶりになります。

 

↑多肉植物のショップ。

 

↑そして、友人が営んでいる雑貨屋さん「ひらや」も出店していました!

 

↑アロマを中心に、とことん香りにこだわった雑貨屋さん。この日のために試行錯誤した「マルシェオリジナルブレンド」をはじめ、たくさんのハーブティーが並んでいました。

 

↑ドライフラワーのお店。

 

↑バッグや小物入れ。

 

↑アクセサリー。

 

↑子供服。

 

↑古着屋さん。

 

↑陶器もありました。

 

↑こちらもバッグ屋さん。

 

↑働く車の展示もあって、なんとお巡りさんもフリマに参加!

 

↑ふだん、なかなか見ることができないパトカーの運転席。

 

↑レッカー車やバスの展示もありました。 -続く-

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Inbound

2023年06月24日 | Today's garden

 旅行用語にインバウンド(=外から中に入ってくる)という言葉があります。インバウンドとは“訪日外国人観光”という意味で、例えば、「インバウンドが急速に回復しています」と言えば、「訪日外国人観光客の数がどんどん増えています」という意味になります。これまで、ガーデンストーリーはインバウンドとは無縁でしたが、昨日から今日にかけて、中国からガーデン愛好家のみなさんがいらっしゃり、初めてインバウンドを経験しました! 中国人のツアーコンダクターさんに聞いたところ、ツアーにご参加のみなさんは上海に住んでいる方が多く、夏は40℃を超えるそうで、多くの草花が暑い夏を越すことができないと言っていました。

 

↑昨日は、コンダクターさんに通訳をしてもらいながら、庭をご案内しました。

 

↑ガーデンストーリーの草花は、半年近く雪の下で、根っ子だけで生きていると言ったら、みなさん、驚かれていました。

 

↑ガーデニング好きのみなさんなので、熱心に草花を観察していました。

 

↑スマホで、写真も撮りまくっていました。ちなみに、昨日は、白馬の高山植物園とガーデンソイルを訪れた後、ガーデンストーリーに到着。今日は、チェックアウトした後、軽井沢のレイクガーデンへ向かわれました。

 

↑フジバカマの大型種、レッドドワーフ。ガーデンストーリーでは、芽を出す(5月下旬)のが最も遅い宿根草のひとつです。

 

↑ハマナスが次々に開花中。

 

↑フタマタイチゲ。

 

↑ルピナス。今年はピンクやオレンジが少ないです。

 

↑オオデマリが散りました。

 

↑咲き始めたアストランティア。

 

↑ヤマボウシは、薄緑だった花が、白に変わってきました。

 

↑ウツギは、植えてから10年以上がたって、ようやく花付きが良くなりました。

 

↑エゴポディウム(斑入り三つ葉)も、どんどん咲き始めています。

 

↑ミヤコワスレ。手前の白い花はスイートロケット。

 

↑いつの間にか、花壇がこんなにこんもりになりました。

 

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In the garden

2023年06月23日 | ガーデニング

 最近の庭でのできごとを、4つほど集めてご紹介します。

 

↑まずは鳥さんの話。庭で、頻繁に見かける小鳥がいます。

 

↑ジョウビダキという種類。私のことは警戒していないのか、2~3mの距離まで近づいてくることがあります。

 

↑ちなみに、この辺りには、およそ400種類の野鳥が生息しているそうです。

 

↑このジョウビダキは、つがいで飛び回っています。

 

↑数年前、この巣箱で生まれたジョウビタキがいるので、その内の一羽かもしれません。

 

↑ここから、グラスの話。先日、ハーブガーデンにグラスを植えました。

 

↑ミントやアキレアに侵食されないよう、木枠を埋め込んで…

 

↑その中に植えました。木が腐る前に、しっかり根を張ってくれるといいのですが。

 

↑全部で4株。大株になれば、ハーブガーデンのいいアクセントになってくれるでしょう。

 

↑スギナやオオバコなどが増えていた小道を、きれいにしました。

 

↑小道が復活。

 

↑昨年、雑貨屋さんでゲットしたアイアン製のプランター置きを窓下に吊るして…

 

↑八重のペチュニアと、庭に自生していたツタを植え込みました。

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最大級の群落

2023年06月22日 | 峰の原の山野草

 峰の原高原には、知る人ぞ知る、国内最大級のベニバナイチヤクソウの群落があります。そろそろ見ごろかなと思い、雨が降り出す前に、ガーデンストーリーから歩いて10分ちょっとの所にある群生地へ行ってみました。

 

↑今年も、たくさんのベニバナイチヤクソウが迎えてくれました(^^)

 

 

 

 

 

↑ほとんど誰も来ない山の中。熊除けの鈴を鳴らしながらの山野草観察。

 

↑下から順番に咲き上がるので、わりと長い間、花を楽しむことができます。

 

↑ベニバナイチヤクソウは、主にカラマツ林に自生します。

 

 

 

↑上から見るとこんな感じ。

 

↑つやつやした葉っぱが林床を覆います。

 

 

 

↑咲き始めの方が花色が濃く、徐々に薄くなっていきます。

 

↑群生地を探すと、白花を見つけることもできます。

 

↑近くでサイハイランも咲いていました。

 

↑花の形が、戦国武将の采配に似ていることから、この名前が付いたそうです。

 

↑林から出ると、銅葉のヤグルマソウが花穂を立ち上げていました。

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夏至

2023年06月21日 | Today's garden

 今日は夏至。峰の原高原から見て、北アルプスの稜線を日々北上していたサンセットポイントは、今日、白馬岳付近の最北点に到達しました。夏至を境に南へ折り返し、明日からは穂高連峰に向かっていきます。さて、ガーデンストーリーの庭では、少しずつ、花の種類が増えてきました。

 

↑斑入りウツギの花が咲きました。

 

↑ゲラニウム系も、次々に咲き始めています。

 

↑これはチョウジソウ。

 

↑淡い黄色のルピナス。

 

↑フタマタイチゲも見ごろを迎えました。ニリンソウの大型種で、北海道に自生しています。

 

↑ハマナスも順次開花中。ガーデンストーリーで、最も香りがいい花のひとつです。

 

↑庭に自生しているアヤメ。

 

 

 

↑桜色のゲラニウム。

 

↑冷涼な気候を好むルピナス。

 

↑こちらはピンク。

 

↑ベロニカのクレーターレイクブルー。

 

↑キングサリも満開に。

 

↑都を忘れるほど美しいミヤコワスレ。

 

↑徐々に“らしく”なってきたキッチンガーデン。

 

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ドライブ日和

2023年06月19日 | お出かけ

 久しぶりにドライブに行ってきました。四阿山を中心に、ぐるっと一周するルートで、私にとっては子供の頃からお馴染みのドライブコースです。

 

↑最初の立ち寄りスポットは、群馬県の草津温泉。ここは源泉のひとつ、湯畑。

 

↑強酸性の温泉で、湧き出す湯量は日本一を誇ります。

 

↑草津からは、国道292号線を上って白根山へ。

 

↑本当なら、白根山の湯釜を見たかったのですが、残念ながら現在は入山規制が出ていて立ち入り禁止。この写真は、以前行った時に撮ったものです。

 

↑さらに292号線を進み、群馬と長野の県境、渋峠へ。ここは、国道としては、日本で最も標高が高い場所。

 

↑左の山が、渋峠から見た四阿山。右の山が根子岳で、その向こう側の斜面にガーデンストーリーがあります。

 

↑渋峠を抜け、長野県に戻って来て横手山へ。これは、日本で最も古い動く歩道。

 

↑さらにリフトに乗って、標高2309mの横手山頂へ。

 

↑リフトからは、つづら折りの292号線が見えました。

 

↑眼下に見える一帯が志賀高原。遠くには北アルプスや北信五岳が見えます。

 

↑リフト降り場には、こんなテラスができていました。

 

↑リフト降り場の2階にあるカフェでランチをすることに。

 

 横手山を後に、熊の湯から県道66号線に入り、山田温泉へ。山田温泉から須坂へ下りる途中に、雷滝があります。

 

↑雷滝は、流れ落ちる滝を裏側が見られる珍しい滝。

 

↑滝の裏側を通り抜けることができます。

 

↑雨が続いた後だったので、ものすごい水量でした。この後、須坂まで下りて、最後は国道406号線を上り、無事に峰の原高原に戻ってきました。

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