ガーデンストーリーの庭は、地面を掘ると石だらけ。園芸棒を土に挿すと、3回に1回は石に当たる感じです。その石を庭づくりに利用しない手はないので、階段や花壇の土留め、切り株隠しなど、目一杯、活用しています。
↑フロントガーデンの斜面に、昔、土留めとして置いた石がありました。この石を再利用して、2020年の春、階段を作りました。
↑このサイズだと、一輪車に乗せるのは無理なので、単管を利用して運搬。写真奥が、採掘場所。
↑こちらが現場。元々は丸太の階段でしたが、やはり木だと、10年もすれば腐ってしまいます。
↑掘り出した石を、並べていきます。作業はもちろん、全て人力です(^^;
↑石の一番平らな面を上、2番目に平らな面を手前にして使います。土を掘る深さを変えることで、上と前の2面を揃えます。例えて言うと、歯が歯茎に刺さっている感じ。
↑石と石の間に残った土の部分は…
↑庭で見つけた、小さな平らな石を敷いて、隠しました。
↑一カ月ほどたつと、徐々に馴染んできて…
↑2ヶ月後には、すっかり、庭の風景と一体化しました(^^)
ここからは、2003年のお話。この時まで、フロントガーデンとバックヤードガーデンをつなぐ通路がなかったので、土手を崩して石の階段を作りました。当時はまだ、木を切ったり、花壇をつくったり、ガーデニングというよりは、土木作業の毎日でした。
↑つるはしで土手を崩し、地面を段々に整地した後、庭から掘り出した石を並べました。
↑最後に砂利を敷いて、階段と道の完成です。
↑手前がフロントガーデン。階段奥へ延びる道が、バックヤードガーデンへと続きます。
↑そして、これが2020年の写真。造成から17年がたち、石が苔むし、砂利に芝が生え、階段両側の植物がすっかり大きくなりました。階段が隠れないよう、植物を切ったり、抜いたりする作業をしています。