高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

エクステリア紹介 ~石の階段編~

2009年03月30日 | ガーデニング

 ガーデンストーリーの庭は、地面を掘ると石だらけ。園芸棒を土に挿すと、3回に1回は石に当たる感じです。その石を庭づくりに利用しない手はないので、階段や花壇の土留め、切り株隠しなど、目一杯、活用しています。

 

↑フロントガーデンの斜面に、昔、土留めとして置いた石がありました。この石を再利用して、2020年の春、階段を作りました。

 

↑このサイズだと、一輪車に乗せるのは無理なので、単管を利用して運搬。写真奥が、採掘場所。

 

↑こちらが現場。元々は丸太の階段でしたが、やはり木だと、10年もすれば腐ってしまいます。

 

↑掘り出した石を、並べていきます。作業はもちろん、全て人力です(^^;

 

↑石の一番平らな面を上、2番目に平らな面を手前にして使います。土を掘る深さを変えることで、上と前の2面を揃えます。例えて言うと、歯が歯茎に刺さっている感じ。

 

↑石と石の間に残った土の部分は…

 

↑庭で見つけた、小さな平らな石を敷いて、隠しました。

 

↑一カ月ほどたつと、徐々に馴染んできて…

 

↑2ヶ月後には、すっかり、庭の風景と一体化しました(^^)

 

 ここからは、2003年のお話。この時まで、フロントガーデンとバックヤードガーデンをつなぐ通路がなかったので、土手を崩して石の階段を作りました。当時はまだ、木を切ったり、花壇をつくったり、ガーデニングというよりは、土木作業の毎日でした。

 



↑つるはしで土手を崩し、地面を段々に整地した後、庭から掘り出した石を並べました。

 

↑最後に砂利を敷いて、階段と道の完成です。

 



↑手前がフロントガーデン。階段奥へ延びる道が、バックヤードガーデンへと続きます。

       



↑そして、これが2020年の写真。造成から17年がたち、石が苔むし、砂利に芝が生え、階段両側の植物がすっかり大きくなりました。階段が隠れないよう、植物を切ったり、抜いたりする作業をしています。

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エクステリア紹介 ~屋根付きベンチ編~

2009年03月28日 | Weblog
 日本各地から桜の便りが聞かれる時季になりましたが、ガーデンストーリーの庭には、まだ50cmくらい雪が残っていて、日中でも氷点下のままの真冬日が続いています。ここに春がやってくるのは、もうしばらく先の事ですので、それまで「エクステリア紹介」を掲載していきたいと思います。

 さて、1回目の今日は、「屋根付きベンチ」です。これを製作したのは2007年の5月。嫁さんのお父さんが大工さんなので、お願いして作ってもらいました。雑誌「ビズ」の2006年冬号に、イギリスの庭のエクステリア特集があって、そこに載っていた屋根付きベンチを参考にデザインしました。ちなみに、ラティス部分を除いて、お父さんの仕事場で出た廃材を利用して作ってあります。

       

        製作したのは約2年前。ようやく雪が溶けて、地面が乾き始めた5月上旬の撮影です。

       

          一度、お父さんの工場で仮組みしてあった物を、再度、組み立てました。

       

 そして、こちらの写真が昨年の6月です。こんなに立派なベンチがあると、庭の雰囲気がぐっと良くなります(^^)
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年に一度の山スキー

2009年03月24日 | Weblog
 今日は、冬一恒例の、歩くスキーで根子岳に登ってきました。根子岳は、「日本・花の百名山」の1つに数えられている山で、冬の間は多くの山スキーヤーでにぎわいます。峰の原のペンション村から根子岳山頂までは、なだらかで広い1枚バーンが続き、約3時間半ほどの行程で頂上まで登ることができます。

 今日、履いて行った歩くスキーは、つま先だけがスキー板に固定されて、かかとは上がるようになっています。また、板の裏側には、サメのえらのようなスレッドが何本も入っていて、斜面を登る時は、そのスレッドが雪面を捉えるようにできています。

 3月下旬という事もあって、雪面は固く締まっており、歩くスキーを履かずに、靴のまま登っていくことができました。

       

 根子岳に行く時は、ルーシーもいっしょ。ちょっと雲がかかっていますが、背景に見えるのは北アルプス連峰です。

       

                  尾根まで登ってきました。頂上まで、あと一息。

       

             今年の冬は雪は少なめですが、頂上付近はご覧の積雪です。

       

  そして、ここが標高2207mの頂上。信州五岳、八ヶ岳、浅間山など、北信濃の山並みを360度、一望できます。
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昨年の冬は大雪でした

2009年03月22日 | Weblog
 昨年の冬に撮影した庭の写真です。昨年は寒さが厳しく、特に2月下旬から3月の頭にかけて大雪になり、この10日ほどの期間だけで100cm以上の積雪を記録しました。雪の量が多くても、土の中の宿根草たちにほとんど影響はありませんが、雪融けは例年より少し遅くなります。

       

上の写真は去年の2月28日の撮影です。あと、ひと降りしたら、木製アーチがすっかり雪に埋もれてしまうほどの大雪でした。

       

                駐車場から玄関へ続くアプローチもご覧の通りです。

       

ウッドデッキから地上から100cmくらいの高さにあるのですが、ほぼ雪に埋まりかけました。昨年の冬は2回もウッドデッキの雪下ろしをしました。ちなみに、今年の冬は1回もやらずにすみました(^^)
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雪化粧

2009年03月19日 | Weblog
 昨年は11月19日に初雪が降りました。この時季、朝、カーテンを開けて庭が真っ白になっていると、「あー、いよいよ今年も冬が来たな」と実感します。こうなると、どんなにあきらめが悪くても、庭いじりは強制終了です。植物にとっては休息の季節。地面の上に積もった雪が、寒さから身を守ってくれます。

 例年なら、本格的な雪を前に一度は全部融けるのですが、昨年は、穏やかに続いた秋から一転、この日を境にその後はずっと寒い日が続いて数日おきに雪が降ったので、結局、この初雪が根雪になりました。

       

       白く雪化粧したフロントガーデン。4月中旬までの約5ヶ月間、地面を見ることはできません。

       

雪が降って喜ぶルーシー。ドアを開けて、真っ白な景色が広がっていると一瞬びっくりしますが、すぐにそれが大好きな雪だと気づきます。雪の中に鼻を突っ込んだりして、約7か月ぶりの雪の感触をしばし確かめた後、テンションを上げて庭を駆け回ります。

       

                  庭の植物たちは、長い冬の眠りにつきます。
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もうすぐ、白い季節

2009年03月17日 | Weblog
 昨年の11月3日の庭の様子です。11月に入っても、まだ紅葉した木々を見ることができ、芝生が青々としているのは、昨年の秋がいかに暖かかったかを物語っています。それでも、季節が歩を進めることを止めることはなく、初雪が降る日は、すぐそこにやってきています。

       

           道具や小物の片付けも終わり、静かに冬の到来を待つフロントガーデン。

       

     バックヤードガーデンのスロープ。車が入って来れるように、芝生の下には砂利が敷いてあります。

       

      強い冷え込みがなく、長く続いた昨年の秋。スカビオサやシュウメイギクが咲き残っています。
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しっとり、晩秋のガーデン

2009年03月13日 | Weblog
 昨年の10月28日撮影です。極端に冷え込む日がなく、穏やかに深まった昨年の秋は、簡単には葉が落葉せず、例年よりだいぶ長く、鮮やかな紅葉を楽しむことができました。峰の原の初雪は、普通11月10日前後。白い季節が、すぐそこに迫っています。

       

             秋は葉が主役。花が咲いていなくても、見ごたえがあります。

       

手前の紫の花は、3か月以上前の7月中旬に咲き始めたスカビオサ。夏がすぎて、晩秋を迎えても咲き続けました。

       

         白いシュウメイギク。ガーデンストーリーの秋を彩る、貴重な花の1つです。
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アーチを架ける

2009年03月11日 | Weblog
 昨年の秋、ふと思い立って、玄関ホールの窓に木製のアーチを取り付け、その部分と窓枠を、オリーブグリーンでペイントしました。それまでは直線だけで構成され、味気がなかった窓ですが、上部に丸みを持たせることで変化が出て、見た感じも良くなりました(^^)

       

           斜め横から見たアーチの連鎖。窓ガラスに影が写って、深みも生まれました。

       

       デザインアップの第2弾として、今年は土台部分のコンクリートに乱型石を貼りつける予定。

       

    籐のテーブルセットが置かれた玄関ホールの中から見た風景。アーチ内側は、白くペイントしました。
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鮮やかな「カエルの手」

2009年03月09日 | Weblog
 残念ながら、峰の原にカエデは自生していませんが、ガーデンストーリーには5、6本のカエデが植えてあり、秋になるときれいに色づきます。カエデという名前の由来は、葉っぱの形がカエルの手に似ているので、「カエルの手」が「カエルデ」になり、やがてそれが「カエデ」と呼ばれるようになったそうです。よく、モミジとも言いますが、モミジを辞書で引くと、「葉が紅葉して色を変えること、または、色を変えた葉のこと」と書いてあります。

       

                色づいたカエデの葉の間から見た、ペンションの外観。

       

                カエデの紅葉は、本当に美しい。何とも言えない色合いです。

       

                       夕陽に透かした、カエデの葉。
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秋本番

2009年03月08日 | Weblog
 10月中旬になって秋が深まり、庭の紅葉が本番を迎えた頃の様子です。シュウメイギクなどを除いて、すっかり花の数は少なくなりましたが、この季節の主役は葉っぱ。秋色に染まったガーデンは趣があって、しっとり、とてもきれいです。

       

真っ赤に染まったブルーベリー。この時季、バックヤードガーデンで、ひと際目を引きます。柵の右手はハーブガーデン。

       

こちらはフロントガーデン。一足早く紅葉した白樺は、すでにほとんど落葉しています。芝生の上の落ち葉掃きも、この季節の仕事です。

       

          庭に自生しているオカトラノオの紅葉。赤と黄色が入り混じって、鮮やかです。
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