高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

Looking at the cloud

2016年06月30日 | 風景写真
 今日は曇り空の一日。ゴルフ場で働きながら、ずっと雲を見てすごしました。標高1500mで暮らしていると、見上げなくても、目線の先に雲が見えます。遠くから迫ってきた雲に、すっぽり包まれることも、日常体験の1つです。


↑朝の内は、眼下にまで雲が垂れ込めていました。


↑その後、少しずつ、雲が取れて…


↑日中は時折り、青空も見えました。


↑一時、雲間から北アルプスが。


↑冬の間、毎日のように滑っていた、菅平のスキー場。


↑木々の葉や芝の緑が、だいぶ、濃くなってきました。




↑さて、今日の仕事は、ひたすらフェアウェイの芝の根切り。


↑ちなみに、この機械はレノベーターと言います。レノベートには、「元気づける」とか
「活気づける」という意味があります。芝の根を切って、芝を元気づけるという事ですね。


↑フェアウェイの端まで来て、Uターンする際は、手動の油圧ポンプで回転刃を地面から浮かせる
必要があります。その都度、20回くらいジャッキアップしないといけないので、結構な重労働です。


↑標高が高いゴルフ場では、まだ、アマドコロが咲き残っていました。


↑こちらはハナニガナとウツボグサ。黄色と紫は反対色ですが、目を引く色の組み合わせです。


↑夕方、家に帰ってくると、霧がまき始めました。


↑霧の中、ルーシーの散歩へ。


↑遠くから、近くから、雲を見てすごした6月最後の一日でした。
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芝の根切り

2016年06月29日 | 季節の話題や身近な出来事など
 ここのところ、毎日のように雨が降り、梅雨らしい天気が続いています。今日は、アルバイトでゴルフ場にいましたが、朝は霧が出たり、夕方にはポツポツ来たり… 今晩も雨の予報です。


↑朝、霧に霞む菅平グリーンゴルフ。


↑眼下にも、雲が広がっていました。


↑ゴルフ場の池で咲くスイレン。1年の内、5ヶ月は氷に閉ざされてしまう
この池で宿根しているので、スイレンの耐寒性は、とても強いと思われます。


↑今年は、ちょっと花は少なめ。


↑さて、今日の仕事は、朝一でグリーンの刈り込み。


↑朝露があると、刈った場所がわかるので、仕事がやりやすいです。


↑グリーン刈りの後は、フェアウェイの刈り込み↓



↑そして、今日のメインジョブがこれ。何の機械だと思います?


↑こんな風に、手裏剣のような回転刃が、横並びに12連になっています。


↑これを、フェアウェイの上で、トラクターで引っ張ります。


↑そうすると、芝に切り目が入ります。そう、これは、芝の根切り用の機械。芝の根は、
長年放置すると、土の中で絡み合ってマット状になり、窒息してしまいます。ですので、
こうやって根を切りほぐすことによって、生育が良くなる上、水はけも改善されるのです。


↑途中、パンクに見舞われ、コース上でジャッキアップしてタイヤ交換。


↑ちなみに、これは、ガーデンストーリーにある芝の根切り道具。


↑尖った刃が、3つ付いています。ゴルフ場の機械とは、大きさがだいぶ違いますが、用途は一緒。


↑足で踏んで、芝生に突き刺して、芝の根を切っていきます。
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A misty garden

2016年06月28日 | Today's garden
 朝の内に雨が上がりましたが、天気は回復せず、夕方までずっと霧雨の一日。ガーデンの草花は、水玉をまとって、しっとり… 静かにすごしていました。


↑シモツケにピンクの花が咲き始めました。


↑ゲラニウムのジョンソンズブルー。


↑ジギタリス。






↑アヤメには雨が似合います。




↑雨水がたまったズッキーニの花。


↑ホスタの葉っぱは、水をはじきます。


↑バラもいろいろ咲き出しました。










↑このカンパニュラは、こぼれ種で増えます。


↑シレネとアストランティア。




↑キッチンガーデンでは、ようやく、モロッコインゲンのツルが伸び始めました。


↑ホスタの根元で咲くミヤコワスレ。
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続… ソイル・マジック

2016年06月27日 | ガーデン・ソイル
 花盛りの「ガーデン・ソイル」さんに行ってきました。ガーデンストーリーと同じ須坂市にあるガーデニングショップで、宿根草を巧みに植え込んで造り上げた、それはそれは、素晴らしいお庭があります。今年は、早い暑さのせいか、夜盗虫やナメクジなどが大量発生してしまい、先日、真夜中の12時まで、懐中電灯片手に夜盗虫退治をしたそうです。そんな、まねができない努力を積み重ねて、この美しい庭が守られているんですね。




↑バーバスカム、クラリ-セージ、テテウクリュウム、ホリーホックなどなど、いろいろな
宿根草がセンス良く咲いています。すでに、アナベルも咲き出していました。


↑黄色い花はダイヤーズカモミール。紫やワインレッドのスカビオサと共に。


↑ソイルさんの庭では最後に咲くバラ、ドロシーパーキンス。




↑紫の花は、カンパニラ・ラプンクロイデス。


↑満開のスカビオサ(クナウティア・マケドニカ)。


↑ガーデニング用品や雑貨など並ぶ店内。


↑華やかなメインガーデンの一画。左からクラリーセージ、テテウクリュウム・
ヒルカニクム、バーバスカムのシックスティーンキャンドル。


↑手前の薄いブルーの花はエリンジウム。奥では、ホリーホックがたくさん咲いています。


↑お店の看板と駐車場。


↑石を敷き詰めた場所に、ローマンカモミールとイワダレソウが。


↑変わり種のジギタリス、ラタナ。


↑白い花はワイルドキャロット。


↑ガーデンストーリーにお越しの際は、ぜひ、ガーデンソイルさんにもお立ち寄りください。
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庭ですごす一日

2016年06月26日 | Today's garden
 ガーデンストーリーの庭では、新たに、カンパニュラ、リクニス、スカビオサなどが咲き始めました。ここ数日、成長モードに入った草花の手入れに追われましたが、ちょっとひと段落したので、今日は、やり残していた敷石作業を再開。庭仕事をしていると、3組、10名ほどのご婦人方が、オープンガーデンで、庭を見にいらっしゃいました。




↑ワインレッドのスカビオサが咲き始めました。正式には、クナウティア・マケドニカというそうです。


↑フタマタイチゲ、エゴポディウム、ジギタリスなど。


↑きれいな紫のカンパニュラですが、花期がとても短いのが残念。




↑イングリッシュガーデンの定番、ジギタリス。2年草なので、毎年、植えないといけませんが、この
時季の庭に欠かせない存在。手前のシルバーリーフはラムズイヤー。名前の通り、羊の耳のような手触り。


↑フロックスやゲラニウムが咲くと、花壇が華やかになります。


↑数日前にバラも咲きました。6月中にバラが咲いたのは、初めてのこと。


↑ボーダーガーデンでも、色の重なりを楽しめるようになってきました。


↑ゲラニウムのジョンソンズブルー。


↑早くも、ファラリスが穂を付けました。


 さて、今日は、途中で止まっていた石敷き作業の続きに着手。1人で1日かけてやるつもりでしたが、急遽、庭仲間が手伝いに来てくれることになり、頼もしい助っ人のおかげで、昼すぎには完成することができました(^^)/


↑まず、石集め。すでに、庭中、植物に覆われていて地面がほとんど
見えませんが、自分の記憶を頼りに石を探し、掘り出します。


↑すでに芝生は剥がして、整地も終えていたので、さっそく石を並べていきます。


↑ごつごつした石ばかりですが、その中で、一応平らな面を上にして、土を掘る
ことによって、石の大きさのバラツキを調整して、上面を合わせていきます。


↑そして、敷石の完成です! ひと雨降れば、表面の土が流されて石の間に入り、きれいになる
予定。将来的には、石の隙間に落ちたこぼれ種で花が芽を出し、自然任せの花壇になる構想です。
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Wishing you a happy birthday!

2016年06月25日 | ルーシー
 今日、6月25日は、ルーシーの11回目の誕生日。We wish you a very happy birthday! まだまだ、元気なルーシーですが、顔には白髪が増えてきました。


↑ルーシーは2005年の6月25日に、千葉県のペットショップで生まれました。7匹兄弟の末っ子。
ちなみに、おじいちゃんはニュージーランド、おばあちゃんはオーストラリア生まれです。


↑2005年の8月下旬、ペットショップの方が、わざわざ千葉から長野まで、
ルーシーを連れて来てくれました。これは、我が家に来て、数週間後の写真。


↑まだ0才のルーシー。初めての冬山登山。


↑翌春からは、一人前のボーダーコリーめざして、トレーニングの毎日。


↑その甲斐あって、私の背中を踏み台代わりにジャンプして、フライング
ディスクをキャッチする技も、できるようになりました(^^)


↑2才のルーシー。


↑3才。




↑4才。恒例の冬山登山。


↑5才。フライングディスクやボール遊びは、11才になった今でも大好きです。


↑2011年、ルーシーに弟?ができました。


↑ルーシーは夏よりも冬の方が好きそうです。


↑7才。私が庭仕事をしている時は、ルーシーも庭ですごします。


↑買い物の時は、大人しくカートに乗ります。


↑7才の秋。


↑8才の春。


↑9才の夏。


↑10才の冬。


↑そして今日、11才になったルーシー。誕生日プレゼントはありませんが、悪しからず(^^;
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始まった山野草の季節

2016年06月24日 | 峰の原の山野草
 ペンション村の周辺で咲く山野草が増え、ルーシーの散歩で、山野草を観察するのが楽しい季節になってきました。


↑草原のあちこちで、アヤメが見ごろを迎えています↓



↑キバナノヤマオダマキ。濃い色が多い園芸種と違って、ヤマオダマキは
淡い色合いが特徴。ガーデンストーリーの庭でも、たくさん自生しています↓



↑いつの間にか、ヤグルマソウの花も見ごろを迎えました。庭でも、
ヤグルマソウを増やしていますが、まだ、花数は少ない段階です↓





↑全国的に生息しているニガナは、それぞれの土地で、少しずつ、形が違います。峰の原
高原のものはハナニガナと呼ばれ、花びらの数が多いのが特徴です。白花もあります。


↑背丈が50cmほどになるグンナイフウロ。ガーデンストーリーにも1株だけ自生しています。


↑峰の原高原では、真夏の炎天下でも葉が焼けないので、日当りのいい草原で大株になるギボウシ。


↑林の中の湿った場所を好むサイハイラン。


↑咲き始めたばかりのウツボグサ。園芸種はプルネラといい、今年初めて、庭に植えてみました。


↑今朝は久しぶりに北アルプスが見えました。今年は残雪がとても少ないです。
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A rainy and foggy day

2016年06月23日 | 季節の話題や身近な出来事など
 昨日と今日は、ペンション村の上にあるゴルフ場でアルバイト。早朝、ルーシーの散歩へ行った時は、まだ雨が強く降っていましたが、ゴルフ場へ向かう頃には、ほとんど止んでいました。


↑雨上がり、眼下に雲が垂れ込めていました。


↑朝一の仕事はグリーンのカップ切り。カップの周りは芝が傷むので、
定期的に場所を移さないといけません。赤いT字型の用具がカップ切り。


↑カップ切りの上部には、ピンをまっすぐ立てることができるように水平器が付いています。


↑カップ切りをグリーンに突き刺して、新しい穴を開けます。


↑これまで使っていた穴から、カップを抜き取ります。


↑そのカップを新しい穴にセットし、ピンを立てます。


↑これまでの穴に、土壌改良剤を混ぜた土を入れて埋め戻し、先ほど切り取った芝で穴を塞ぎます。


↑周囲に目砂をして完了です。この作業を9ホール、行います。


↑手前から奥へカップ位置が移動。旗の色が赤から白に変わりましたが、これは、
プレーヤーがカップの位置をわかるようにするためです。グリーンの手前に
カップがある時は赤、中ほどにある時は白、奥にある時は青い旗を立てます。


↑ここは、第一打を打つティーグランド。カップ切りと同時に、ティーマークも移動します。


↑カップ切りの後は、この機械に乗って、グリーンの刈り込み。


↑グリーン上をまっすぐ行ったり来たりして、芝を刈り込みます。


↑晴れていれば、向こうに北アルプスが見えますが、今日は真っ白。


↑標高1700m近くの場所では、まだ、レンゲツツジが咲き残っています。


↑14番ホールの池の周りで咲くキショウブ。


↑睡蓮の花も開きました。


↑霧が立ち込めた後、予報に反して、再び雨が。結構、雨足が強かったので、
グリーン刈りの後は、管理棟で、機械整備や掃除をすることになりました。


↑お昼すぎ、ようやく雨が上がり、再びコースに出て、今度は芝生の整備。


↑これはソードカッターといって、芝をはぎ取る機械。


↑ソードカッターを使うと、まるで帯のように、芝をはがすことができます。


↑芝を貼り直した後、周囲に目砂をして青杭を立てます。青杭は“ここは修理地
です”という意味で、プレーヤーは、ノーペナルティーでボールを青杭の外に
移動し、プレーを継続します。こうして、ゴルフ場での一日がすぎていきました。
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Glowing up!

2016年06月22日 | Today's garden
 例年より早く、庭の草花が、本格的な“成長モード”に入りました。どんどん花が増えて、毎日、庭を見て歩かないと、植物の変化に、こちらのペースが追い付かない…と言うほどの状況になってきました。


↑昨年、もらった株をちょこっと植えたチョコレートクローバーが、オルラヤの根元でいい味を
出してくれています。シロツメクサの園芸種で、銅葉だけでなく、花も赤みを帯びています。


↑右の白がゲラニウム、その向こうのピンクがフロックス、左のライムグリーンがシモツケ。


↑上の3種を別の角度から。


↑色のグラデーションを楽しめる季節が始まりました。




↑シダの間から顔を出すミヤコワスレ。


↑花期が長いシレネのレッドキャンピオン。


↑落ち着いたイエローのルピナス。


↑白いレースの花はエゴポディウム。


↑ハマナスは例年以上の咲きぶり。


↑満開のフタマタイチゲ。


↑オレガノ、レモンバーム、アップルミント、ボリジなどが育つハーブガーデン。
アクセントに、株分けしたホスタやシャクヤク、バラなどを入れています。


↑アーチのクレマチス。


↑ゲラニウムのジョンゾンズブルー。


↑キッチンガーデンのカモミール。紅茶に入れると、おいしさが倍増します。
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A garden tour

2016年06月21日 | ガーデニング
 名古屋から、お庭めぐりツアーのお客様がいらっしゃいました。ツアータイトルは、「季節の花が彩るオープンガーデンに宿泊。須坂・小布施オープンガーデンめぐり」。お客様の中には、「雑誌で見て以来、ずっと、ガーデンストーリーさんのお庭に行きたくて、今回、やっとその願いがかないました」という方もいらっしゃって、私にとっても、忙しいながら、楽しい2日間でした(^^)


↑昨日は、ガーデン・ソイルさんへ。その後、市街地のオープン
ガーデンを2ヵ所訪ね、夕方、峰の原高原にご到着。


↑さっそく、お庭をご案内します。


↑須坂市街は暑かったので、みなさん、高原の涼しい風に、ほっとしていらっしゃいました。


↑庭や花が大好きな方ばかり。






↑庭仲間、ロッジ・アボリアさんのオープンガーデンも見学。お客様は、
アボリアさんとガーデンストーリーに分かれて、お泊りいただきます。


↑アボリアのおかみさんの解説にも熱が入ります。




↑手入れが行き届いた庭と、いきいきした草花から、おかみさんの気合いが伝わってきました。




↑一夜明けた今日は、ベニバナイチヤクソウの群生地をご案内。


↑自然の中の大群落を前に、真剣にシャッターを切っていらっしゃいました。この後、
バスは峰の原高原を出発し、一路、小布施へ。小布施にも、たくさんのオープン
ガーデンがあります。ツアーに参加されたみなさん、本当にありがとうございました!
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