大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 10月3日 深憂(8)

2018-10-03 18:49:01 | B,日々の恐怖






 日々の恐怖 10月3日 深憂(8)






 机や椅子の類はなく、収納家具もなく、ただ床に物が置かれているだけ。
求めていた彼の直筆の物は無いようだった。
 急な頭痛と吐き気があった。
とにかくここは何かおかしい、彼女も普通では無い。
 正直、後ろから彼女が奇声をあげて襲ってくるのではないかと言う妄想すら頭を過ぎったし、この部屋にいることに限界を感じた。

 お礼を言って、天板を戻す時に手が滑り、板が斜めにハマった。
それまで気づかなかった板の上側が目に入った。
木目ではなかったと思う。

“ 爪・・・・?”

 彫刻刀にしては浅く線も歪んだ彫り。
引っかき傷のようなものが見えた。
 少量の嘔吐物が口まで上ってきて、それを無理やり飲み込んだ。

「 今日はありがとうございました。」

本来なら、

「 何か分かりましたらお伝えします。」

と繋げるべき挨拶も、繋げる気がしなくなっていた。













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日々の出来事 10月3日 アンパンマン

2018-10-03 11:43:35 | A,日々の出来事_






 日々の出来事 10月3日 アンパンマン






 今日は、テレビアニメ“それいけ!アンパンマン”の放映が開始された日です。(1988年10月3日)
アンパンマンは、やなせたかしが、戦中、戦後の深刻な食糧事情で空腹を抱えながら“究極の正義とは、ひもじいものに食べ物を与えることである”と言う信念の元に作り出したヒーローです。
 アンパンマンは、どんな敵に対しても戦いを放棄することなく、よれよれになっても困っている人のために戦います。
そして、戦闘力が落ちると分かっていても、空腹の人が眼の前にいると自分の顔を食べさせ、決して見捨てると言うことはしません。
 それは、やなせたかしが言っているように、“ほんとうの正義と言うものは、決して格好の良いものではないし、そしてそのために必ず自分も深く傷つくものです”を実践しているのです。








  アンパンマン
















☆今日の壺々話







     傷だらけの人生



「 こら、坊主、公園でビニール袋にシンナーを入れて吸ってはいかん!」
「 何言ってんだ、おっさん、アンパンは命だぜ!」
「 それより、もっといい物があるんだ、ホラッ!」
「 えっ・・、こ、これは、シャブだ!」

そして、アンパンマンとシャブおじさんは転落の人生を歩みました。
・・・・・・・・・・。
 えっ、話に救いがねェってかァ~!
ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン・・・・♪
そんなの関係ねェ~♪
そんなの関係ねェ~♪
ハイ、おっぱっぴぃ~!! ヽ(´▽`)ノ 
昨日に続いて2連発だァ!
明日は、出ないぜェ、イエィ!! ☆(^∀^)ノ~~

転落し始めた人生、小島よしおの全盛期のギャグ(その2)でした。





    希望



「 どうした、落ち込んでるなあ。
 何を考えているんだい?」
「 ボクのこれから。」
「 何がそう希望をなくさせるんだ?」
「 ボクのこれまで。」


もっと頑張れ、小島よしお!!
















最強伝説





アンパンマンの世界では、アンパンマンが頂点ではないんだな…。


  SS 雪(氷?)の女王 どろんこ魔王 ばいきん大魔王 闇の女王
  S アンパンマン(元気百倍) ロールパンナ ナガネギマン ばいきんまん(黒騎士)
  A アンパンマン カレーパンマン おむすびマン あかちゃんマン ばいきんまん(UFO)
  B ショクパンマン かぜこんこん かつぶしマン 鉄火のマキ ばいきん仙人
  C メロンパンナ ハンバーガーキッド ドキン(UFO) やきそばパンマン ゴミラ
  D クリームパンダ サラダ姫 SLマン こむすびマン 天丼かあさん
    ばいきんまん ジャム(メカ) ちゃわんむしまろ
  E カバオ ちびぞう ジャム チーズ ドキン 天丼マン ハミガキマン ホラーマン
  F リンゴちゃん バタコ ミミ先生 かびるんるん コキン


















アンパンマン日記




10月3日

【7:12】バタコの笑い声で起床。まだ眠い。顔を洗う。顔が濡れて力が出ない。
    歯はみがかない。俺には歯がない。
【7:22】朝食のかわりに顔にアンコを詰める。頭が重い。イヤになる。
    「パトロールに行っておいで」ジャムの言葉だ。うるさいんだよ。
    俺は警察じゃないただのパンなんだよ。「気を付けて!」うるせぇんだよこのバタコが。
【8:00】ダルいパトロール出発。庭ではうるせぇ犬がわめいている殺すぞ。
【9:43】「助けて~!」カレーが叫んでいる。俺にどうしろっていうんだよ。
【9:45】カレー救出。バタコにビーフシチューを入れられたらしい。うだつの上がらない奴だ。
【11:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く工場へ帰りたい。
【11:46】バタコがニヤニヤしている
【12:03】早朝パトロール終了。帰宅。
【12:15】お腹がすいた。頭にアンコを詰める。また頭が大きくなる。
【13:11】みんなで談笑。バタコの笑い声にみんながいらつく。
【14:27】バイキン男 登場。
【14:28】「よ~く来たな、アンパンマン!」 相変わらず元気な奴だ。
     「やめろ~!カバ子ちゃんを離すんだ!」本当はどうでもいい。カレー早くこい。
【15:40】カビルンルンに襲われる。臭い。顔が湿って力が出ない。
【15:41】「アンパンマーン大丈夫~!」バタコだ。タイミングが良すぎる。
     どこから見ていたんだ?
【15:42】「新しい顔よ~!」さようなら、アンパンマン127号、こんにちはアンパンマン128号。
     バタコがニヤニヤしている。
【16:00】「いくぞ~!あ~んぱ~んち!!」ただの右ストレートだ。
     「バァイバァイキ~ン~…!」このセリフには飽き飽きしている。
【16:58】戦闘終了。「大丈夫?」格好だけ聞いてみる。
【18:31】カレーが来た。「アンパンマン!助けに来たよ!」遅すぎる。帰れ。
     うだつの上がらない奴だ。
【20:30】帰宅。工場前で犬が127号を食べていた。
     バタコがニヤニヤしてこっちを見ている。いやがらせか?殺すか?
【21:56】バタコの部屋が烏賊臭い。
【21:57】ジャムの部屋も烏賊臭い。
【22:19】犬が野良猫に食い物を分けて貰っていた。バタコがニヤニヤして見ている。
【0:35】あーまた明日も地獄だ。永眠。


アンパンマンにインタビューしました。

Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「アンパンマン」

Q2「お仕事は?」
A2「主にお腹がすいて困ってる人を助ける事。」

Q3「食べられる時、痛くはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃ痛い。一度泣いた。」

Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「バイキンマン。」

Q5「本当ですか?」
A5「はい。」

Q6「本当の事を言って下さい」
A6「ジャムおじさん。」

Q7「それはどうしてですか?」
A7「巨人が負けた次の日、よくアンの中にジャムを混ぜるから。」

Q8「それはどうしてですか?」
A8「たぶん嫌がらせ。」

Q9「バタ子さんをどう思いますか?」
A9「声は可愛い。」

Q10「愛犬、チーズをどう思いますか?」
A10「どっちかというと、犬の方の名前をバターにして欲しかった。」

Q11「アンパンマソという偽物がいますが。」
A11「意味わからん。」

Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「テンドンマン。」

Q13「それはどうしてですか?」
A13「いや・・・誰でもあれはヒク。」

Q14「食パンマンに一言。」
A14「お前だけ味しないぞ。」

Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「前に一度お腹すいた子がいて、たべさせてあげようと思ったらアンが駄目な子で、
   まわりだけ食べられてアンだけで帰ったら警察呼ばれた。」

Q16「誰にですか?」
A16「ジャムおじさん。」

Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ。」

Q18「湿って駄目になった顔をよくどこかに飛ばしますが、あれはその後どうなるんですか?」
A18「ただのパンになる。」

Q19「では脳などはどこにあるのですか?」
A19「君達の盲腸のあたり。」

Q20「でも、その湿った顔が喋ってたという情報もありますが」
A20「えっ!!??」


















衝撃の展開





バタ子さんがアンパンマンの所に走って来て言いました。

「 アンパンマン!
バイキンマンの弱点がわかったわ。」

「 本当か?バタ子さん。」

「 ええ。ポイントは温度よ。
最も能力を発揮するのは18度から26度。
45度を越えた辺りから急激に弱り、50度を越えると死滅するわ。
所詮は菌ね。
ただし適温状態での攻撃力は抜群よ。
最も注意すべきは有機物の分解、生成を行う特殊能力。
そして、その能力を利用した・・・パンの、発酵・・・。」

「 それじゃあ・・・、やっぱりバイキンマンは・・・。」

「 ・・・あなたの、お父さんよ・・・。」



















アンパンマンごっこ




 うちの嫁さんが三歳の息子とよくアンパンマンごっこで、ばいきんまん役をさせられてて、いつもはチビが、

「 アンパーンチ!」

とやると、

「 バイバイキーン!」

なんだが、その日は当たり所が悪く、マジで痛かったそうで、一瞬黙り込んだ後、

「 ゆ・・・ゆるさん・・・絶対に許さんぞ・・・ぜったいに許さんぞ虫ケラども。」

でチビ号泣・・・・。

フ、フリーザか・・・・。

















小学校の頃の小説




 小学校のときのものと思われる小説が出てきた。
主人公の名はショウ。
お約束の、何でも出来て女にもモてるスーパーマン。
 彼の必殺技は、“のうざしょう”・・・・・?
戦闘の途中にいきなり自分の頭を割り、ダイヤモンド製の脳を敵にブチあてて相手をKO!
 戦闘後は、戻ってきた脳といっしょに決めポーズ。
決め台詞は“ノウ・ザ・ショウ!”。
たぶん、NO THE SHOW!のことだと思われる。

 一応、バトルものなんだけど、ほかにもトチ狂った設定が一杯出てきた。
こんなの、今じゃ絶対思いつかない…。
ちなみに、ショウは身長250cmになってました。
強い=デカい、だったんだな・・・。



続き


ライバルキャラの設定だ。



☆オットソーセラー

 日本全焼(原文ママ)を企む、悪の組織“しゃもじ団”の大幹部。
ショウの所属する組織“正義県”(原文ママ)のメンバーを楽々と捻る怪物。
容姿は“人間の肉体にトカゲのしっぽ、カラスの顔にタコの口、目はヒラメ”という記述があるが、想像不能。
“やみのスエーデン空手”(原文ママ)を操る格闘家。
 勝利の雄叫びで松田聖子の歌を歌いだす怪人。
自他共に認めるショウのライバルで、彼の必殺技“ケツガン(尻銃?)”は、ショウの“のうざしょう”をヒントに開発された。
曰く、戦闘中にいきなり尻を割り、鋼鉄製の尻子玉を相手に飛ばし・・・(以下略)。
 凄まじい破壊力を誇るが、技の終わり際の隙をショウに見抜かれ、尻子玉が尻に戻る瞬間の隙に、尻に“のうざしょう”を打ち込まれ戦死した。
身長は“ショウよりもやや大きい”そうだから、260cm~270cmくらいか?
“目はヒラメ”って・・・・・・・・。



続き

笑ってくれるのはありがたいが、そろそろ恥ずかしくなってきたので、これで終わりな。


☆ツイ

 ショウの父親。
“しゃもじ団”の危険を訴え、“正義県”を設立した最高責任者。
 なぜか、正義県設立の翌日に単身しゃもじ団に乗り込み、ボスであるツタン・ラーメンに撲殺されたナイスガイ。
当時はカッコいいと思って書いたんだろうけど、今読んだらわけわからん。
最後の言葉は、“ショウーーーーー! チェック・イーーーーーーン!”だと・・・。



☆天草四郎槙原(あまくさしろうまきはら)

 個人名です。
ツイの秘書。
セリフは、“ナベベベベベベベベ”という笑い声のみ。



☆ツタン・ラーメン・スーパーフェニクッス(原文ママ)

 “しゃもじ団”の大ボス。
ショウが見上げるほど大きいので、身長は400cm弱か。
いつも玉座にふんぞり返り、“フッ!”と笑っているが、セリフは殆どそれだけ。
 “顔はカエルで目がヒラメ、腕が六本あり、左手の先が上から順にチンコ、電話の受話器、バリカン”という、異様な容姿の記述があるが、右手については何故か描写無し。
物語が未完のため、詳しい能力は不明だが、部下に“きぬがさクラッシュ”という謎の技を放っている。



 当時の俺は、いったいどういう思考回路をしていたのだろう・・・。
今更ながら、現在の自分も含めて、ものすごく心配です。

















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10月2日(火)のつぶやき

2018-10-03 07:57:48 | _HOMEページ_



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