日々の出来事 10月7日 フェルマーの最終定理
今日は、フェルマーの最終定理が証明された日です。(1994年10月7日)
フェルマーの最終定理とは、次の定理を言います。
nが3以上の自然数で、次の等式を満たす自然数の組(X,Y,Z)は存在しない。
n n n
X + Y = Z
つまり、
nが2の時は三平方の定理で、次の等式を満たす自然数の組は無限にあります。
2 2 2
X + Y = Z
たとえば、(3,4,5)です。
そして、nが3以上の時については、自然数の解が無いと言っているのです。
このフェルマーの最終定理は、17世紀、フランスの数学者ピエール・ド・フェルマーが、著書の余白に、“この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる”と書き残して亡くなったいわく付きの定理です。
以降、350年に亘って、多くの数学者がこの定理を証明しようとしましたが、証明が出来ないままに時が過ぎました。
アメリカのE・T・ベルは、著書である数学史の中で“おそらく文明はフェルマーの最終定理が解かれる前に滅びるだろう”と言いました。
また、数学者の間のジョークでは、“あるとき悪魔が人間に難問を出したので、困りはてた人間が思いあまってフェルマーの最終定理のことをちらつかせたとたん、さっと悪魔が姿を消した”と言うものがあります。
そして、1908年、ドイツの富豪ヴォルフスケールがこの定理の証明者に対して10万マルクの懸賞金を設けるに至ります。
しかし、定理は証明されることも無く、さらに90年弱が経過し、ついにプリンストン大学のアンドリュー・ワイルズが1994年10月7日証明に成功し懸賞金を手にします。
この話題は、世界中の新聞がトップ記事として大きく取り上げました。
さらに、特筆すべきは、この証明に日本の数学者で若くして自殺した谷山豊と志村五郎の“谷山・志村予想”が利用されたことです。
世界最大の難問を解いたアンドリュー・ワイルズの名誉は、日本の数学者によって支えられていたと言えるでしょう。
アンドリュー・ワイルズ
☆今日の壺々話
数学の怪しげな偽定理たち
(1)命題の定理
命題が真ならば命題の対偶は真、とは限りません。
なぜなら、
命題「お腹がすいたら食事をとる」
は真ですが、
命題の対偶「食事をとらなければ、お腹はすかない」
は偽だからです。
(2)定理 2=1である。
証明
a=bとおく。
この両辺にaを掛けると
aa=ab
両辺からbbを引くと
aa-bb =ab-bb
これを因数分解すると
(a+b)(a-b)=b(a-b)
両辺をa-bで割り、
a+b=b
ここでa=bなので、
b+b=b
2b=b
両辺をbで割り、
2=1
(3)円の面積に関する定理
ぱいあーるのじじょう、ぱいあるの次女、おっぱいあるのは次女。
というわけで、おっぱいに関する以下の定理が得られました。
定理. 次女はおっぱいがでかい。
バルキスの定理
中学の時に、超頭が良くてそれを隠してるって言う秀才を演じてた。
休み時間は何もないのに、自分の左手に右手で何か書きながら上を向いて考えてるフリしながら、
「 xが3だから、バルキスの定理に乗せて・・・。」 (自分で作った定理)
とか言ってた。
女子に“頭いいんだね〜”とか言われたら、
「 いや・・あ・・、親父が外国から帰ってきた時出された問題でさ。」
みたいな、コナン風な感じで、頭がいいイメージを植え付けようとしてた。
誰もが俺には難しい問題を投げかけようとしてきたけど、
「 教科書レベルか〜。
俺にじゃなくて、参考書に聞きな、ははは。」
みたいな感じで切り抜けてきたけど、受験時にいきなり模試の成績が貼り出されて、ダントツの最下位だった。
誰もが不信な目で見始めたけど、
「 テスト中はバルキスの定理解いてたわ〜。」
とか言ったら、担任が教室に入ってきて、
「 ○○〜、おまえ、頭よさそうなのにな〜。
毎回、あんなもんだけど、次はがんばれよ。」
て皆の前で言われた。
その日から、あだ名は馬鹿のバルキスになった。
論理学
[質問]
私の好きな人には彼女がいます。
その人にバレンタインに会うのは難しいと思うので、日曜日会いたいのです。
相手も私のことを好きって言ってくれてるのですが。
もしあなたなら誘いますか?
男性は誘われたらどうしますか?
[回答27]
もし、それで呼び出しに応じるようなら、彼は信用できない男である。
もし、それで呼び出しに応じないようなら、彼はあなたと付き合う気がない。
しかるに、彼は呼び出されて来るか来ないかのいずれかでしかない。
従って、彼は信用できない男であるか、またはあなたと付き合う気がない男であるかのいずれかであるから、どちらにせよ呼び出す意味がない。
・・・これをひっくりかえせるほどのあなたなら、呼び出してもうまくやれると思います。
[回答35]
こうですか?分かりません(><;)
もし、それで呼び出しに応じるようなら、彼はあなたと付き合う気がある。
もし、それで呼び出しに応じないようなら、彼は信用できる男である。
しかるに、彼は呼び出されて来るか来ないかのいずれかでしかない。
従って、彼は信用できる男であるか、またはあなたと付き合う気がある男であるかのいずれかであるから、どちらにせよ呼び出す意味がある。
サウザーの定理 (女性と自動車)
『退かぬ!』
何が何でもバックをしない。
狭い道でのすれ違いで、自分が下がればすれ違えるのに絶対に下がらない。
壁に突っ込んでガリガリ異音がしているにもかかわらず、さらに前進しようとする。
自分が一方通行を逆走している場合でも、
「バックできないんでそちらが下がってもらえます?」と平気で言う。
『媚びぬ!』
周りの車両・歩行者に対して気配りをしようという気持ちが一切無い。
他人を危険な目に遭わせてもなんとも思っていない。
車を停めるときでも、
「ここに停めたら車両・歩行者の通行の邪魔にならないか?」
「ここに停めたら建物への人の出入りの邪魔になる」
など停めてもいい場所かどうかを考えない。
世の中は自分を中心に回っているというような思考を持っているようだ。
『省みぬ!』
事故を起こしそうになった。または事故を起こしてしまった。
狭い道や車庫入れのときに車体を壁に擦ってしまった。
メンテナンスを怠って故障した。調子が悪くなった。
このようなときに、
「自分のどんな行動がそういう事態を引き起こしたのか?」
という自らを省みる行為をしない。すべて他人のせい。
問題
「水槽に200匹の魚がいます。99%はグッピーです。
水槽にいる魚の98%をグッピーにするには、何匹のグッピーを水槽から取り除けばいいでしょうか?」
答え
100匹
怖い話の法則
三度の飯並みに、怖い話が大好きな僕は良くインターネットで怖い話のサイトを良く見ます。
そうすると、怖い話にはある一定の法則性があることに気が付きます。
1・突然で出てきて驚かせる系
これは、古典的な手法で語り手がオチの部分で急に大声を出したりして驚かせる物です。
色んな怪談に使われます。
2・憑いてきちゃった系
いわゆる、「肝試し」を行い霊に遭遇。
そのまま家に持ってきてしまい困った・・・。
ったと言う話です。
3・足跡を残しちゃう系
コレも「肝試し」などの際、心霊現象に遭遇すると車や背中、手首に手形が有る・・・等です。
コレの現代版は肝試し先や見知らぬ番号から携帯に着信があると言うものもあります。
4・実害がある系
コレも、「肝試し」や「お墓破壊」等で霊の怒りを買う・・・っと言うパターンが多いです。
被害は、軽い物では「原因不明の発熱」から重くなると「精神障害(崩壊)」・「行方不明」・「死亡」まであります。
これは、何故か話の主人公が真っ先に殺られる事なく、一緒に行った友人から順番に殺されて行き、最後は自分の番・・・。
っとなった場合、お寺などに泣き付く事が多いです。
その後、助かったり助からなかったりと結果は様々です。
5・伝染・感染しちゃう系
これは、携帯等の「チェーンメール」で多いのですが「この話を聞いた人は〇〇日以内に霊が現れる。」
もしくは、
「この話を聞いた人は〇〇日以内に霊からの実害がある。(大体殺される)」
っと言った様な話です。
この話の面白いのは、大体は「救済方法が存在する」事です。
大体は「〇〇人に話を広める。(メールをする)」っと言うもの。
はた迷惑な話ですね。(w
古くは「不幸の手紙」があるかと思われますが、この話が急増した背景には、映画「リング」の影響もあるかと思います。
6・ホテルや引越し先がヤバーイ系
ホテルや引越し先などの寝食する場所の日が浅い場合の話が多いです。
大体、語り手や主人公が嫌な予感をしたり回りの友人・恋人が警告を出しますがソレを無視すると案の定、怪奇現象に見舞われます。
被害は本当に多種多様ですが、金縛り系がもっとも多い気がします。
結果は、引っ越したり、除霊したり、ホテルのときはそのまま逃げ出したり、部屋を変えてもらったり・・・・っと様々です。
7・学校・病院・就職先等の施設がヤバーイ系
学校の放課後、病院で入院した、職場で残業しているなどの特定の施設、特定の条件で人数が1~2人等の少人数になった時に霊が発生するパターンです。
なぜか、その施設の警備員などがその霊の事情をよく知っています。
学校や職場で四六時中霊に脅されていたら迷惑ですね。
8・怪物・怪人系
これは古くから「口裂け女」や「人面犬」や新しいものでは「ゴム人間」などでしょうか。
さらに、昨今のアメリカ型凶悪犯罪の影響なのか、「ベットの下に凶器を持った男が潜んでいた・・・」のような話もあります。
これ等は、怪談と言うより都市伝説(流布話)ですね。
妙に日常的でリアルな話が多いですね。
9・この話、一体誰が伝えてるの?系
例えば、「〇時〇分学校のトイレの鏡の前に立つと、中から怪人が現れて鏡の中に引きずり込まれる・・・」見たいな話です。
これ、話の主人公が死んだり行方不明になっているのに誰が話を伝えているのかが非常に気になります。
学校の怪談なんかに多いパターンです。
まだまだ沢山あるかも知れませんが大体このパターンに当てはまるのではないのでしょうか?
もしくは、これ等のパターンが複数まざっている話もあるかもしれません。
なので、怖い話を集めると殆どが「どこかで聞いたような話」になるのです。
しかも、パターンがあると言うことは何かしらの意図を感じますね。
つまり、作り話の可能性が見えてきます。ヾ(´ー`)ノ
なので、このパターンに当てはまらない話などは聞いてても楽しいのです。
あと、このパターンにも当てはまらずオチもイマイチ・・・っという話ほど真実味があって唸ってしまいます。
案外、こういう事を本気で研究しても面白いかも知れませんね。ヾ(´ー`)ノ
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