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日々の出来事 10月14日 クマのプーさん

2018-10-14 10:16:12 | A,日々の出来事_






 日々の出来事 10月14日 クマのプーさん






 今日は、クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)の原作が発売された日です。(1926年10月14日)
クマのプーさんは、イギリスの児童文学作家であるアラン・アレクサンダー・ミルンが、1人息子のクリストファーのために書いた童話です。
 クマのプーさんやその他のキャラクターのモデルは、クリストファーが持っていたぬいぐるみで、これらの多くはニューヨーク公共図書館の2階に展示されています。
また、童話の挿絵は、アーネスト・ハワード・シェパードによって描かれています。
そして、クマのプーさんの舞台である100エーカーの森は、イギリスのアッシュダウンフォレストの森で、童話の中でもこの森にある名称と同じ名称が登場しています。
 クマのプーさんは、蜂蜜が大好物です。
あちこちの家にお邪魔して蜂蜜をいただきます。
でも、欠点は今考えていたことをすぐに忘れてしまうことです。
まあ、“愛すべき癒し系のキャラ”と言ったところです。
 キャラクター・データバンクの調査によると、日本におけるキャラクター商品の販売額で“クマのプーさん”は、2002年~2005年まで連続で1位を記録しています。









 Winnie-the-Pooh

















☆今日の壺々話












くまのプーさんは怒ると怖いのか?



 くまのプーさんに対して「首絞めても怒らなさそう」と暢気に言ってる人がいる。
作中でいつもオットリとしているプーさんは、何をしても怒らないイメージがあるようだ。
 確かに、ポケ~ッとした声でしゃべるし、動作ものんびりしていて怖くない。
しかし、それでもプーさんは熊なのである。
熊は雑食なので植物も食べれば動物を食べる事もある。
人間が毎年のように襲われ、場合によっては命を落とす事すらある。
 常識的に考えれば、作り話とはいえプーさんが強力な筋力と破壊力をもっていてもおかしくないのである。
そんなプーさんに対して「プーさんは怒ると怖いのか? 強いのか? やっぱり弱いのか?」を議論しており、さまざまな意見が出ている。


質問
プーさんは強いのか? 弱いのか?

意見
「 プーさんが切れたら怖そう。」
「 アホっぽいからこそ。加減がわからない切れ方するぞ。」
「 プーの逆鱗に触れた奴は壷に漬けられる。」
「 プー “ちょっとカメラとめろ”。」
「 プーさん “君の血で我慢するしかないみたいだ”。」
「 プーさんいじめんなよ。あれでもプーさんストレスためてんだから。」
「 下半身服着てないし怖いよ。」
「 殴られても気付かなそう。」
「 仮にも熊だかんなどうなることやら。」
「 あれは既にかなり壊れてるんだ。ベトナムでなにを見たのか。聞きだしたヤツはいないがな。」
「 ヤツは何かあると必ず教会へ行く。高く大きく掲げられた十字軍騎士の肖像を見てニヤニヤと笑っている。」
「 でもよぉ、みんなさんづけで呼んでるあたりキレたらやばいんじゃねぇの?」
「 滅多なこと言うな。なんで皆がさん付けで呼んでると思ってんだよ。」
「 ディズニーに消されるからやめろこの話題・・・。」
「 お前らもプーさんだろ?」

特に多かった意見は、

「 みんなが熊に対して “さん” 付けで呼んでいる時点でそのカリスマ性に気がつけ。」

というもの。
つまり、くまのプーさんは強い! という事らしい。
真剣に考察すると、

「 アホだからこそ加減がわからない切れ方する。」

できるだけ、怒らせたくないものである。











   就職試験(一般教養)



問1、「あたかも」を使って短文を作りなさい。

答え、「冷蔵庫に牛乳があたかもしれない。」



問2、「どんより」を使って短文を作りなさい。

答え、「僕はうどんよりそばが好きだ。」



問3、「もし~なら」を使って短文を作りなさい。

答え、「もしもし、奈良県の人ですか?」



問4、「まさか~ろう」を使って短文を作りなさい。

答え、「まさかりかついだ金たろう。」



問5、「うってかわって」を使って短文を作りなさい。

答え、「彼は麻薬をうってかわってしまった。」



そして、ここに、めでたく、無職のプーさんが誕生しました。





配慮

このまえ職安に行ったら、プ−さんのぬいぐるみが受付に置いてあった。
それ見てちょっとキレかかったよ。


















マメ知識




年収0円のニートが100年でも稼げない100万円を、
たったの1年で稼ぐフリーターが7年働いてやっと稼げる700万円を、
たったの1年で稼ぐサラリーマンが5年働いてやっと稼げる3500万円を、
たったの1年で稼ぐ皆藤愛子が4年働いてやっと稼げる1億4000万円を、
たったの1年で稼ぐ2ch管理人西村博之が1年半働いてやっと稼げる2億円を、
たったの1年で稼ぐ安藤優子が10年働いてやっと稼げる20億円を、
たったの1年で稼ぐイチローが5年働いてやっと稼げる100億円を、
たったの1年で稼ぐゴールドマンサックスエリート会社員が60年働いて稼げる6000億円を
持ってる糸山英太郎やソフトバンク孫正義の10倍の6兆円を
持ってるマイクロソフトのビルゲイツ会長が、
童貞を捨てたのは23歳。
これマメ知識な。

















社会に出たら病




 俺のいとこも、社会に出たら病だったんだわ。
社会人二年生なんだけど、親戚で集まるたびに、いっつも中学生や高校生の子に言うんだわ。お決まりのフレーズ。

「 社会に出たら厳しいんだぞ。」
「 社会じゃ、嫌なことたくさんあるんだ。」
「 たまに死にたくなることもあるぞ。
絶対厳しい目に会う。
100%辛い目に会うんだ。」

 うん、毎回言うね。
社会人の俺としては、“別にそこまで大変なわけじゃ・・・”状態。
 親戚の人たちにも当然社会人はいるわけで、俺と同じ様子で視線を送ってた。
言われる子達も、リアクションの取り方に困ってんのが一目瞭然なんだわ。
で、あんまり度が過ぎるんで、ある時うちの親父がキレちまったわけだ。
 そんな事、言い聞かせて脅してどうするんだ、大概にしろ、とこういうわけだ。
それに同意した親戚の何人かが、熱くなってる親父を落ち着かせながらも、やはり同様のことを諭すように、いとこに言い聞かせるのだわな。
子達に対しても“こいつが言うほど恐ろしい所じゃないから”、“○○君(いとこ)の話はちょっと大げさな所があるな”と、フォロー入れつつ。
 で、いとこ。
社会が・・・、社会が・・・、と涙目でヒックヒック言いながらつぶやき始めた。
また、社会は厳しい談義か?と思ったんだが、泣きながら、

「 社会が・・、嫌だ・・、社会から逃げたい・・、山に篭って・・、生活したい・・・。」

と、きたもんだ。
 この時、わかったよ。
悟ったっつうか。
こいつ、今まで自分に言い聞かせてたんだわ。
嫌な事が多すぎて、言わずにいられなかったんだわな。
社会に出たら厳しいと。
 皆、何も言えなかった。
さっきまでキレてた親父も、押し黙ってうつむいてた。
いとこは極端な例で、こいつ以外にも“社会に出たら厳しい”が口癖のヤツが、たま〜にいるんだが、この件以来なんとなくわかった。
 皆、厳しい社会に押しつぶされそうな自分に言い聞かせてるんだわな。
学生を諭すという形を借りて、必死で自分に言い聞かせてるんだわな。
最近じゃ会わなくなったけど、今何してんのかな、いとこ。

















負け組じゃねぇよな






 俺たち小学校から高校まで、ずっと一緒だったよな。
高卒後俺は就職、お前はフリーター。
学歴社会の昨今、「俺たちゃ負け組じゃねぇよな!がんばろうぜ!」って、よく鼓舞しあってたな…。

 25歳になった頃…、俺も初めての役職に就いた日…、嬉しくてすぐに連絡したよな…。
その時、お前の言った言葉、

「そんな普通な生き方楽しいか?」

俺は悲しくて頭に来て言ったよ。

「25でフリーターやってるお前にはわからねぇよ。」

あの日から俺たちは連絡取らなくなって……、もう14年か……、お互い39なんてオッサンだな…。

 実は来年娘が中学生になるんだ。
俺もそれなりの役職にステップアップしたよ。

 お前はどうだ?……なんて聞かないよ……。
その身なりをみれば、久々の訪問理由も想像つく…。
何も聞かないさ…、持っていけよ…。
普通の40歳の給料2ヶ月分は入ってるからさ…。

「…スマン。」

 お前の呟きも聞こえないふりをするよ…。
さぁ帰ってくれ…、金は返さないでいいから…。
 家族に見られたくないんだ…。
こんな姿の親友がいるなんて知られたくない…。
近所の目もある……。

何度も振り返り、頭を下げて小さくなっていくお前を見ながら思った。

俺はいつから人目を気にするようになったのかな…。
親友を厄介者扱いするような人間になったのかな……。
俺たちゃ負け組じゃねぇよな…、がんばろうぜ…。

















ハチミツ




妹の家での話です。
妹夫婦とその娘3歳 息子1歳が眠っていた寝室での出来事です。

ある日の深夜、突然部屋の中に
「ハ~チ~ミ~ツ~たべたいよぉ」と不気味な声が響きました。

あまりの不気味な声に妹はとびおき、眠っていた子供たち(3歳、1歳)も、目を覚まして泣き始めてしまいました。

「なんの声だったんだろう(怖)」電気をつけて部屋中を捜しましたが何もありません。
「そうだ、子供のおもちゃかも !」押入れのおもちゃ箱の中から出てきたのは
くまのプーさん、しゃべるぬいぐるみ・・・

ハチミツつぼを抱えたプーさんのぬいぐるみで、付属のスプーンをプーさんの口に入れると
「あまいねぇ」「おいしいねぇ」「もっと食べたいよ」 など、そのたびいろんな言葉をしゃべるぬいぐるみです。

「このくまのプーさんのスイッチがなにかのはずみでONになってしまったんだ・・・。」
もう、大笑いです。

でもでも、ちょっと気になることはありました。
プーさんのおしゃべりのレパートリーの中に「はちみつ食べたいよ」なんて無かったような。
ぬいぐるみを見つけたときスイッチはOFFになってた。
不気味な低い声だったけど電池が切れかけてそんな声になったのかも。


次の日、プーさんのぬいぐるみで実験をしてみましたがやっぱり
「ハチミツたべたいよ」というセリフはでてきませんでした。電池もまだまだあるみたい。
きもちわるーい!とは思いましたが結局そのままになってしまいました。

しばらくたったある日の夜中、スイッチがOFFのままのプーさんがまた突然しゃべりました。
「ハ~チ~ミ~ツ~たべたいよぉ」と不気味な低い声で。

あわてて、もう一度プーさんにスプーンをくわえさせてみましたが反応はありません。
やっぱりスイッチはOFFになったままです。

スイッチをONにしてスプーンをくわえさせてみると、かわいい声で
「おいしいねぇ」などとおしゃべりします。電池が無くなりかけているわけでもない・・・。

その後もう一度同じようなことがありましたが、現在もプーさんはおもちゃ箱の中にあります。
















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10月13日(土)のつぶやき

2018-10-14 07:56:04 | _HOMEページ_






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