大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の出来事 10月19日 精神科医チェーザレ・ロンブローゾ

2018-10-19 07:00:00 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 10月19日 精神科医チェーザレ・ロンブローゾ







 今日は、チェーザレ・ロンブローゾが亡くなった日です。(1909年10月19日)
チェーザレ・ロンブローゾは、イタリアの精神科医で犯罪人類学の創始者です。
1876年、チェーザレ・ロンブローゾは著書である“犯罪人論”で、人間の身体的・精神的特徴と犯罪との相関性を検証しました。
 この著書である“犯罪人論”は、刑務所で処刑された囚人の遺体を解剖し383個の頭蓋骨の大きさや形状を観察、また、刑務所や精神病院で3839人の受刑者の容貌や骨格を、兵士のものと比較し、“犯罪者には一定の身体的・精神的特徴が認められる”との調査結果をもとに、生来的犯罪人説を発表したものです。
 この生来的犯罪人説は、犯罪の原因を生育環境に求める学者から激しく攻撃され、次第に衰退しました。
でも、当時は悪魔の仕業と言われていた犯罪を、実証主義的な手法を導入して分析する大変革をもたらしたチェーザレ・ロンブローゾの業績は高く評価されて良いでしょう。
 さて、現在では、犯罪社会学の立場の“社会環境によって後天的に犯罪者となる”は常識と考えられていますが、チェーザレ・ロンブローゾの先天的なものに原因を求める“犯罪生物学”は死に絶えたのでしょうか。
 1993年のオランダの研究で脳内伝達物質セロトニンと動物における攻撃行動との関係が注目されました。
その後、アメリカで、衝動的な殺人、あるいは計画的な殺人の原因を探る中で、攻撃性のカギとなる因子がセロトニンではないかという研究がされています。
新しい研究分野である分子生物学の発展によって、チェーザレ・ロンブローゾの説を復活させる日が来るかも知れないのです。



チェーザレ・ロンブローゾは色々な分野に影響を与えました。


 チェーザレ・ロンブローゾの言葉

天才と狂人は紙一重 (著書“天才論”より)

ハゲに悪人はいない (著書“犯罪人論”にハゲが無かったから)

ロ~ンブロ~ゾ~!!(黄金バットの悪役ナゾーが登場する時の雄叫び)







  チェーザレ・ロンブローゾ

















☆今日の壺々話










 

    映画“カリガリ博士”



  プロローグ

主人公のフランシスが、世にも奇妙な体験の回想を語り始めます。


  回想

 フランシスは、友人のアレンとカーニバルの見世物小屋に入ります。
見世物小屋の中にはカリガリ博士と呼ばれる人物と、箱の中に23年間眠り続けている眠り男がいます。
 カリガリ博士は、この眠り男を起こし、フランシスたちに“この眠り男は、あらゆる質問に答えられる”と言います。
友人のアレンは笑いながら、冗談で眠り男に“俺の寿命は?”と質問します。
すると、眠り男は、“明日の夜明け”と答えます。
そして、アレンは翌朝、死体で発見されます。
 フランシスと恋人のジェーンは、カリガリ博士を疑い身辺調査を始めます。
そして、カリガリ博士が眠り男に催眠術を掛けて殺人を行わせていたことを突き止めます。
 それを知ったカリガリ博士は、眠り男に催眠術を掛けてジェーンを殺させようとしますが、眠り男は途中で心臓発作で死んでしまいます。
追い詰められたカリガリ博士は、精神病院に逃げ込み、実はその病院の院長であったことが発覚します。
そして、カリガリ博士は、病院の職員たちに取り押さえられ、拘束衣を着せられて独房へ収容されました。


  エピローグ

 妄想を語りながら拘束衣を着せられ取り乱すフランシスに、精神病院の院長であるカリガリ博士が、戸塚宏のように語りかけます。

“ 私なら直せる。”

実は、この回想はフランシスの妄想であったという話です。

                         FIN


 ・・・・・・・・・。


「 えっ!
 この話がどうして、チェーザレ・ロンブローゾと関係があるかって・・・?
 精神病院の院長であるカリガリ博士のモデルが、精神科医のチェーザレ・
 ロンブローゾ・・・では、ありません。
 それはね。
 眠り男の名前が、チェーザレ・ロンブローゾから引用した“チェーザレ”
 なんです。」















     ウシ




男 「 先生、オレほんとはウシじゃないかと思うんです。」

医者「 いったい、いつ頃からそう思い始めたんだね?」

男 「 子ウシの頃からです。」















     院長先生




院長「 彼は自分をコマだと思っているので、この庭で一日中回っていま
   す。」

記者「 なるほど!」

院長「 彼は自分がライオンだと思っているので、この庭で一日中吼えて
   います。」

記者「 う~ん、なるほど!
   院長先生、どうも、ご案内ありがとうございました。」

看護婦「 院長先生、そろそろお部屋に戻る時間です。」














ドグラ・マグラ




息子が「ドグラ・マグラ」という本を持ってます。
表紙のイラストが怪しげです。
裏表紙に[これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。]
とあり、あらすじ的なことは書いてありません
どんな内容なのでしょう?
息子は大丈夫でしょうか?




ベストアンサーに選ばれた回答



夢野久作のドグラ・マグラですね。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
大丈夫です。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
それは単なるキャッチフレーズです。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
「日本三大奇書」と呼ばれるもののうちの一つです。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
記憶を失った男が、自分が精神病院に収容されていることに気づくところからはじまり、それから何だかんだある小説です。
推理小説です。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。
私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。


















病気特有の臭いって怖いな・・・




口臭も含めて、なんか病気によって特有の臭いってあるらしいけど・・・・。

<例>
・ペスト…リンゴのにおい
・腸チフス…焼き立てのパンのようなにおい
・ジフテリア…吐き気をもよおすような嫌な甘ったるい臭い
・黄熱病…肉屋さんのにおい
・麻疹…むしり取ってすぐの羽毛のにおい
・天然痘…腐敗臭
・壊血病…天然痘とは種類の違う腐敗臭
・猩紅熱、結核…独特の特徴的な、言葉では表現しづらい臭い
・リュウマチ熱…酸っぱい皮膚のにおい
・糖尿病…腐ったリンゴのような甘い匂い、アセトン臭
・通風…尿臭
・皮膚病(湿疹)…カビ臭
・精神的な病気…ほこり臭
・汗腺障害…強い汗臭
・蓄膿症…腐った、動物の屍骸に似た、突き刺すような膿のにおい
・肝臓病…アンモニア臭ほか、血液内の芳香性物質増加が口臭に出る
・腎臓病…尿臭、ブタや子ウシの肝臓を用いた料理と同様のにおい
・腸の障害または消化機能の不全…口臭
・腸閉塞…息が糞便臭
・昏睡状態の人…マツ材の香り



これ、怖いな。

病気関係なしに臭いって言われた場合はどうしたら…(´・ω・`)

「雰囲気が臭い」と言われた僕はどういった病気ですか?

足の裏から独特な不快な臭いがするのは何の病気ですか?

強く生きてください。


















精神科
  



 俺の職業は精神科の医者なんだが、この前ゾッとするようなケースに遭遇した。
俺の家の隣に、60代の夫婦と30歳ぐらいのその息子の三人家族が引越して来た。
息子はいわゆる引きこもりらしく、その姿を見かけることはあまりなかった。
まー、その家族の口からは聞けないが、そういう世間体とか気にして越して来たんだろう。
 その息子は日が経つにつれ、外に出る回数も減り、いつしか全く部屋から出て来ない完全な引きこもりになってしまったようだ。
毎晩のように、息子の部屋から母親の怒鳴り声が聞こえる。
玄関先で母親に顔合わせたりすると、笑顔で挨拶してくれるが、明らかにやつれて来ていた。
 隣の息子を見なくなってから、半年くらい経ったある日、隣の父親の方が“明日家の方に来て欲しい”とお願いしてきた。
個人宅に訪問して診察したことはなかったが、近所付き合いもあったし、了承した。
 そして次の日、その家を訪れると夫婦揃って出迎えてくれた。
“こちらです”と母親に案内され、息子の部屋の前まで来た。
母親が“開けるわよ!”とドアを開けるなり、“いつまで寝てるのよ!”と大声をあげながらベッドの布団を剥いだ。
 その姿を見たとき、俺は驚愕した。
ベッドには、顔のない裸のマネキンが1体横たわっているだけだった。
そして、父親にこう言われた。

「 診て欲しいのは、現実を受け止められない私の妻です。」


















童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月18日(木)のつぶやき

2018-10-19 02:53:18 | _HOMEページ_
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------