日々の出来事 10月20日 二宮金次郎
今日は、二宮金次郎が亡くなった日です。(安政3年10月20日)
二宮金次郎は、1787年9月4日に小田原市で生まれました。
幼い頃、両親と死別し伯父の家に預けられ、貧困の中で農作業の傍ら学習し、24歳で生家を再興しました。
そして、二宮金次郎は、小田原藩などの各地で勤勉・倹約の精神を説き、財政再建や農村復興に尽力しました。
学校にある“薪を背負って読書する姿の二宮金次郎の像”は、幸田露伴が少年向けの伝記“二宮金次郎翁”を書いたとき、このときの苦学する様子を口絵に描いたものがモデルになっています。
二宮金次郎
☆今日の壺々話
学校の日陰でひっそりと暮らしていた二宮金次郎の像は、その後、本人の業績とまったく関係の無い所で、一躍脚光を浴びることになります。
二宮金次郎
夜の学校は、ほとんど二宮金次郎の独壇場です。
学校の怪談によると、ほとんどすべての日本中の学校で夜になると二宮金次郎が走っています。
グラウンドや廊下や教室は、二宮金次郎の足跡だらけです。
二宮金次郎の像が無い学校では、理科室の人体模型やガイコツ等の、何か他のものが走らなければなりません。
人体模型が走った後には肝臓や腎臓が、ガイコツの場合は肋骨が廊下に落ちています。
さらに、二宮金次郎は図書委員として活躍し、図書室の受付カウンターで図書カードを使って占いをやっています。
音楽室では、壁に掛かったベートーベンとピアノを弾きながらデュエットし、夏場は、プールでオリンピック選手並みに泳ぎます。
開校記念日では、夜中にクルッと一回転する二宮金次郎もいるようです。
また、背負っている薪の数は数える度に変わり、数え終わった生徒は恐ろしいことに死んでしまうとも言われています。
読んでいる本のページも光速でベラベラベラベラと捲っていると言う噂も流れています。
そして、何を読んでいるのか覗き込もうとすると睨み付けられたり、慌てて本を閉じたりするようです。
慌てて本を閉じるくらいですから、この本には、とっても、すごいものかいやらしいものが載っているのです。
これほど有名な二宮金次郎の像を学校から撤去するのは、子供の夢を潰しますから止めた方が良いのです。
恐怖体験
昔、怖がりな友達と深夜のドライブに行った時にやったイタズラ。
自分が運転。
①,まず人けのない、とんでもない山道へ行く。
②,「 なぁ、今の女の子って、こんな時間にこんなとこで何してるのかな?」
とか言う。
止まりはしない。
もちろん女の子なんか見てない。
③,15分置き位の間隔で「 あれ?さっきの子じゃない?」とか言う。
④,3回目で「ちょっと声かけてみる」とか言って車を止めて降り、誰も居な
い所で話してるフリをする。
⑤,びびりまくった友達が勝手に車で逃げる。
俺を置いて。
⑥,途方に暮れる。
あの時は本当に参った。
小学校の七不思議
うちの出身D小学校の七不思議
1)理科室で骸骨がカップラーメンを作っている。
2)蒸し暑い夜にプールで骸骨が泳いでいる。
3)放送室のマイクを使って骸骨がカラオケをしている。
4)校庭の鉄棒で骸骨が懸垂をしている。
5)体育館で骸骨が自分の頭でバスケしている。
6)図書館で骸骨が本を読んでいる。
7)夜の2時に校庭で一人ボケをするとどこからか突っ込みが返ってくる。骸骨の仕業らしい。
その近くにあるK中学校の七不思議の一部
3)音楽室で夜中にD小学校の骸骨がピアノをひいている。
5)校長室の歴代校長の写真から、バイクが好きだった校長が夜中に飛び出してバイクで走り回る。偶にD小学校の骸骨とツーリングしている。
町内でささやかれている噂
1)とある釣りスポットで夜中D小学校の骸骨が自分の骨をルアーにして釣りをしている。
2)夜中にD小学校の骸骨がランニングしている。
ラジオ体操もしていた。
アグレッシブすぎだろ骸骨。
小学校の黒歴史
小学校は黒歴史しかない。
1年生…運動場で野グソ→先生絶句
2年生…個人個人のミニトマト栽培で勝手にクラスメートのトマトを収穫、胃の中へ→反省文
3年生…月の妖精()という自己設定
4年生…学校のトイレの個室間を敷居を乗り越えて移動し、全個室ロック→反省文
5年生…>>6(私の書き込み)の通り、教室でうんこ→ばれず(ばれてたかもしれない)
6年生…今までを振り返り、自分に絶望して同級生と同じ中学には行きたくないと決心→中学受験
中学からは新天地で特に黒歴史を残すことなくがんばりました。
小学校の同窓会だけは行きたくない…。
小学校の時、みんなが図書室行ってる間に教室の片隅でうんこした
その時図書室にいなかったのが私だけだったので当然疑われたが知らぬ存ぜぬで押し通した
教室でうんこってどういうことww
漏らしたの?
いやもらしたわけじゃないんだけど、当時担任がバカ教師で(私が言えたことじゃないけどw)色んな事件があって、その先生がみんなから嫌われてたんだ。
でも、恐怖政治っていうか、誰も意見できない感じだったから、私が小さな仕返しとしてうんこしてやろう!みたいな。
今思えばよくわかんない思考だけど、結果的に誰のものともわからない特大うんこをその先生に片付けさせることができたので、今でもちょっと満足してる。
上を見て、ちょっと自分の小学生時代と似てると思った。
一年生・・・帰りのHRの時に友達を誘って学校を抜け出し、先生達大騒ぎ。
危うく警察沙汰になる所だったが公園で取り押さえられ一件落着。
後日反省文&トイレ掃除。
二年生・・・一年間テストを白紙で提出し続けた。
何度怒られてもやめなかった為、知能遅れだと思われ
危うく養護学級に入れられそうになったが、
最後のテストではちゃんと書いて提出したので免れた。
三年生・・・常にスカートをめくってパンツを見せびらかしていた。
先生に注意されても「本当は先生だって見たいくせに」とか言ってやめず
保護者呼び出し&反省文。
四年生・・・好きな男子に無理矢理キス。
その男子は特に何も言わなかったがそれを見ていたクラスメイトが騒ぎたて
先生に報告されて相談室で長々とお説教をくらう。
五年生・・・遠足で一人別行動。
知らないお兄さんとお弁当を食べてる所をクラスメイトに見つかり
先生に報告されて激怒され、後に反省文。
六年生・・・修学旅行で夜、好きな男子の部屋に行きお菓子パーティー。
家から持ってきた父親のエロ本を皆で読み、先生が見まわりにくるので
押入れに隠れて、狭いので男子の上に跨がって就寝。
朝、その状態で先生に発見され大問題となり
反省文&後に性についての学年集会が開かれた。
なんだか、今思えば相当なDQNだったな。
卒業式で先生から聞いたのだが、職員室はいつも私の話題でもちきりだったらしい。
思い出すと消えたくなる。
参観日
小学校ののとき、児童たちが「将来の夢」について作文読んでた。
まだ低学年ということもあり、夢いっぱいの子どもたちが、
「大きくなったら中村俊輔みたいなサッカー選手になります」とか、
「大きくなったら、お母さんみたいな看護婦さんになります」とか言ってる中、
「大きくなったら総理大臣になります」と言う子がいた。
その子の作文の内容が、
「大きくなったら総理大臣になります。
そして、子どもに変な名前をつけちゃいけないっていう法律を作ります。
変な名前だと子どもはイヤです。
大人は、子どもがイヤなことをしたらいけないと思います。
子どもに変な名前をつけた大人は罰金にします。
それから、変な名前の人は自分で変えてもいいっていう法律を作ります。」
と宣言してて、教室内がしーんと静まり返った。
作文を読み始めるまでは、教師の制止も無視してビデオ撮りまくって、
「こっち向いてー。もっと大きい声で読んでー。」とかやってた、その子の両親が
ビデオカメラとめて無言でうつむいてるし。
その作文を読んだ子の名は「恋獅子(れんじし)」君。
友人Tと僕
小学生の頃、放課後、友人Tと校庭での遊びを終え教室に戻ると、オカルト好きなB子と数人の女子が、コックリさんをやっていた。
当時『学校の怪談』と言う本が馬鹿売れしていて、ちょっとしたブームだった。
中でもB子は自称霊感少女であるらしく、
「 コックリさんをやる時は、私がいれば大丈夫。何か取り憑いても、私が御祓いしてあげる。」
と言って、みんなから慕われていた。
Tは“アホくさ”と軽蔑したような顔で女子を睨み、
「 コックリさんなんて、いるわけねーじゃん。」
と喧嘩を売り始めた。
するとB子は、
「 そういう事言わない方がいいよ、呪われちゃうよ。」と応戦。
「 はっ?馬鹿じゃねえ?
俺んち寺やってるから、周り墓地だけど、人魂の一つも見た事ねえよ!」
とTが吠えます。
すると女子の中の一人Cちゃんが、
「 でも、これ勝手に動くんだよ・・・。
嘘じゃないって。」
と怖がりながら、コックリさん体験を話す。
そうよそうよと女子たちが調子に乗り出し、
「 だったらK君(僕です)とTも一緒にやろうよ。」
と言い出した。
Tは、
「 上等だよ。」
とやる気まんまん。
僕は恐がりだったので遠慮すると、
「 じゃあKは先に帰ってろよ。」
とT。
帰っても良かったんだけど、僕はCちゃんの事が好きだったので、残って見ている事にしました。
いざコックリさんが始まりましたが、僕はCちゃんの事ばかり気にしていて、あまり経過を見ていませんでした。
憶えている事と言えば、10円玉が動いた際、Tの、
「 誰だよ動かしてんの、わかってんだぜ。」
と言う声がしきりに聞こえていました。
時間も経ち、例の「コックリさんお帰り下さい」のくだりへきました。
すると、怖い話で良く見かける『NO』を繰り返し、帰ってくれないとい事態になりました。
見守る女子が動揺し始めると、B子は「大丈夫。私の霊感で何とかするわ」と、インチキ臭い事を言い出す。
Tはその状況を馬鹿にしたような笑みで見つめ、
「 はいはい。終り終わり。」
と、コックリさんの紙をぐしゃぐしゃに丸め投げたのです。
「 ちょっとあんた!何やってんの!」と怒るB子。
「 これで俺呪われたんだろ?
へっへっへ。
どうせ何も起きないけどな。」
とフラグを立てるT。
どうして良いのかわからず混乱する女子たち。
ちょっと涙ぐんでいるCちゃん。
Cちゃんに「大丈夫だよ」と言ってやりたい僕。
そんなこんなで、混乱しつつもお開きになり、帰宅する事になった。
その日の夜、Tの家に泥棒が入った。
学校では「呪いのせいじゃない?」と噂されていたけど、
「 何で呪いが盗みするんだよ。
あほか!」
とTは余裕だった。
何でも、大した被害はなかったらしい。
僕も、これはさすがに偶然だろ、と思っていた。
数日後、Tが車に撥ねられた。
Tの自転車はタイヤに潰されたが、Tにはかすり傷すらなかった。
これは呪いのせいだろと思ったけど、Tは、
「 いや、完全に俺の不注意。
曲がり角かっ飛ばしてったからな。」
と笑っていた。
何でも、その曲がり角では、前々から何度もぶつかりそうになっていたとか。
「 あれだな。
ああいう時って、スローモーションに感じるって本当だな!
ノロイのせいか。」
などと冗談ぶっこいていた。
更に数日後、男友達数人で鬼ごっこをして遊んでいた時、Tが階段を踏み外し下まで転げ落ちた。
みんなその場で凍って、「あわわ」になってしまった。
もしかして何者かに突き落とされたんじゃ・・・と思った。
が、Tはピョンと立ち上がり、
「 危ねえ!
階段の途中に犬の糞があった!
踏まないようにしようとしたら落っこちたぜ!」
と爆笑。
僕たちも安堵と面白さに爆笑。
Tは擦りむいただけで済んだ。
更に数日後、図工の時間、Tは彫刻刀で指を怪我した。
「 呪いだ!!」
とみんなが騒いだ。
B子が、
「 T君の手を掴んでいる白い手が見えた。」
と言って怯えたが、Tは怪我した指を見せびらかせながらプゲラっと笑った。
勝手に手が動いたとかそんなんではなく、指を広げて置き、指の間をトントン彫刻刀を行き来させる、度胸試しに失敗したからだった。
(エイリアン2で、ヒューマノイドがやってたやつです)
ただ、普段面白い人気のあった先生にこっぴどく怒られ、凹んではいた。
その他にも、Tの身に色々な事故怪我はあったけど、呪いなのかと言われればどれも微妙だった。
学校では「Tは呪われているが、それ以上に強い守護霊に守られている」と噂された。
ただB子だけは、「呪われている」と言い続けた。
ある日、遠足にて川辺の飯盒炊飯をやっていた。
「川には入るなよ」と先生は言っていたが、そう言われて守る者もいなく、食後にはみんな川に入ってばしゃばしゃ遊んだ。
比較的穏やかな流れだったし、そんなに深い場所もなかったので、先生も笑って見ていた。
しかし、事故が起きた。
B子が溺れたのだ。
川の底にあったガラスの破片を踏んでしまい、パニクったそうだ。
助けたのはTだった。
「 呪われているのは、私かもしれない・・・。」
と泣きじゃくっていたが、Tが、
「 心配すんな。呪いなんかないって。
それに呪われるんなら、俺だろ?
お前は平気だよ。」
と励まし、安堵したようだった。
それ以来、B子はオカルト的な事を言わなくなったし、Tの事も悪く言わなくなった。
というか、絶対好きになっていた。
ある日、Tと二人で帰っている時に、
「 ねえ、T君は怖くないの?
やっぱ呪いって嘘かな?」
と僕は聞いてみた。
Tはちょっとだけ真面目な顔になって、
「 誰にも言うなよ。」
と前置きをすると、
「 実はあのコックリさんやった日によ、夢の中に狐が出てきた。
んでビビってさ、父ちゃんにお経唱えてもらって、近くのお稲荷さんに油揚げ持っていった。
だけど、その後でも俺、怪我とかしてんだろ。
ってことは、呪いのせいなんかじゃなくて、ただ単に俺が不注意だってことじゃん。」
と言って、Tは恥ずかしそうに笑った。
良く解らなかったが、
「 そ~かァ・・・。」
と、何となく納得した僕でした。
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