大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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なんじゃもんじゃ物語235

2007-12-15 18:20:13 | _2-19 港への道
 そのとき、H1号を持っていたなんじゃ殿様が口を挟み、シミコ婆さんに聞きました。

「 あの~、今、ホンジャ大学と言ったけど・・・。
 それって、なんじゃ国ともんじゃ国の中立地帯にあった大学?」
「 ああ、昔はな。」
「 え、昔って?」
「 昔は、そうじゃったがな。
 今は、なんじゃ国は無くなって、もんじゃ国が三つの島を統治しているがの。」
「 ギョェ~~~~~~~!!」

なんじゃ王子は、シミコ婆さんの話に驚きました。
お頭ブラックがなんじゃ王子に聞きました。

「 何を、驚いているんだ?」
「 なんじゃ国が無くなった・・・。
 どうして・・・・。
 なんじゃ国は、僕の国だよ。」

なんじゃ王子は、続けてシミコ婆さんに尋ねます。

「 どうして、なんじゃ国は無くなったの?
 なんじゃ王はどうなったの?」
「 なんじゃ王ともんじゃ王は、戦争で相討ちで両方とも亡くなった。」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 今は、もんじゃ国が全島を統一して、もんじゃ国の大臣のチカーメが国王
 じゃ!」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 なんじゃ王子もエレーヌ姫も行方不明のようだし、なんじゃ国のホイ大臣は、
 タコ焼き屋をやってるよ!」
「 ギョェ~~~~~~~!!」
「 ギョェ~、ギョェ~とウルサイ奴じゃのう・・・。
 でも、おまえも何処かで見たような顔じゃが・・・。」



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