新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

ケルンの街歩き① ホテルレストランには戦後の著名な政治家たちがズラリと勢ぞろい。

2019-07-09 | ドイツ・ケルン

 

 とても静かな朝。まるで日本の梅雨時のような雨が、粒にもならず気体になる寸前の細かさで空間を覆っている。ケルンの煙る朝。

 本来ならベッドでぬくぬくと昼まで過ごしたい気分。でも滞在時間は短い。瞼をこすりながら朝食ルームになっているホテル経営のレストランへ出かけた。

 到着したこのレストランの壁面は、一気に眠気を覚ましてくれた。というのは、壁一面に欧米の著名な政治家たちの写真がズラリと張り巡らされているのだ。ケネディ、ブッシュ、メルケル・・ポスターや映画の名場面を飾ったカフェやレストランは、パリのラ・ロトンド、バルセロナのクワトロ・ガッツなど入ったことがあるが、政治家オンパレードは初めての経験だ。

 せっかくなので、それらの写真を観察してみた。

 アメリカ。ケネディ大統領。

 ドイツ・メルケル首相。だいぶ若いなあ。

 右横にソ連・スターリンがいる。

 右にゴルバチョフ書記長。

 レーガン米大統領。

 毛沢東とフルシチョフ。

 プーチン、メルケル、ブッシュ。

 これは統一前の東ドイツベルリンの風景かも。

 「ここから2マイル先はソビエトのゾーン」と書かれている。思えば、ドイツの壁が壊されて分断が解消されてから、もう30年にもなるんだなあ。

 ホテルのオーナーが趣味で収集していたとか。とにかくバラエティ豊かな要人コレクションだ。

 ちなみに、泊ったホテルは「ラインホテル ザンクトマルティン」ホテル。中央の白い5階建ての建物だ。

 

 

 

 

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