さあ、今度はボーザ散策のスタートだ。ここもサルディーニャで最初に訪れたカステルサルドと同様に「イタリアで最も美しい村」に登録されている。
「教会や城壁など歴史的な建造物が残り、自然と調和した美しい景観を保っていること」などの条件を完全に満たした美しい村だ。
その美しさは、最初に目にしたカラフルな村の遠景で印象付けられていたが、夕景や翌日登った城壁からの眺めなどでさらに強く実感することになる。
ボーザに戻ったが、まだまだ陽は高い。夕食までの時間、近所の散策に出かけた。町の中心を流れるテーモ川がゆったりと流れる。
その川を渡るこの橋の名はフィレンツェの有名な橋と全く同じ「ポンテ・ヴェッキオ」。
旧市街に沿ってヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りを進む。狭い道幅に迫るように建物が建っている。
地面にはびっしりと石が敷き詰められており、スニーカーでないと歩くのに苦労する。また、車輪の幅に石畳が敷かれている。でないと、車はガタガタ揺れて走行が大変になってしまう。
建物のたたずまいは美しい。
商店が軒を並べる地域に差し掛かった。
ビルの上から下まで通しの花壇装飾がなされたしゃれた建物。
10分ほど歩いて公園に着いた。
この市民公園には親子連れが沢山。
自転車で遊ぶ子供もあちこちに。
ガキ大将たちがごっそり。
通りには洒落た看板をいくつか見かけた。
踊る女性のシルエットポスター。
これはドアに描かれた女性像。
ホテルへの帰りがけ、通りの突き当りにドゥオモの塔がピクチャレスクにそびえていた。
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