新イタリアの誘惑

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東京探訪・東京駅③ 丸の内駅舎天井に、実は月の満ち欠けがデザインされていた!

2020-06-05 | 東京探訪・東京駅

 丸の内駅舎ドーム3階部分を支えるブラケット(持ち送り)に面白いものを発見した。

 ここにはは月の満ち欠けを表現したものがデザインされている。実は創建当時にあったものだが、東京大空襲で破壊されて失われてしまった。それを近年の修復工事で復元したものだという。

 まずは三日月。

 かなり円部分が膨らんできた十三夜。

 これが満月。見事に真ん丸。

 そして下弦の月。次第に月はやせていく。こんなしゃれた意匠がさりげなく配置されているのがうれしい。

 創建当時の遺品も陳列されている。階段の手すりと欄干の装飾部分だ。アール・ヌーヴォー調の仕上がりになっている。

 また、ドーム部分の装飾レリーフもあった。「上が菱の実。下がエッグ&ダート」と説明がついていた。このように完成当初の面影をたどるコーナーも設置されていた。

 

 

 


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