丸の内駅舎ドーム3階部分を支えるブラケット(持ち送り)に面白いものを発見した。
ここにはは月の満ち欠けを表現したものがデザインされている。実は創建当時にあったものだが、東京大空襲で破壊されて失われてしまった。それを近年の修復工事で復元したものだという。
まずは三日月。
かなり円部分が膨らんできた十三夜。
これが満月。見事に真ん丸。
そして下弦の月。次第に月はやせていく。こんなしゃれた意匠がさりげなく配置されているのがうれしい。
創建当時の遺品も陳列されている。階段の手すりと欄干の装飾部分だ。アール・ヌーヴォー調の仕上がりになっている。
また、ドーム部分の装飾レリーフもあった。「上が菱の実。下がエッグ&ダート」と説明がついていた。このように完成当初の面影をたどるコーナーも設置されていた。
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