佐賀県嬉野市の、中島緑茶園の釜ぐり茶。
1つ前の記事の、釜炒り緑茶関連で、upしてみました。
今は緑茶を作るのに、発酵を止める為、蒸し製法を行っているところがほとんど。
日本の95.5%は、蒸し製法だそうです・・・、中島緑茶園の店主さんがおっしゃっていました。
しかし、あとの4.5%は、こちらの緑茶園だったり、宮崎県や熊本県の一部の茶園では、釜炒り製法で作る緑茶も扱っているそうです。
中島茶園の店主さんに、蒸し製法のと釜炒り製法の乾燥茶葉の、香りを体験させていただきました。
蒸し製法のは、香りが優雅でした。柔らかく甘い風味が楽しめそう。
釜炒り製法のは、強い香りでした。きりっとした風味が楽しめそう。
油っぽいもの・・・、例えばステーキやチャーハン等を食べた後には、釜ぐり茶は、後口をさっぱりしてくれて、良さそうな感じがしました。
日本で釜炒り製法のお茶を作っている貴重な茶園さんから購入のお茶・・・、楽しみたいと思います~
釜ぐり茶の美味しいいれ方
計量スプーン大→7分目
湯温→80度
湯量→100cc
蒸らし時間→1~1分半
その昔、中国は明の時代、釜や鍋で茶葉を炒ってお茶を作る製法(釜炒り製法)が流行し、その明から佐賀県嬉野地方に、陶器を作る人達が渡って来た時に、陶器技術とともに、お茶の製法も伝えられたそうです。
江戸時代中頃に、蒸し製法が開発されるまでは、日本では、釜炒り製法が主流だったようですが、今は、蒸し製法が主流となりました。(唐や宋の時代に、中国から蒸し製法の基礎が、日本の高僧により、もたらされた事もあったが、技術開発が進んだのは、江戸時代の中頃だったのでしょうね。日本人には、蒸し製法の風味の方が、水や食文化に合うのでしょうか。)
嬉野茶は、日本で初めて海外へ輸出されたお茶として知られ、それが釜炒り茶だったと言う事だと思います~
*さっぱりしていますが、時間の経過につれ、口の中に、甘みが広がり、さっぱりだけではなく、甘い余韻を楽しました~