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加齢での薄毛、小さくなる毛根部分

2016-03-02 | 医学
 東京医科歯科大学の西村栄美教授らの研究チームは、「加齢で毛が生え難くなるのは、たんぱく質の一種のコラーゲンが減り、毛を生やす器官が縮小するため」(2月5日発表)。
 加齢で薄毛になる仕組みを解明するため、毛を生み出す細胞を作る「幹細胞」に着目した。「幹細胞」は、年齢が若いうちは毛を生み出す細胞を作り続けるが、加齢で作る能力が低下し、幹細胞がフケやアカ(垢)となって皮膚からはがれ落ちることがわかった。加齢で徐々に毛根が小さくなり、それにより、生えてくる毛も細くなって最終的には生えなくなる。毛根が小さくなるのは、男性の特徴と考えられてきたが、今回の研究で、性別に関係なく加齢で小さくなることもわかった。
 マウス実験では、老化で幹細胞のDNAに傷が残り、「17型コラーゲン」を分解する酵素が多く出るようになっていた。「17型コラーゲン」が分解されて減少すると、毛包が小さくなる。これの減りを抑えることで、薄毛の進行を抑えられ、西村教授は「5年~10年の間に治療薬ができれば」と言う。

 最高気温は数℃と昨日と同じく低くて寒い。天気は晴れ。
 雪を被った”ナンテン”の赤い実。赤と白と緑の色対比が綺麗だ。”ナンテン(南天)”は「難転・・難を転ずる」「成天」から厄除けの縁起木(吉祥木)として植栽される。・・玄関前に植えられていた。
 ナンテン(南天)
 別名:南天燭(なんてんしょく)、南天竹(なんてんちく)
 メギ科ナンテン属
 半常緑性の低木
 ナンテンは紅葉も実も美しいので庭園に良く使われる
 開花時期は6月~7月、花色は白色(中央は黄色)、花径は数mm
 果実は径6mm~7mm位、秋頃から色ずく
 果実の色は普通赤色、実色が黄白色のシロミナンテン、淡紫色のフジナンテン、橙色のウルミナンテンなどの園芸品種がある