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世界の二酸化炭素排出量、15年は321億トンと前年と同じ

2016-03-18 | 環境
 国際エネルギー機関(IEA)は、2015年の世界の「エネルギー起源二酸化炭素(CO2)」の排出量は、321.4億トンと前年(321.3億トン)とほぼ同じだったと発表(3月16日)。世界経済が2014年に3.4%増、2015年に3.1%増と前年から3%以上成長しているが、CO2の排出量が変わらなかったのは「再生可能エネルギーの普及が進んだため」と言う。発電量の増加分の9割を占めたのは、再生エネルギーで、風力による発電量だけで増加分の半分以上を占めたと説明している。
 これより、「経済成長と排出量増加の関係性が弱くなっていることが改めて証明された」としている。
 ◆世界の二酸化炭素排出量(IEA調べ、2013年)
 中国   90.2億トン
 アメリカ 51.2億トン
 インド  18.7億トン
 ロシア  15.4億トン
 日本   12.4億トン
 ドイツ  7.6億トン
 韓国   5.7億トン
 カナダ  5.4億トン
 イラン  5.3億トン
 サウディアラビア 4.7億トン

 気温高く、天気は晴れ。・・風も穏やかなので、小春日和。
 緩い傾斜の丘陵地をなだらかに上り下りの道。道沿いにネコヤナギが植えられている。今年も花穂が銀白色で柔らかく、猫の尻尾の様に見え、花が咲き出した。花(尾状花序)の後に葉が出る。
 ヤナギ(柳)は、ヤナギ科ヤナギ属 の樹木の総称である。世界に約350種あると言われ、日本でも30種以上はあると言う。日本では、柳と言えばシダレヤナギ(枝垂柳、落葉高木)を指すことが多いが、ネコヤナギ(猫柳、落葉低木)も親しみ深い種の一つである。名(ネコヤナギ:猫柳)の由来は、花穂が銀白色で柔らかく、猫の尻尾の様に見える「猫の尾をした柳」からである。別名は、「猫の尾」ではなく「小犬の尾」に例えて”エノコロヤナギ(狗尾柳)”・・。
 ネコヤナギ(猫柳)
 別名:川楊(かわやなぎ)、狗尾柳(えのころやなぎ)
 学名:Salix gracilistyla
 ヤナギ科ヤナギ属
 落葉性低木
 雌雄異株
 原産地は日本・中国など
 早春、葉が出る前に大きな花穂を付ける
 開花時期:3月~4月
 花は尾状花序