磯博康大阪大教授と国立がん研究センターなどのチームが、「朝食を食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血の危険性が36%高まると」の論文を米医学誌に発表した(2月4日)。
チームは全国8県の45歳~74歳の男女8万2772人を1985~2010年まで約13年間追跡調査した。その間、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)を発症した3772人と、虚血性心疾患(心筋梗塞、急性心臓死)を発症した870人について、朝食との関連を調べた。脳出血を発症したのは1051人で、調査開始時に朝食回数を週に0~2回と答えていた人は、毎日取る人に比べ脳出血になる確率が36%高かった。脳卒中全体の危険性も18%高かったが、脳梗塞単独では差はなかった。
朝食を抜くと空腹によるストレスなどで血圧が上がることが知られている。高血圧は脳出血の大きな要因で、中でも早朝の血圧上昇がリスクを高めるという。磯博康大阪大教授は、「そうした背景が脳卒中を引き起こす原因につながっている可能性がある」と指摘する。
晴れ。今日あたりから暖かくなる、との予想。
散歩で見つけた”ツクシ”。小さく纏まって出ていた。”ツクシ”はスギナの胞子茎(胞子穂、胞子体とも言う)で、胞子茎(ほうしけい)とは胞子嚢(ほうしのう、胞子が入っている袋)をつける茎。ツクシの後に続いて、横から栄養茎(主軸の節ごとに取り巻くように細い線状の葉が付く)が出てくる・・これがスギナ(杉菜)。
名(ツクシ)の由来は、スギナに付いているから付子(ツクシ)説、ツクヅクシ(突く突くし、突出している様子)の転訛のツクシ説、突々串〈つくつくくし、串の様に突き出ている)からの説、澪標〈みをつくし、航路標識:水から突きでた柱)からの説、などがある。漢字での「土筆」は、土から伸びる筆の姿を表している。
因みに、ツクシは食用となると言い、「胞子のほろ苦さと茎の歯ざわりは最高」との評。
ツクシ(土筆、付子)
英名:horsetail(馬の尻尾)
スギナ(杉菜)の胞子茎、スギナはトクサ科トクサ属
出る時期は、桜の開花と同じ頃の3月下旬~4月上旬
チームは全国8県の45歳~74歳の男女8万2772人を1985~2010年まで約13年間追跡調査した。その間、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)を発症した3772人と、虚血性心疾患(心筋梗塞、急性心臓死)を発症した870人について、朝食との関連を調べた。脳出血を発症したのは1051人で、調査開始時に朝食回数を週に0~2回と答えていた人は、毎日取る人に比べ脳出血になる確率が36%高かった。脳卒中全体の危険性も18%高かったが、脳梗塞単独では差はなかった。
朝食を抜くと空腹によるストレスなどで血圧が上がることが知られている。高血圧は脳出血の大きな要因で、中でも早朝の血圧上昇がリスクを高めるという。磯博康大阪大教授は、「そうした背景が脳卒中を引き起こす原因につながっている可能性がある」と指摘する。
晴れ。今日あたりから暖かくなる、との予想。
散歩で見つけた”ツクシ”。小さく纏まって出ていた。”ツクシ”はスギナの胞子茎(胞子穂、胞子体とも言う)で、胞子茎(ほうしけい)とは胞子嚢(ほうしのう、胞子が入っている袋)をつける茎。ツクシの後に続いて、横から栄養茎(主軸の節ごとに取り巻くように細い線状の葉が付く)が出てくる・・これがスギナ(杉菜)。
名(ツクシ)の由来は、スギナに付いているから付子(ツクシ)説、ツクヅクシ(突く突くし、突出している様子)の転訛のツクシ説、突々串〈つくつくくし、串の様に突き出ている)からの説、澪標〈みをつくし、航路標識:水から突きでた柱)からの説、などがある。漢字での「土筆」は、土から伸びる筆の姿を表している。
因みに、ツクシは食用となると言い、「胞子のほろ苦さと茎の歯ざわりは最高」との評。
ツクシ(土筆、付子)
英名:horsetail(馬の尻尾)
スギナ(杉菜)の胞子茎、スギナはトクサ科トクサ属
出る時期は、桜の開花と同じ頃の3月下旬~4月上旬