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2015年度芸術院賞に9人、坂東玉三郎さんら3人に恩賜賞

2016-03-25 | アート・文化
 日本芸術院は、優れた芸術活動を表彰する2015年度日本芸術院賞を、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん(65)ら9人に贈ると発表した(3月23日)。坂東さん、小説家の辻原登辻原さん、日本画家の後藤純男さんの3人には、特に顕著な業績を認め恩賜賞も贈る。 授賞式は6月13日に日本芸術院会館で開かれる。
 ▽日本芸術院賞・恩賜賞
 坂東玉三郎(65):本名守田伸一。歌舞伎、女形を代表する活躍と演技。
 辻原登(70):本名村上博。小説、多年にわたる文学的業績。
 後藤純男(86):日本画、再興院展出品作「大和の雪」。
 ▽日本芸術院賞
 山田朝彦(72):彫塑、改組新日展出品作「朝の響き」。
 春山文典(70):工芸、改組新日展出品作「宙の河」。
 宇多喜代子(80):詩歌(俳句)、長年の実作、評論の業績。
 高橋章(81):能楽、優れた舞台と後進育成の業績。
 中村歌六(65):本名小川進一。歌舞伎、脇役を深く掘り下げる芸風。
 中村梅彌(58):本名中村光江。舞踊、優れた作舞、後進育成の業績。

 晴れ。気温は低く、風もある。3月並みの気温だが、体感温度は低い。
 小さなお庭で、”ショウジョウバカマ”の花が咲いている。葉は根本から多数出てロゼット状に平らに広がり、花茎はその中から出て、その先端に横向きに花が付いている。花の色は淡紅紫色、生育場所によって紫色・紅色・白色と変化する。開花期は低山では3月4月、高山では雪が溶けた6月7月となる。
 名(ショウジョウバカマ)の由来は、紅紫色の花を空想上の動物”ショウジョウ(猩々)”の顔に、葉がロゼット状に広がる様子を”袴”に見立てた、と言う。花の色が猩々の赤い髪や緋色の袴の色にいているからと言う説もある。
 ショウジョウバカマ(猩猩袴)
 別名:簪花(かんざしばな)
 ユリ科ショウジョウバカマ属
 原産地:日本、朝鮮半島
 常緑の宿根草、やや湿った場所を好む
 垂直分布が広く、田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生える
 3年分の葉を持つ(当年葉、1年葉、2年葉)。2年葉の主脈の先端部に不定芽(無性芽)ができることがある
 開花時期は3月~4月
 白花もある(シロバナショウジョウバカマ