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日本の受動喫煙対策、G7諸国で最悪

2016-09-01 | 健康・病気
 厚生労働省の有識者検討会は「喫煙と健康影響」に関する報告書(たばこ白書)案をまとめた。日本の受動喫煙対策を「世界最低レベル」とし、「屋内の100%禁煙化を目指すべきだ」と提言している。
 世界保健機関(WHO:World Health Organization)による各国のたばこ対策7項目の評価で、日本は「受動喫煙からの保護」「マスメディアキャンペーン」「広告、販売促進活動などの禁止要請」の3項目が「最低」で、G7諸国で最悪だったと報告した。世界49ヵ国では、医療機関や大学・学校、飲食店、公共交通機関などの公共の場で「屋内全面禁煙」とする法規制をしているが、日本は努力義務にとどまり、「最低レベル」と判定されていることも紹介した。
 国立がん研究センターは、日本人の非喫煙者を対象とした受動喫煙と肺がんとの関連結果を発表した(8月31日)。同研究によって、受動喫煙のある人は、受動喫煙がない人に比べて肺がんになるリスクが約1.3倍になることが明らかになった。日本では肺がんの死亡のうち、男性で70%、女性で20%が喫煙が原因と考えられている。肺がん以外のがんとの関連性も指摘されており、がんの死亡のうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因とされている。

 今日は晴れ。夏が戻って来た感じ・・暑い。
 垣根の”ハギ”に花が咲きだした。”ハギ(萩)”とは、マメ科ハギ属の植物の総称なので、”ハギ”と言う名の植物はない、と言う。一般的には、”ハギ(萩)”と言えば、”ヤマハギ”を指す事が多い。”ヤマハギ”は日本各地の山野に自生する品種で、木の高さは2m程と高く、枝がやや細いのが特徴。7月~9月に明るい紅紫の花が咲く。
 古くから日本人に親しまれ、秋の七草の一つである。
 秋の七草
  女郎花(オミナエシ)、尾花(オバナ)、桔梗(キキョウ)
  撫子(ナデシコ)、藤袴(フジバカマ)、葛(クズ)、萩(ハギ)
 名(ハギ)の由来は、毎年古い株から芽を出し「はえぎ(生芽)」と呼ばれたことによる。
 ハギ(萩)
 別名:庭見草(にわみぐさ)、野守草(のもりぐさ)、初見草(はつみぐさ)、鹿鳴草(しかなくさ)
 英名:Bush clover 、Japanese clover
 マメ科ハギ属
 落葉低木
 原産地は広く、北アメリカ~東アジア
 開花時期は7月~10月
 総状花序に紅紫色の蝶形花を付ける
 果実は豆果。1cm位の円形で、褐色に熟す