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ナツメに沢山の果実が実った

2016-09-20 | まち歩き
 今日は全体に雨、時々小休止で雨が止む。
 昨日、東北歴史博物館に出かけ、特別展と今野家住宅も見てきた。今野家(こんのけ)住宅は宮城県指定有形文化財で、東北歴史博物館の正面前にある。宮城県石巻市北上町橋浦から移築された江戸時代中後期の建築物である。
 文化遺産オンライン 今野家住宅
  http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/76226/1
 玄関横に「お月見」セットが置いてあった。歴史と一緒の雰囲気で、懐かしさを感じた。

 今野家住宅の敷地には、”ナツメ”が植えられている。これにまだ熟さない緑の果実が沢山付いている。果実は長さ2cm~3cmの楕円形で、秋には暗赤色に熟す。生でも食べられ、リンゴの様なサックトした食感で、酸っぱくなく、甘くもない、とか。多くは、暗紅色に熟した果実を、生で食べたり、甘味を加えて煮たりする。
 名(ナツメ)の由来には、夏に新芽がでるから夏芽(ナツメ)の説、お茶に使う抹茶入れのナツメに果実が似ている説があると言う。・・筆者は前者説かな。
 ナツメ(棗、夏芽)
 別名:大棗(たいそう)
 クロウメモドキ科ナツメ属
 落葉高木
 原産地は中国~西アジア、日本への渡来は奈良時代以前とされる
 開花時期は5月~7月
 葉腋に緑色の小さな花が付く。5枚の萼片が開いて星型となり、その間から小さな花弁が出る
 8月~10月に結実し、楕円形の緑色の実となる
 実は成熟して赤褐色となる