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木星の衛星エウロパで水が噴出か、NASAが発表

2016-09-29 | 天文
 木星には60個以上の衛星が見つかっている。多くの衛星は直径数十km程であるが、4衛星は特に大きく、1610年にガリレオ・ガリレイが発見したので「ガリレオ衛星」と呼ばれている。その衛星は、衛星軌道の内側から、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストである。
  番号  名前   直径   質量     平均軌道半径   公転周期
   I  イオ   3,632 km 8.92×10^22kg 421,600 km   1.76 日
   II  エウロパ 3,138 km 4.8×10^22kg  670,900 km   3.55 日
   III ガニメデ 5,262 km 1.49×10^23kg 1,070,000 km  7.16 日
   IV  カリスト 4,820 km 1.08×10^23kg 1,883,000 km  16.69 日
      木星  142,984 km 1.90×10^27kg
      地球   12,756 km 5.97×10^24kg
      月    3,474 km 7.35×10^22kg
 米航空宇宙局(NASA:National Aeronautics and Space Administration)は、木星の衛星「エウロパ」の表面で、水の噴出とみられる現象を観測したと発表した(9月26日)。
 ハッブル宇宙望遠鏡を使い、木星の前を横切るエウロパを紫外線で撮影して分析。これにより、エウロパの表面の一部から、水が高さ200キロ・メートルまで噴出している可能性が高まったと言う。これまで、土星の衛星「エンセラダス」の表面にある氷から、水が噴出していることが分かっている。エウロパからの水の噴出が確認されれば、太陽系の衛星としては2例目となる。
 エウロパの表面は厚い氷に覆われているが、その下には海があると考えられている。水があれば、生命が存在する可能性があり、将来水の成分を詳しく分析できれば、地球外生命の探査につながる。

 朝から雨。9月の後半は雨の日が多く、全国で日照率が平年の20%~50%となっている。台風が接近しているので、まだまだ日照不足が続く・・。午後から曇り・・かな。
 ”キンモクセイ”は、花が咲き始めるころが最も香りが強くなるようだ。で、今日の雨で少し香りが弱くなった、かな。
 花から強い芳香を放つ庭木の代表格は、キンモクセイ(金木犀)、ジンチョウゲ(沈丁花、花期2月末~3月始め)、クチナシ(梔子、花期6月~7月)で、「花の三香木」との呼び方がある。毎年、花と香りが楽しみ。
 ”キンモクセイ(金木犀)”は雌雄異株。日本には雄株のみの渡来(中国が原産)なので結実しない、稀に雄株もあると言う。名(キンモクセイ:金木犀)の由来は、黄色(金色)の花を付け、樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ているからと言う。
 キンモクセイ(金木犀)
 モクセイ科モクセイ属
 常緑小高木
 江戸時代初期に渡来(雄株のみ)
 開花時期は9月下旬~10月中旬
 花は淡いオレンジ色、花径は数mm程度
 枝にビッシリと大量に咲く
 散った多量の花びらがオレンジ色の絨毯の様に地面に広がる