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15歳~39歳の引きこもり54万人、人数減少するも長期・高年齢に

2016-09-08 | 資格・転職・就職
 内閣府は、学校や仕事に行かず、半年以上自宅に閉じこもっている15歳~39歳の「引きこもり」の人が、全国で54万1千人(推計)いるとの調査結果を発表した(9月7日)。
 調査は、内閣府が去年(2015年)12月に、全国の15歳~39歳の男女5000人を対象にアンケート形式で行い、回答を3,115人(62.3%)から得た。「引きこもり」の定義は、「趣味の用事の時だけ外出する」・「近所のコンビニなどには出かける」・「自室からほとんど出ない」との状態が6ヵ月以上続く人とし、回答者の1.57%がこれに該当した。推計はこの該当率から行った。
 初めての前回調査(2010年)から約15万人減ったが、50万人を超えている。これにより、「引きこもり」の長期化・高年齢化の傾向が分かる。前回調査からの減少は、スクールカウンセラーの配置など「政府の取り組みの効果が出ているのではないか」(内閣府)としている。ただし、40歳以上を含んでない・主婦などの女性を排除してる・などとの詳細な実態把握の必要性を指摘する声もある。
 引きこもりの状態になった年齢
  14歳以下:12.2%
  15歳から19歳:30.6%
  20歳~24歳:34.7歳(前回調査より13%増)
  25歳~29歳:8.2%
  30歳~34歳:4.1%
  35歳~39歳:10.2%(前回調査より倍増)
 引きこもりの状態になってからの期間
  6ヵ月~1年:12.2%
  1年~3年:12.2%
  3年~5年:28.6%
  5年~7年:12.2%
  7年以上:34.7%(前回調査16.9%より倍増)
 引きこもりの状態になったきっかけ(上位5つ、複数回答)
  不登校(小学校・中学校・高校)
  職場になじめなかった
  就職活動がうまくいかなかった
  人間関係がうまくいかなかった
  病気

 曇り、9時過ぎから雨。最高気温25℃位と暑くはない。またまた台風がやって来る。
 塀に絡みついた”センニンソウ”の花。日当りの良い山野に自生すると言うが、これは鉢植えである。沢山の白い花が付いている。花弁に見えるのは萼片が発達したもので、本当の花弁ではない(キンポウゲ科の特徴である)。果実には先端に白い羽毛様が付き、このモジャモジャヒゲを仙人のヒゲに見立てた・・名の由来。因みに、”センニンソウ”は有害植物であり、馬も食べないので、”馬食わず(うまくわず)”の別名がある。
 センニンソウ(仙人草)
 別名:馬食わず(うまくわず)
 学名:Clematis terniflora
 キンポウゲ(金鳳花)科センニンソウ属
 花の形態は似てないが、園芸用のクレマティスの仲間
 蔓性半木本性植物(常緑多年草?)
 開花時期は8月~9月
 花径2cm~3cm、花被片は白色で4枚
 果実に白い羽毛様が付く