ついでに言うと、グラバーは、坂本龍馬と同じ土佐出身で三菱系企業をを起こした岩崎弥太郎が会社を興すのをも支援した。坂本龍馬も亀山社中という政治組織でかつ貿易会社を興すのにグラバーの支援があったとみられる。二人ともに、下級武士で単独では会社を興せる金がなかったであろうから、日本で敵味方なく武器を売って儲けていたグラバーから支援を受けたであろう。この時期に、中国に派遣された人物にもその渡航費をグラバーが出していたようだ。後にグラバーの息子が三菱系の会社役員に入っている。
他方、三井系の会社は、江戸時代から続いていた会社であるが、結盟団事件から二二六事件にいたるテロでその役員を殺されている。しかし、三菱系の役員が殺されなかったのがなぜなのかも一つの疑問である。
いずれにしても、国家ともたれ合った会社が、軍部とも結びついて大きくなり、それが敗戦まで続いて財閥解体に至った。
現在、あまり、メディアによって問題にされないが、自衛隊の海外派遣と、米国からの武器輸入と企業との結びつきももっと公開されるべきである。
現在、防衛省の元事務次官、守屋某が裁判にかけられていいるが、それも、単純に彼だけの問題ではなく、政敵の関係もあるであろうと推測される。
他方、三井系の会社は、江戸時代から続いていた会社であるが、結盟団事件から二二六事件にいたるテロでその役員を殺されている。しかし、三菱系の役員が殺されなかったのがなぜなのかも一つの疑問である。
いずれにしても、国家ともたれ合った会社が、軍部とも結びついて大きくなり、それが敗戦まで続いて財閥解体に至った。
現在、あまり、メディアによって問題にされないが、自衛隊の海外派遣と、米国からの武器輸入と企業との結びつきももっと公開されるべきである。
現在、防衛省の元事務次官、守屋某が裁判にかけられていいるが、それも、単純に彼だけの問題ではなく、政敵の関係もあるであろうと推測される。