春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

今日のいろいろ
ことばのYa!ちまた
ことばの知恵の輪
春庭ブックスタンド
春庭@アート散歩

ぽかぽか春庭「うに染めと螺鈿細工」

2012-03-29 00:00:01 | アート
2012/03/29
ぽかぽか春庭十二単日記>布をみる(2)うに染めと螺鈿細工

 法隆寺展の会場を出ると、同じ日本橋高島屋8階フロアでは「大いわて展」というのをやっていました。岩手の県産品物産展。いろいろな食べ物や手工芸品が並んでいて、螺鈿細工やうに染めなど、お金があったら買いたいものがたくさんありました。

 螺鈿細工、川越市から宮古市に引っ越しして活躍している工芸家、澤井正道さんに作品を見せていただきました。でも、残念ながら私には高値の花。とてもきれいな螺鈿、いつか宝くじが当たったら買いたい。
http://sawaikoubou.com/prof.html
 テレビ朝日「人生の楽園」に出演したときの澤井夫妻。
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/contents/past/0068/

 それから、田川宮子さんが主宰するアトリエぐらんの染め物、うに染めを見せてもらいました。田川さんは、三陸リアス海岸で育つウニのとげとげの殻から染料を抽出することに成功し、特許をとっています。ウニの殻から染料をとると、どうしてもウニ臭くなってしまうのを、特許の製法によって、色素を失わずに臭いはとることに成功したのだそうです。ウニの身を食べた後の殻は「廃棄物」でしたが、ウニ染めに使うことで、殻も生かすことができ、これぞ地球にやさしいエコ製品。

 東京では、アンテナショップの「いわて銀河プラザ」で製品を扱っているほか宮古市の「ぐるっと遊JR宮古駅前」、「シートピアなあど」、「浄土ヶ浜パークホテル」「宮古駅ジャスター」「グリーンピア田老」で購入可能です。
 田川さんのウニ染めの紹介ページ
http://sanriku.iwate-navi.jp/special/special02.html
http://iwatemirai.com/iwatenoiimono/iwateno06.html

 ウニ染めは、媒染液の違いにより、深い赤ワインの色からオレンジ、ピンク、藤色など、淡く透明な色彩に仕上がります。絹を染めたスカーフ、夢のような色合いでとてもきれいでした。一番小さなスカーフが3000円。私にはまだまだ高い。


 聖徳太子(旧)に御縁のない生活ながらヒデヨさんとはまあまあよい仲で、本日もよく食べた。ショウトクタイシ、おっと今ではユキチに縁のない春庭、岩手のためにお金を使うなら、やっぱりこれ、と、会場内「わんこそば」の店で「そば振るまい」というのを食べました。小さなおわんが6つ。それぞれに海老天ぷら、なめたけ、とろろなどがのせてある。あっという間に食べました。

 3月14日に食べたもの。13:00、仕事先最寄り駅前の蕎麦屋で肉南蛮そば700円。15:00おやつとして、高島屋の屋上で「ちびっこのためのミニ三陸鉄道」が、屋上フロアをぐるぐる回っているのを見ながら、ツナサンドイッチを食べました。(昼ご飯用として朝作ってかばんにいれておいたのだけれど、同僚と蕎麦屋に入ってしまったので、お昼に食べ損ねた)。小岩井農場直送の「農場飲むヨーグルト」(90ミリリットル=181円)、17:30わんこそば。ここでわんこそばが食べられるのなら、お昼ご飯はラーメンにしておけばよかった。「蕎麦とラーメンどっちにする?」と同僚と決めかねて、結局蕎麦にしたのでした。帰宅後、20:00、私が昨夜漬けておいた小カブの浅漬けと娘が用意した山かけ鮪と、息子がチンした生協の茶碗蒸し。

 「ハハ、ご飯はどうするの」と娘に聞かれ、小さな声で「今日はお昼におそば食べたから、晩ご飯のお米はパス」と言いました。夕方にも蕎麦を食べたことは自己申告せず。
 「そんなに食べたなら、今夜の晩ご飯は抜きにしなけりゃね」と叱られてしまうから。

 グリーンジャンボ5億円当たったら、澤井正道さんの螺鈿のブローチやペンダント、田川宮子さんののうに染めのスカーフやブラウスも買う予定だったのですが。

<つづく>
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする