
20240806
ぽかぽか春庭アート散歩>2024アート散歩夏(1)涼を楽しむ現代日本画 in 郷さくら美術館
7月6日、郷さくら美術館で「涼を楽しむ現代日本画」を観覧。
郷さくら美術館の口上
日本画には季節を感じる題材が数多く描かれています。夏の風物詩である蓮・朝顔や、視覚から涼を感じられる水辺・高原などの情景。自然の情景だけではなく、夏の楽しい行事であるお祭りや、浴衣・金魚などの風情。五感と思い出を刺激する作品から、涼しさ・楽しさを感じていただけたら幸いです。
本展では、当館コレクションの中から暑い夏を楽しみつつ、「涼」を感じられる作品に着目しました。現代日本画家が描く、様々な「涼」の情景・空気感をどうぞご堪能ください。
本展では、当館コレクションの中から暑い夏を楽しみつつ、「涼」を感じられる作品に着目しました。現代日本画家が描く、様々な「涼」の情景・空気感をどうぞご堪能ください。
林潤一「緑林」1996

渡辺信喜「蓮池」2024」

野地美樹子「Uneri」と共に

郷さくら美術館の日本画、撮影禁止マークがついたものもありましたが、ほとんどの作品は撮影可能です。
作品の著作権と美術館などの所有権に配慮するのは当然のことですが、作品のコピー、模写などに問題がなく、館内の観覧者が映り込まないように気をつけるなどをしたうえでの作品撮影は一律に禁止すべきではない、という持論を持ってます。制限はあっても撮影自由という美術館博物館には、好感を抱きます。逆に、一律撮影禁止の美術館博物館には、アートを人に開くという館の目的を果たしていないと感じます。人に開きたくないのであるなら、美術館博物館を開館する意味はないので、閉館をお勧めする。
現在「原則撮影自由」である東京近代美術館が、全面解禁の前にとっていた制度。受付に住所氏名を届け出て身分証明証などで確認をとったうえで、「撮影許可」という腕章(あるいは体に貼るシール)を配布される。撮影することに個人が責任をもつこのやり方を続けたうえで、なんの問題も起きなかったことで、全面解禁になった。(一部外部委託の作品は、所有権の問題から作品脇にカメラ禁止マークがでているが)
かたくなに全面禁止を続ける美術館博物館の館長さん、ご検討を。アートを愛する者は、決して迷惑かけたりしないと思うので。
<つづく>