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ぽかぽか春庭「霧の中 in 椿山荘」

2025-03-02 00:00:01 | エッセイ、コラム
20250302
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2025二十五条日記春よこい(3)霧の中 in 椿山荘

 2月7日の毎日芸術賞授賞式を観覧した後、娘が「椿山荘の雲海」を見たいというので、お庭散歩。
 私は、授賞式前に開場までの時間を利用して三重塔を見ていたのですが、娘は「重要文化財より雲海」というので、ミスト発生まであと5分という時間、庭をめぐりながら待ちました。ミストは30分おきに発生します。


 結婚式場前の池のなかに、ミストの噴出口が並んでいます。時間になるとモクモクとミストが噴き出してきて、池の面は一面、雲海の景色になる。幻想的な雰囲気になり、娘と私は交代で「雲海と私」のスナップ撮影会。雲海の中の水車、雲海に浮かぶ三重塔など、フォトスポットはあちこちにあったのですが、雲海三重塔には行きつけませんでした。ミスト噴出の時間は3分間ほどで、ミスト出現から5分後にはまた普段の庭園に戻ったのですが、最後の数十秒は、池から溢れて流れるミストに包まれて、ホワイトアウト状態。あっという間にホワイトアウトは終わりましたが、山中などでまったく周囲が見えなくなる状態におかれたら、さぞ恐ろしかろうと理解できました。数十秒のホワイトアウトは、楽しかったです。


 椿山荘ディナーを食べるのにはふところがさみしく、護国寺までバスに乗り、護国寺ジョナサンで晩御飯を食べて帰りました。帰りの地下鉄、座りたいので、娘の座った車両の隣まで移動したら、運よく席が空いていて座れました。うとうととホワイトアウト。娘と別々の車両になったら、見事に下車駅をのりすごし、次の駅まで睡眠タイム。いつものことだけど。
 娘が「起きてください」と電話をくれました。娘は、下車駅で「母が降りてこないので少し待っていたけれど、電車が発車してしまったから、そのまま乗り換え電車に行った。一人で座っているときに寝ちゃだめでしょ」と、叱られました。

<つづく>
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