KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「語る兜太」

2014年07月15日 | 俳句
天気 晴一時曇

先日の結社の集まりで、主宰の書いた(語ったのは兜太先生だが)この本を買った。本は増やさない主義でも、主宰の本はどうしても欲しくなる。金子兜太氏と主宰は様々に仕事を共にしてきて仲が良い。
氏は前衛的な現代俳句、主宰は虚子~青邨、と続く有季定型、と句作は全く違うのだが。

95歳で今も朝日新聞の俳壇の選者、元気なことはびっくりするくらいだ。昨年の7月、秩父での主宰の句碑びらきにも出席されて、炎天下帽子もかぶらず、そばで見ていて心配になったほど。私は式典の間、申し訳ないがずっと帽子を被っていた。帽子なしでは、熱中症になりそうな日だった。秩父は盆地なので、熊谷と変わらないくらいに暑くなる土地なのだ。


本の内容は・・秩父に生まれたときからの自叙伝(ここまでしかまだ読んでいない)、それと戦後の俳壇にかかわった氏の足跡、兜太自句選100句、と色々。俳句は正直、私には読みとれない作品ばかりなのだが・・
借りた本だとかなり読み飛ばす。でも買った本はもったいなくて一生懸命に読む。といってもなかなか時間がない。
ゆっくりと、楽しみながら読み進めよう。

はきはきと女性車掌や冷房車  KUMI
コメント (4)
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