緑のなかの園児たち

天気　一時晴のち曇

午前中、少し晴れたので太陽を浴びたくてようやく散歩に出た。この陽気が続いてくれれば体も軽くなってきそうだ。
公園の南側は平日にはあまり人も通らなくて、保育園の園児たちには格好の運動場。スロープのある芝生を全速力で走り、登ったり下りたりしている3歳児くらいの子供たち。転んでもめげないで起き上がる。激しく転んでしばらく起き上がれない子に「大丈夫？」と保育士さんが駆け寄っても泣かなかった。また立ちあがって仲間を追いかけた。偉い偉い。親と一緒だったら、きっと泣き出していたかも。

昨日の琵琶湖畔での園児たちの大惨事を思い出してしまった。
この公園、歩ける範囲の保育園が三つくらいあってたくさんの園児たちが太陽を浴び、のびのびと遊んでいる。北側の広い広場では、歩き始めたばかりの1歳児十人余りを、3人の保育士さんが連れてきていた。


走りまわる子から、まだ歩き始めで保育士さんに手を引かれて「歩行練習」の子まで。この時期、一人でも大変なのに、数人を追いかけている保育士さんたちのなんと眩しいような・・とベンチで眺めていたら、そろそろお帰りの時刻になったようで4人乗りの手押し車に子供たちを「収容」。これがまた大変。一人を捕まえて車に乗せると、そばに居た子が走り出して車を離れていったり。


一人の男の子は、私の座るベンチ近くまで走ってきていて、保育士さんはなかなか気づかない。ま、何かある前にベンチの老人達が助けるから安心ではあるけれど・・やっと気づいて追いかけてきて、さっと抱きかかえ、走っていった。ご苦労様。
昨日の事故、同行していた保育士さんたちのショックを考えると涙が出そうになった。

子ら走る白詰草を転（まろ）びつつ　　KUMI