五月のひかり

天気　晴

写真は、公園に咲く矢車草。カーネーションよりもこの花の方が好きだ。やさしい花びらが五月に似合う。

今日は夫が治療のためにまた5日間入院する日で、同行したら、なぜかひどく疲れた。
手続き待ちの間に眺めていると、これから入院する患者も色々。若い家族が二人付き添っている老人とか、我々のように老夫婦で来る人とか、たった一人で大きなスーツケースを持って海外旅行のように見える人とか。山のような荷物を持った若い女性がたった一人だと、手術の日には家族が来てくれるのかしらん？などと心配してしまう。夫は手術出来ない症状だが、若い人は手術する人も居るらしい病棟なのだ。
余計なお世話。こちら、いずれは一人になる身だから、自分の時は？という心配でもすれば良いことで。

体調良くないのも当然。眩しいような晴天は今日で終わり、今夜からは梅雨のようにぐずついた天気が続くのだという。すでに夕刻、西の空が真っ暗になってきた。体そのものが天気予報になっているようだ。

家壊しゆく音途切れなき薄暑　　KUMI