天気 曇がち
写真は、2年前の夏、世田谷に住んでいた亡姉の後始末で奔走していた頃に、多摩川を渡る小田急線の登戸駅の手間で撮ったもの。写真の右が新宿方面、川を渡り切った左が登戸駅になる。そこでJRに乗り換えて我が家までは徒歩を入れても40分足らず。
こんな穏やかな多摩川のほんのすぐ近くで惨事は起こった。きっと、被害に遭った子供や保護者は、今朝も電車からこの風景を見ていたかもしれない。ホームの外れからも多摩川は見える。
朝から事件を知って、何も手につかなくなった。そして「なぜ、そんな狂気に走る人間が作られる社会になってしまったの?」という疑問が湧き、場所が近いから、悲しいこと、と言ってしまえない重さが残った。
登戸駅は、自宅や通勤通学で使った駅以外では最も使用回数の多い駅かもしれない。母が亡くなるまで、私が高校3年から30年以上「実家」は世田谷だった。立川に住んでいたから、実家へ行くには登戸駅で小田急線に乗り換えねばならない。父独りになってからは父は郷里に住む兄の家へ移った。独身の姉は近くのマンションに越していた。
先週も、生田ばら園へは登戸駅からタクシーに乗った。小田急沿線の人たちの句会に参加して、これも20年になるから、平均しても月に1回以上は使っているかもしれない。
駅の北側からは「藤子・F・不二雄ミュージアム」行きのバスが出ている。その川崎市営バスにはドラえもんや仲間たちのキャラクターが散りばめられていて、乗ってくる子供たちは歓声をあげる。そのミュージアムの裏の山にばら園があるのだ。生田緑地、と言われて川崎市が子供たちのために力を入れている施設が色々とある。
多分、被害にあった子供たちも、ドラえもんは大好きだったに違いない。ちなみに、JRの駅の発車メロディーは私ですら知っている、ドラえもんの主題曲。
平和なはずの駅で起きた子供たちの悲劇・・心からのご冥福とお見舞いを申し上げます。
紫陽花の悲しき色の咲き始め KUMI
写真は、2年前の夏、世田谷に住んでいた亡姉の後始末で奔走していた頃に、多摩川を渡る小田急線の登戸駅の手間で撮ったもの。写真の右が新宿方面、川を渡り切った左が登戸駅になる。そこでJRに乗り換えて我が家までは徒歩を入れても40分足らず。
こんな穏やかな多摩川のほんのすぐ近くで惨事は起こった。きっと、被害に遭った子供や保護者は、今朝も電車からこの風景を見ていたかもしれない。ホームの外れからも多摩川は見える。
朝から事件を知って、何も手につかなくなった。そして「なぜ、そんな狂気に走る人間が作られる社会になってしまったの?」という疑問が湧き、場所が近いから、悲しいこと、と言ってしまえない重さが残った。
登戸駅は、自宅や通勤通学で使った駅以外では最も使用回数の多い駅かもしれない。母が亡くなるまで、私が高校3年から30年以上「実家」は世田谷だった。立川に住んでいたから、実家へ行くには登戸駅で小田急線に乗り換えねばならない。父独りになってからは父は郷里に住む兄の家へ移った。独身の姉は近くのマンションに越していた。
先週も、生田ばら園へは登戸駅からタクシーに乗った。小田急沿線の人たちの句会に参加して、これも20年になるから、平均しても月に1回以上は使っているかもしれない。
駅の北側からは「藤子・F・不二雄ミュージアム」行きのバスが出ている。その川崎市営バスにはドラえもんや仲間たちのキャラクターが散りばめられていて、乗ってくる子供たちは歓声をあげる。そのミュージアムの裏の山にばら園があるのだ。生田緑地、と言われて川崎市が子供たちのために力を入れている施設が色々とある。
多分、被害にあった子供たちも、ドラえもんは大好きだったに違いない。ちなみに、JRの駅の発車メロディーは私ですら知っている、ドラえもんの主題曲。
平和なはずの駅で起きた子供たちの悲劇・・心からのご冥福とお見舞いを申し上げます。
紫陽花の悲しき色の咲き始め KUMI