KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

みゃあ、もう旅立った?

2022年08月22日 | 俳句
天気 曇がち

スマホからの写真アップは多分、パソコンからは見るに耐えないかも、と思いつつ。パソコンは使えないままほったらかし。写真の花は、ヘクソカズラ。漢字ではとても書けない字だ。かわいい花なのに。そういう匂いがすると言うけれど、私は確認していない。

先日、久しぶりにノラネコを見たら、急に
「みゃあ」を思い出してしまった。

ここへ来る前のマンションで多くの居住者に可愛がられていた自立猫(と私はノラを呼んでいた)。いつもマンションの敷地の入り口のベンチに居て、人が通ると「みゃあ」と小さく鳴く。
夏が過ぎた頃から急に痩せて来て、私がここへ入所の前に、ボランティアに保護され施設入所してしまった。自分の身と比べてしまい悲しかった。多分もう、生きて居ないとは思うけれど。みゃあのように膝へ乗ってくるようなノラは滅多に居ない。

別れはどこにでもある。
看護師さんの一人が今月いっぱいで退職する、と挨拶に来た。この春からは看護師の仕事ではなく、なぜか看護師の服のまま介護士の仕事をしていた、50代後半の女性。
軽い障害者で足が不自由なのに、よく働いていたと思う。でも、看護師にしてはちょっと知識は頼りなかった。それでも人当たりは良かったから、安心は出来た。

施設の暮らしやすさは職員で決まる。
私が、安心して頼れそう、と思う正規職員はすぐに転勤してしまうか転職してしまう。最近、顔の見えない人たち、コロナで休んでいるのだと思うけれど。
クラスター騒ぎの前に、一番信頼していた介護士が転勤してショックだったので、感染騒ぎの終わるのが怖くなる。

特急の軽き警笛涼新た  KUMI

コメント (4)
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